『薔薇の姫』それは美しくも刺々しい、ロゼッタ第一王女ロザリアを皮肉る言葉。
妹ティアが想う男をことごとく奪い続け、臣下たちにも理不尽に冷たくあたる彼女は、城内の者から次期女王になることを拒まれている。
いつも孤独で、一人寂しさに耐える嫌われ者のロザリアだったが、ノースランドのカイル大尉と関わることで、少しずつ前向きに変わりはじめる。
だが、次期女王らしくなりつつあったロザリアも、何やら不穏な空気に包まれはじめ……
自身の身分に翻弄されながらも、その差を越えようと奮闘する、大尉と王女のラブストーリー!
※「第二王女も楽じゃない!」のその後のお話ですが、前作読んでいなくても読めます。
※2020年3月13日完結しました!