性同一性障害を抱えていた「勇」と「優」はある日、曲がり角でぶつかるという漫画じみた事象によって肉体の入れ替わりを果たしてしまう。
元に戻ろうとするどころか、念願の精神と肉体の合致を果たした二人。
そんな彼らは今までずっと、自分の障害を明かせないために、その肉体の性に準じてきた。そんな日々のささやかな楽しみというか、屈辱の発散方法として「せめて自分の体を理想の異性として作りあげよう」と目論んでいた彼ら。
そんな状態で入れ替わったのだから、目の前には理想とする異性が佇んでいる事になり……。
※本作品と同じく性同一性障害を扱った「魔法少女は少女を目指した~恋した魔法少女の正体がもしも女の子みたいな美少年だったら?~」も投稿してます。
よろしければそちらも読んでみて下さい!