十年間、王宮に軟禁され、ルーン魔術師として仕事をしていたヴァン・ホーリエン。
彼の知らないうちに、国王が変わっていたらしく、新しい女王と自分の代わりだというイケメンの男に、時代遅れのルーンを刻むことしかできない無能といわれ追放を告げられる。
女王たちは知らなかったのだ。
ヴァン・ホーリエンが、失われた技術『古代ルーン魔術』の使い手であることを。
追放されたヴァンは、自分のルーン魔術が時代遅れということを気にしつつも、その最強の力を使って隣国の王女を救い、彼女を隣国に送り届けるまで、彼女の師匠となることになった。
※旧題『強すぎて十年間軟禁されていた王宮ルーン魔術師。女王に無能といわれ追放されたのでこれからは自由に生きていきます。~帰ってこい? 軟禁される国なんてもう嫌ですよ。今は隣国の王宮で自由に暮らしています~』
【書籍化のお知らせ】皆様の応援のおかげもあり、10月5日にBKブックス様から、刊行させていただくことになりました。ぜひよろしくお願いいたします。