透と聡のふたりはいつものようにタイムマシンを使って、過去の世界から現在へ、恐竜を移送する仕事を行っていた。ところが、タイムトラベル中に、タイムマシンが突然故障してしまう。
タイムマシンの動力源が作動しなくなったタイムマシンは、タイムトラベルが不能になり、ふたりはタイムマシン共、過去の地球に遭難してしまうことになる。
たどり着いたその世界は、まだ恐竜たちが生きて闊歩している世界だった。そして不思議なことに、その文明のないはずの過去の地球には、どう考えても知性を持った生物が作ったとしか思えない、都市のようなものがあった。