ふとした拍子に蘇った前世の記憶。それによると、どうやらここは乙女ゲームの世界らしい。姉に聞かされていたその内容はあまりにも非常識な展開のもので、そんなことされたら国が亡んでしまう！ というわけで、みんなにはちゃんと常識的行動をとれるようになってもらおう。と、そう考え奮闘した結果、どうにかメイン攻略対象の王太子以外はなんとかなった。そして結果は……。 ざまぁというものに関しては知らなかった主人公（男）が、意図せずそういう流れに導いた末の結末は、果たして外堀を埋めてしまったのか埋められてしまったのか。というはなし。

双子の兄である第一王子が婚約者に婚約破棄を言い渡した。 この日を俺はずっと待ち続けていた。

　恋人同士である、敬語な年下の元後輩ヤンデレ(十八歳)と頭は良いがハイテンションぽんこつアホの子な元先輩(十九歳)の、捕まるか捕まえるかの攻防戦未満の話。 　または構って欲しい少女が、『逃げてヤンデレな恋人に捕まり、監禁されたら彼を独り占めできる！』と考えて、実行した話。

ハゲデブ夫から恋の逃避行の末、愛する男と結ばれ幸せに暮らすカミラ。だが最近今のレベルの低い暮らしに不満を持ち始める。そこでカミラが思い至ったこととは————悪の華シリーズ第4弾。元嫁が乗り込んできます。

婚約破棄され、冤罪により断頭台へ乗せられた侯爵令嬢シルヴィアーナ。死を目前に、彼女は願う。「あの日にかえりたい」と。 ◼️別名でアルファポリスへ掲載。 ◼️逆行転生の悪役令嬢もの。ざまぁ亜種。厳密にはざまぁじゃないです。覚悟完了済みシルヴィアーナ様のハイスピード解決法は、ひとによっては胸糞なので、モヤモヤが苦手な方はご注意ください。 ◼️正誤が曖昧な物語です。読後感は概ね、ざまぁハッピーすっきり派と、何が正しいのか微妙でモヤモヤする派、やっぱりメリバは最高だぜ派に分かれております。ちなみに作者はモヤ好きの末期モヤリストなので、解答は無く読者様の判断に丸投げです。「どうすれば良かったんだろう？(モヤモヤ)」の自給自足用に書いたブラックな一発ネタ短編なので続きません。 ◼️新感覚ざまぁハッピーすかっと系メリバ令嬢(貴族脳)が、失恋して家族愛に気付き、処刑&逆行&スピーディーに問題解決、スッキリしたりモヤったりする結末をむかえる、前半は失恋、後半は家族愛強めのダークな破局小話ですぞ(総合評価)。 ◼️恋愛要素は薄めです。舞台背景や一周目の続き、貴族の抗争等は詳細に設定してませんので、ご想像にお任せします。地雷のある方、犯罪描写が苦手な方、モヤり耐性のない方は、お読みにならないようご注意ください。説明だけ読むとギャグっぽいですが、胸糞よりのシリアスです。 ◼️R15追加しました。ざっくり描写なら平気かと思っていましたが、ガイドライン読んでましたら、冒頭シーンがR15のようです。確認不足で大変申し訳ありせんでした。 ◼️誤字報告ありがとうございました！

フィーはお姫様である。己の影響力を知る、ちゃんとしたお姫様だ。だからこそフィーは平穏で楽しく学園生活を送るために、身分を隠すことにした。 2020.8.3　双葉社様より書籍化されることになりました。詳しくは活動報告にて。それに伴い長編バージョンを連載させていただきます。

思いを寄せるアレンから突然婚約破棄されたメアリであるが、特に焦ることはなかった。なぜなら、アレンとメアリは結婚して45年経った老夫婦であるからだ。英雄と言われたアレンと結婚する前は、メアリは英雄をたぶらかす悪女と言われたものだが、悪い噂をものともせず二人は結婚するに至った。認知症により、アレンの記憶が混濁する中、メアリは深い愛情を持ってアレンを介護しつづける。そんなハッピーな日々をつづった物語。

魔法使いの夫と、薬草畑より早く野菜畑を作った妻の話。

自分の身分や容姿に目もくれなかった女性に、近寄れなくなってしまった。 原因はある呪術師らしい。 相手の都合や気持ちを考えない、身分が高く容姿端麗な男が呪術師の家に怒鳴りこむ話…といっても、喋るのは呪術師だけです。

王太子エヴァンの婚約者である公爵令嬢アレクシアは、完全無欠な令嬢である。 そのように余人から見られていた。 しかし彼女、いや、彼は実は男の娘だった。 それを秘密にしたままの婚約。バレたら、途方もないことになる。 もしもこのままエヴァンと結婚してしまったら、男の娘なのが間違いなくバレてしまう。 なので、アレクシアは何とか婚約破棄しようと目論むのだが……。

わたくしは王太子殿下の2番目の婚約者でございます。 その経緯と、王太子殿下の現状について、少しお話させていただきます。 突然、初恋でもある最初の婚約者を失った王太子殿下の、2番目の婚約者という押し付けられたお役目を淡々とこなす侯爵令嬢の独白。

一人で遊園地にきた小学六年生の彼。ふっと手から離れた一つの風船がきっかけで、全く見知らぬ者同士が集まって、彼の思いをよそに大人たちの協力が始まっていく。

今日も私は、ご主人様のために一杯のお茶を淹れる。

大国の第一皇女であるマリアージェが八つの時に嫁いだのは、十四歳年上のおっさん夫イエル。ぶっちゃけ顔は不細工で、要領が悪く、女性には全くもてなかったが、そう言ったところを全部含めて、イエルはマリアージェのドストライクだった。 「夫イエルの独り言」の対となる作品で、『アンシェーゼ皇家物語３　型破り皇女の結婚事情』として書籍化されました。 シリーズの登場人物が多くなったので、「登場人物　他」をシリーズに追加しました。

乙女ゲームの攻略キャラに転生した主人公が、淡々と物語を進めていくお話。ヒロインが出てくる前まで。 2019/10/24 「恋愛」モノじゃないご指摘いただきましてジャンル変更しました。

魔王の友達である魔族の俺が、聖剣に選ばれて勇者と友達になる話。 ※俺の勇者と若干繋がっています。

森に住むケダマが「オレ」に恋をして、終わって始まる話。

『いつも貴女を見てました。 　放課後、裏庭までお越しください。待ってます』 サンドラ・プレスコットの下駄箱に入れられていた、一通のメッセージカード。普段ならば、伯爵令嬢である彼女は間違いなく相手にしない代物、そのはずだったのだが、サンドラは裏庭へと訪れていた。 そこで聞かされたのは愛の告白……ではなく、なんと自分の恋の手伝いをしたいのだと言う。 そうして始まった、レイと名乗った男子生徒と共に、想い人であるエドウィンへのアプローチ。果たして恋の結末やいかに。 少し不思議で、ちょっぴり切ないラブストーリー。

私の名はマルカ・レイナード。 半年前からレイナード伯爵家の長女である。 本当の娘でもない私を引き取ったのは何のため？母様を馬鹿にするなんて伯爵許すまじ。 後悔させてやりましょう。そのためなら恋人のフリだってします。 ☆第8回アイリスNEOファンタジー大賞にて銀賞を受賞しました。

ある小学校のとあるクラスで「短い童話を一つ作りましょう」という宿題が出されました。 子供たちの作ったお話はどれもユニークで発想に富んでいましたが、一作品だけ別のベクトルにぶっちぎっている作品がありました。