ブックマーク一覧 カテゴリ1 全702件
連載 28エピソード
5歳のときに神託を受け、妹の代わりに聖女として神殿で尽くしていたアルテイシアは、17歳のある日、「‶聖女〟と偽った罪」を問われ、レルーン修道院に投獄される。  死を待つアルテイシアを救い出したのは、神殿で世話係をしていたマーガレットだった。  ふたりで母国ミリオシア王国を逃げ出し、隣国の聖モンテーニュ侯国に潜入。娼館ドレスティアで調理員として働き始めた。  だがマーガレットは苦労がたたって死の床につく。その彼女のために薬を買おうと、「一晩だけ」という条件付きで娼婦になったアルテイシア。  アリと名をいつわり、気難しいと有名なレオハルト・スロイレン男爵に買われることに。  その晩。  誤解が誤解を生み、レオハルトはアルテイシアに「責任を取る」と言いだした。  アルテイシアは「責任は取らなくてもいいから、魔境に連れて行ってほしい」と伝える。  というのも。  寝物語に聞いたレオハルトの話では、「魔獣が激減し、水脈が復活」しているらしいのだ。  聖女の本分とは「魔境の拡大をおさえる」ことと、「魔獣退治の聖騎士を言祝ぐ」こと。  それなくして魔境が変化の兆しをみせるはずはないのだが……。  アルテイシアはレオハルトに連れられ、「魔獣退治の騎士団」の調理員となって魔境に行く。  その彼女を敵視しているのが、レオハルトの側近ウルバスだ。  誰も信じないが、彼は一度死に、未来を変えるためにやり直しをしている。 「六年後にぼくと男爵を死に追いやる女が現れる。なんとしてもあの未来を変えねば……」  そうしてウルバスはアルテイシアの過去を探り始めるのだが……。 ※同タイトルでカクヨムにも掲載しています。
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2024年11月14日
連載 118エピソード
 ティドロス王家の三男サリュは、母の護衛として隣国で行われている婚約式に参加していた。  だが、王太子アリオスがいきなり婚約者であるシトエン嬢を激しく叱責。あろうことか、婚約破棄を告げる。 「お前のような容姿の者が、わたしの婚約者など」  この発言に、サリュは見かねて助け舟を出した。  その後、ひょんなことからシトエン嬢を自身の婚約者に迎えることになるサリュだが、 「ところで、彼女はどんな姿かたちをしておられるのか」  婚約式では頭からつま先までヴェールで覆い隠されていたため、まったくわからない。  王太子アリオスは小ばかにしていたし、周囲からも「あんまり期待はするな」と言われていたのだが……。 ※こちらは、カクヨムにも掲載している作品となります。
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2024年09月03日
連載 完結済 25エピソード
「この日、ここにおりますレオンハルト・アルヴィスとエリシア・ヴァンデールは夫婦となり──……」気付けば、そこに立っていた。……えっ、どういうこと!? 気が付いたら結婚式の真っ最中だった。しかし、すぐにズキリと頭が痛み、覚えのない記憶が流れていった。わたしは社交界で毒婦と呼ばれるエリシア・ヴァンデール伯爵令嬢で、現代人でもあった。……ここは女性向け小説の世界? 「この結婚は政略に過ぎない。他の男と子を生さない限り、好きにすればいい」結婚相手の公爵は冷たいが、とにかく義理の息子に殺されたくない! ……って、え!? 「だぁれ?」「……何故、こんなことになっている?」まさかの幼女になってしまった毒婦と呼ばれる令嬢が幸せを掴むお話。2025.06.15.完結。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年06月15日
連載 44エピソード
暗殺者として生きるセレンはふとしたタイミングで前世を思い出す。 ここは自身が読んでいた小説と酷似した世界――そして自分はその小説の中で死亡する、ちょい役であることを思い出す。 これはいかんと一念発起、いっそのこと主人公側について保護してもらおう!と思い立つ。 そして物語がいい感じで進んだところで退職金をもらって夢の田舎暮らしを実現させるのだ! そう意気込んでみたはいいものの、何故だかヒロインの義兄が上司になって以降、やたらとセレンを気にして――? おかしいな、貴方はヒロインに一途なキャラでしょ!? ※カクヨム・アルファポリス・Talesにも掲載
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年06月21日
連載 113エピソード
☆【悪役王妃様は愛される】とタイトルを変え、白泉社様より電子書籍&コミカライズが発売中。 腐った姉がやっていたBLゲームの世界に生まれ変わっていた私。 記憶を思い出したときには遅かった。 我儘で愛想のない嫌われ王妃様。彼女は主人公の為に存在する悪役王妃だった。 って、冗談キツイわ! なんとか実家に帰ろうとするも、予想以上のお花畑首脳陣にシスコンお兄様、前も後ろもアウトな状態なうえ、ヒロインは理解不能な美少年。 唯一まともな癒し担当護衛騎士と侍女sを連れて、無事に母国へと帰れるのだろうか……。 アーチボルト、お兄様、帝国編を終え、オルソン国も終了。一周回ってヴィアンから再スタート。 ※BL要素は薄めです。短編を連載にしました。 ※この話しはゲームという誰かが好きに作った世界の話しです。女性(主人公)に対して辛い表現がでてきますが、BLだからではありません。全てフィクションです。
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2024年12月04日
連載 105エピソード
角川ビーンズ文庫様から10月1日書籍2巻が発売。 今回もwebでは書かれなかったストーリーが沢山増えていますので、お楽しみに! コミカライズ企画も進行中 書籍化に合わせてタイトルを変更しました。 (旧 婚約破棄され捨てられる未来が待っているらしいので、令嬢やめることにしました) 母が亡くなった翌年、父が連れて来た後妻とその娘。 仲良くやれそうだと安堵していたのに、義妹の態度が豹変。 「私はこの世界のヒロインなんだから!」 驚いている間に次々と飛び出す聞き捨てならない言葉の数々……。 義妹曰く、セレスティーアは婚約破棄され、大好きな父には捨てられ、王族に不敬を働き破滅する未来が待っているらしい。 よくできた妄想?だと微笑ましく思っていたら、どうやら義妹の言っていたことは本当のようで……。 恐ろしい未来から逃れる為、セレスティーアは令嬢をやめる決意を! 手始めに軍人である御爺様元へ。 が、そのまま軍学校に入学し、なし崩しに軍人に就職……気づけば大佐に昇進。 挙句の果てには付いた異名は『辺境砦の残虐王』『戦闘狂』などなど。 同僚や部下には王族、貴族がわんさか。 何故かそこに加わろうとする他国の王族様!? 令嬢やめたはずなのに、明らかにやめる前より交友関係が派手になっているのですが? カクヨムにも掲載しています
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年12月22日
連載 46エピソード
一度目は恋愛小説の悪役令嬢。 二度目は孤児。 三度目の正直と転生したリスティアが望んだ人生は、ただ、ただ普通の人生。親に愛され、平凡に生きていく。 誰にも、何者にも脅かされないその辺のモブ。 ーーだったのに。 三度目の転生先は一度目の世界。 国も環境も違うから大丈夫だと安心して高を括っていたら、ある日、お迎えが来た。 どうみても貴族な騎士様は、私の前に膝を突き「王女様」と口にする。 え、私はモブですよ?こんな貧しくて小汚いのが王女なわけないでしょ!? 一度目のときの因縁相手が生活している圏内に連れて行かれるとか、どんな苦行だと。 しかも、人でなしの父親と、迎えに来た騎士様が、放っておいてほしいのに溺愛してくるのですが……。 三度目の人生は、下剋上?いえ、しがない脇役で結構です!? カクヨムにも掲載しています
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年06月20日
連載 113エピソード
マユラは優秀な魔導師を輩出するレイクフィア家に生まれたが、魔導の才能に恵まれなかった。 そのため幼い頃から小間使いのように扱われ、十六になるとアルティナ公爵家に爵位と金を引き換えに嫁ぐことになった。 だが夫であるオルソンは、初夜の晩に現れない。 マユラはオルソンが義理の妹リンカと愛し合っているところを目撃する。 全てを諦めたマユラは、領地の立て直しにひたすら尽力し続けていた。 それから四年。リンカとの間に子ができたという理由で、マユラは離縁を言い渡される。 マユラは喜び勇んで家を出た。今日からはもう誰かのために働かなくていい。 自由だ。 魔法は苦手だが、物作りは好きだ。商才も少しはある。 マユラは王都の片隅で、錬金術店を営むことにした。 これは、マユラが偉大な錬金術師になるまでの、初めの一歩の話──。 他サイト様でも掲載しています
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年04月30日
連載 完結済 40エピソード
デュシュエ伯爵家の長女フェリシエンヌは、十八歳の冬至の日に、不治の病によりマリウスの腕の中で命を落とした。 (────ごめんなさい。ああ、やり直せたらいいのに。もしもやり直すことができたなら……) 死にゆく彼女の最後の心残りは、マリウスの求婚を断り続けてしまったこと。 ところが死んだはずの彼女は、不思議なことに再び目を覚ました。それは亡くなったはずの日から、ちょうど300日前の朝だった。 彼女は決意する────今度こそ悔いなく生きようと。彼女が死ぬ運命は、きっと変わらない。それでも、死を迎えるまでに幸せな思い出をマリウスに遺すことはできるはずだ。できるだけたくさん、幸せな思い出を遺してあげよう。そのために彼女は全力を尽くそう。そうすればきっと、彼女がこの世を去るときには、悔いよりも思い出のほうを多く遺してあげられる。 そのために彼女は「前回」とは違う選択をしていく。そしてその選択により、少しずつ何かが変わっていき────。 全四十話。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年05月26日
連載 完結済 16エピソード
『へちまの可能性は無限』 そう信じる植物オタクのセシリア・ヘイズ公爵令嬢は、王太子の婚約者だったが他に好きな人ができたと告げられ婚約は解消された。セシリアはその後に出会った伯爵令息ドナルドに熱烈に求婚され結婚することに。ドナルドとは別居生活だが、それほど苦にはしていない。 彼女には愛してくれる両親と子供の頃から大切にしてくれる侍女マリアと従者オスカーがいる。内気で引っ込み思案のセシリアは毎日植物を愛でながら平和に暮らせればそれで良かったのだ。 ところが身の回りで不穏な出来事が起こり始め……。でも、大丈夫。セシリアには沢山の味方がいて愛されている。 最後はスッキリざまぁ、ハッピーエンドです。 *R15は保険です ©北里のえ, Noe Kitasato, 2025. All Rights Reserved. Reproduction and translation are prohibited. 
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年05月09日
連載 71エピソード
下手に整った顔立ちのせいで幼い頃から男女問わず散々な目に遭わされて来たシリウスは、人間嫌いを拗らせながらも王太子の補佐として多忙な日々を送っていたが、兄が亡くなったことによってその状況が一変する。兄の子である甥が爵位を継げるまでの五年間限定で、当主のお鉢が回って来てしまったのだ。繋ぎと言っても爵位を継ぐのに妻がいないのは問題だと、王太子命令で妻を迎えることになってしまった。 そうして初夜、妻として迎えたサフィニアに、後継である甥の立場が揺るがないよう、自分たちの間には子供はいらないと宣言した彼に対して彼女が望んだのは、養子を迎えることだった。 女の子をひとりだけという条件で許可して、しばらく――。 過労死寸前の忙しさに家庭を顧みることができずにいたシリウスは偶然、使用人たちの不穏な噂話を耳にしてしまう。 どうやら妻と養子の容姿は似ているらしい……。 隠し子なのではと囁かれるくらいによく似た妻と娘に翻弄されながらも家族になっていく物語。 *本編は完結しておりますが、番外編を少し不定期で更新予定です* *リブラノベル様より電子書籍化 1〜3巻配信中です*
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年06月05日
連載 完結済 13エピソード
わたしの名前はココ。 ふわふわの銀色の毛並みにブルーの瞳、しなやかな体躯、ピンクの肉球、そしてすんなりとまっすぐなしっぽを持つ、なかなかの美猫だ。 姿見に映るわたしはまるで高貴なお猫様。 そんなわたしには秘密がある。 前世の記憶があるということ。 異世界に猫として転生した主人公が気ままに猫生を満喫していたら、乙女ゲームの世界だと言われて「え?」となるお話です。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15
最終更新日:2025年04月26日
連載 20エピソード
十七歳の伯爵令嬢アイシアと、公爵令息で王女の護衛官でもある十九歳のランダルが婚約したのは三年前。月に一度のお茶会は婚約時に交わされた約束事だが、ランダルはエイドリアナ王女の護衛という仕事が忙しいらしく、ドタキャンや遅刻や途中退席は数知れず。先代国王の娘であるエイドリアナ王女は、現国王夫妻から虐げられているらしい。 二人が久しぶりにまともに顔を合わせたお茶会で、ランダルの口から出た言葉は「誰よりも大切なエイドリアナ王女の、十七歳のデビュタントのために君の宝石を貸してほしい」で──。 アイシアはじっとランダル様を見つめる。 「忘れていらっしゃるようなので申し上げますけれど」 「何だ?」 「私も、エイドリアナ王女殿下と同じ十七歳なんです」 「は?」 「ですから、私もデビュタントなんです。フォレット伯爵家のジュエリーセットをお貸しすることは構わないにしても、大舞踏会でランダル様がエスコートしてくださらないと私、ひとりぼっちなんですけど」 婚約者にデビュタントのエスコートをしてもらえないという辛すぎる現実。 傷ついたアイシアは『ランダルと婚約した理由』を思い出した。三年前に両親と弟がいっぺんに亡くなり唯一の相続人となった自分が、国中の『ろくでなし』からロックオンされたことを。領民のことを思えばランダルが一番マシだったことを。 「婚約者として正しく扱ってほしいなんて、欲張りになっていた自分が恥ずかしい!」 初心に返ったアイシアは、立派にひとりぼっちのデビュタントを乗り切ろうと心に誓う。それどころか、エイドリアナ王女のデビュタントを成功させるため、全力でランダルを支援し始めて──。 (あれ? ランダル様が罪悪感に駆られているように見えるのは、私の気のせいよね?) ★アルファポリス様にも投稿しています★
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年01月07日
連載 75エピソード
「私は本当に魔女なのか」 答えが出ない疑問を抱えて、ニナは田舎から都会へと出た。 魔女の師匠に「成長するために、今後は都会に住んで人と触れ合いなさい」と言われ、師匠が顧客に貰ったという小さなお城で暮らし始めた。 しかしニナの前に、その城の正当な相続人であるレクスが現れる。 二人は契約を交わして古城暮らしを始めるが、そこに五歳の男の子フレッドも加わることに。 ニナ、レクス、フレッドにはそれぞれ目標と悩みがあり、古城での生活は一見穏やかだが、ときおり小さな波風が立つ。  不器用真面目なニナとクールなようでいて優しいレクスは、ゆっくりと距離を縮めていく。 舞台は近代化の波が押し寄せているエルノーブル国の首都パロムシティ。 没落していく貴族、台頭するニューマネーと呼ばれる平民、絶滅寸前の魔法使い。 様々な立場の人間が入り乱れる大都会を背景に、古城で暮らす三人の一見穏やかな日々のお話です。 ©守雨 Syuu All Rights Reserved. Reproduction and translation are prohibited.
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年06月21日
連載 完結済 143エピソード
魔王を倒した勇者ライナスは、わたしの幼馴染みだ。 共に将来を誓い合った仲でもある。 確かにそのはずだった、のだけれど────。 二年近くに及ぶ魔王討伐から凱旋してきたライナスは、私の知っている彼とはまったくの別人になってしまっていた。 魔王討伐に聖女として参加していらした王女さまと旅の間に仲を深め、この度めでたく結婚することになったのだと言う。 本人の口から聞いたので、間違いない。 こんなことになるのじゃないかと思って、前から少しずつ準備しておいてよかった。 急がなくちゃ。旅支度を。 ────これは、最後の勇者ライナスと私の物語。 【※ご注意※】 もともとはオチがすべての一発ネタ短編でしたが、なんだかんだと長編化しました。 短編をご所望のかたは、プロローグのみお読みください。一応、プロローグだけでも完結しています。というか、それぞれ章ごとに完結しています。お好きなところまでお読みください。 ※序盤のヒーローはかなり情けないやつですが、それなりに成長するので見捨てないでやってください。 ※アルファポリスにも重複投稿しています。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年04月18日
連載 完結済 64エピソード
 沙伊国、貧乏名家の沈家ご令嬢ーー明玉に王宮『碧月城』より詔紙『 召 妃 』封書が届いた。  明玉と兄の端梁は目を輝かせる。 「お腹一杯食べられるのね!」 「そりゃあ、後宮の妃ならな!」 「すきま風もない屋敷よね!」 「そりゃあ、後宮の妃ならな! 屋敷でなく、宮だ」 「夢に見た湯殿にも入れるのかしら?」 「そりゃあ、後宮の妃ならな! 毎日浸かれるはずだ」 「豪華な衣装に身を包めるの?」 「そりゃあ、後宮の妃ならな! 継ぎ接ぎしなくていいはずだ」  明玉と端梁は浮かれている。  だが、明玉は忘れていた。封書の中を確認することを。『 召 妃 』の中身を。 『沈家、明玉。身代わり宮への入宮を命じる』  后や正妃の身代わりをする代妃として召されたのだ。なんの身代わりかーー懲罰の、である。  沈家裏山育ち、破天荒なすっとこどっこい明玉代妃の破茶滅茶後宮生活、ご覧あれ。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年11月25日
連載 115エピソード
精霊士養成学園への入園条件は三つ。  1.学業が優秀な平民であること  2.精霊教神官の推薦を得られること  3.中級以上の精霊の友人であること ※なお、特待生に関してはこの限りではない 全寮制のこの学園には、部屋姉妹(スミウ)という強制的な一蓮托生制度があった。 四人部屋の中の一人でも、素行不良や成績不振で進級が認められない場合、部屋の全員が退園になるというものである。 十歳の少女キロヒはそんな情報を知るはずもなく、右往左往しながらも、どうにか学園にたどり着き、のこのこと「屋根裏部屋」の扉を開けてしまった。 そこには、既に三人の少女がいて── この物語は、波風の立たない穏やかな人生を送りたいと思っていた少女キロヒと、個性的な部屋姉妹(スミウ)たちの成長の物語である。 ※読んでくださる方へ  基本、寮と学園生活。たまに戦闘があるかも、な物語です。  人を理不尽に罵倒する言葉が出ます。  あなたの苦手な生き物の姿に似た精霊が出る場合があります。 アルファポリスに先行投稿しております。
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ハイファンタジー[ファンタジー] 残酷な描写あり
最終更新日:2025年06月22日
連載 完結済 41エピソード
『のんびり薬師のエルフ姫×愛が重いハイスペック冷静騎士』 優秀な薬師でもあるエルフの姫リディアは、信じていた妹と婚約者に裏切られ、巨木の中に幽閉されてしまった。 そんな彼女がある日、近くで倒れていた少年を助ける。 これをきっかけに、少年は彼女の元へ通うようになり、二人は楽しい時間を過ごす。 しかし、しばらくして彼は遠くへ帰ることに。 「強くなって、必ずリディアを助けに来るよ」 そう誓って去っていく少年。しかし、リディアは思った。 「気持ちは嬉しいけど、彼はまだ幼いから、きっと私のことなんて忘れてしまうわ」 ――ところが、10年後。 すっかり立派な青年になった彼は、約束通りリディアを助けに現れた。 そして、10年間ひたすら彼女を想い強くなり続けた彼の愛は、信じられないほど重くなっていた! ☆この話は、優秀な薬師だけどおっとりしていて世間知らずなリディアと、リディア以外どうでもいい愛が重すぎる冷静騎士が、のんびり甘々な日々を過ごしたり、ざまぁしたりする物語である。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年03月11日
連載 31エピソード
「外れギフトだと! この恥さらしめ!」 子爵家の長男シリルは、成人の儀で、国の指定する禁忌ギフトーー通称外れギフト『読心』を授かってしまった。 父母と弟、婚約者にあっさり捨てられた彼は、外れギフトを封じるために作られた魔道具『隷属の首輪』を付けられて王都へと行くことになる。 「俺の人生終わった……」 しかし、王都で彼は1人の美しい女性に出会う。 最強無敗の剣姫と呼ばれているビクトリアで、彼女は呪いをかけられて意思表示ができなくなっていた。 「彼女の周辺にいる裏切者を探して欲しい。あと、彼女のお世話もよろしく」 そんな訳で、シリルはビクトリアの専属文官になり、なぜか一緒に住むことになったのだが、どういう訳か妙に嫌われているようで……。 ――この話は、外れギフト『読心』を授けられてどん底まで落ちた眼鏡の青年が、剣姫ビクトリアと出会い、己の知力とギフトの力を使って陰謀に立ち向かったり、ざまあしたりしながら成り上がっていく話である。 ・話の流れとしては、お世話係的役割⇒参謀に格上げされます ・ヒロインはすぐにデレるタイプではありません ※第1部完結まで一気に投稿します。  (文字数的に本1冊分ぐらいごとに投稿・管理する予定です) ※一旦感想欄を閉じますが、完結後に開きます。 ※完結後、人物紹介・設定を投稿する可能性があります
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ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2025年01月27日
連載 45エピソード
【コミックシーモアにてコミカライズ先行配信中/TL版の小説1巻、コミックス1巻も発売中です】 「今日も朝まで付き合ってくださいね、俺の奥さん」  悪妻に転生したはずなのに、どうして愛おしげな目で見つめてくるの──!?  最低最悪なことに、小説の悪妻キャラ・イルゼに転生してしまった。  なんと元のイルゼは主人公であり夫のギルバートが大大大好きで、いつでもどこでも迫るとんでもない痴女だった。 「用がないのなら、俺に話しかけないでください」  もちろんギルバートはイルゼを毛嫌いしており、取り付く島もない。  絶望しつつも娼館落ちの未来を回避するべく、いずれ現れるヒロインとの邪魔をせず、ギルバートとの円満離婚を目指すイルゼ。  悲惨な結末さえ回避すれば、異世界ライフを楽しめるかも! なんて考えていた矢先、ギルバートが寝室に現れて──!? 「その泣き顔は悪くない」 「せいぜいそのまま嫌がるフリをしていてください」  踏んだり蹴ったり抱かれたりで散々なイルゼはクールなドS公爵と無事に離婚できるのか!? なラブコメディです。
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年04月30日