ある日、陸上自衛隊のある駐屯地が突如姿を消した。
数ヵ月後、駐屯地は、以前と変わらぬ姿で、全く同じ場所に再び姿を現した。
異世界へと通じる恒久的な『門』と共に。
それを皮切りに、世界中に出現する異世界への門。
ある国は門の向こうへ権益を求め、またある国は門の向こうへ自らが信仰する正義を布教する。
慎重に門の向こうとの交流に注力する日本。
そんな最中、硫黄島近海の領海内に第二の門が出現する。
某スレからの移住です。
元々スレに投下していたものなので、一話一話が短めです。
構成や誤字脱字を修正しながらの投稿となるので、スレに投下した順番と異なります。
異世界の蛮族相手に、自衛隊が近代兵器でヒャッハーするような描写はほぼありません。