ブックマーク一覧 カテゴリ1 全3件
連載 28エピソード
異世界に迷い込んだ僕には、都合の良いチートなんて与えられませんでした。力もなければ、金もない。あっさり奴隷に落ちた僕が全てに絶望しかけた時、手を差し伸べてくれたのは美しき最強の冒険者でした。ここから始まる、僕と御主人様の麗しきハーレムストーリーを――「いや、ちょっと待て」。御主人様は震えながら云ったものです。「わ、私は『女の子』を買ったはずだが……」「あれ、すみません。僕は『男の娘』ですが、何か?」。
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2014年01月18日
連載 完結済 42エピソード
稀代の推理小説家、獅子谷敬蔵が建てた〈白生塔〉は窓がひとつもない山上の巨塔である。そこに招かれたのは五人の名探偵とその同伴者達。推理小説オタクにして高名な探偵の桜野美海子と、彼女の活躍を小説にして生計を立てている塚場壮太はその一組であった。 最初の晩、塔の主である獅子谷敬蔵は密室から不可解な消失を遂げ、翌日の朝、使用人のひとりが奇妙な転落死体となって発見される。名探偵達はそれぞれ好き勝手に推理を展開するが、犠牲者は次々と増えていき、さらに唯一の出入り口には外から閂を掛けられ、閉じ込められてしまう。 数々の死線をかいくぐってきた名探偵までもが被害者として惨殺されてしまう異常事態。密室殺人、首切り殺人、クローズドサークル、ダイイングメッセージ、といかにも推理小説らしい趣向が凝らされた事件の様相とは裏腹に、その本質に何やら推理小説の定型を覆す大きな企みがあると皆は感じ始め……。果てに桜野美海子が導き出した事件の真相とは? (エブリスタにも掲載中)
作品情報
推理[文芸]
最終更新日:2015年08月08日
連載 221エピソード
2017年7月7日。第五回ネット小説大賞にてメディア賞を受賞いたしました。 2018年3月6日(火)宝島社文庫より『名前のない怪物 蜘蛛と少女と猟奇殺人』のタイトルで発売中! また、コミカライズも決定いたしました! 何卒宜しくお願いいたします! ※ 僕はその怪物に恐怖し、魅了され、そして捕らえられた――。 深夜。部屋に響く物音で目を覚ました僕は恐ろしい〝脚〟に遭遇する。以来、姿を見せずに部屋で存在だけを主張するそいつは、まるで包囲網でも敷くかのように日常を侵食し、遂に僕の目の前に姿を現した。その正体は、あまりにも美しい、『名前のない怪物』だった。必死な抵抗も虚しく、怪物の手に堕ちていく僕。逃げることも逆らうことも叶わず、訝しむ恋人や友人から隠れ潜むかのように、僕と怪物の奇妙な生活が幕を開けた。静かに、人としての感覚が死んでいく僕。崩れていく日常。その先に待つものを知った時、僕は大きな選択を迫られる。 恐怖と謎とエロスが融合した、サスペンスホラー。 絡み付く糸から、「僕」は逃げられるか? ※本編完結! 続章連載中です。
作品情報
ホラー[文芸] R15残酷な描写あり
最終更新日:2022年12月24日