ブックマーク一覧 積読 全166件
連載 完結済 36エピソード
「是非とも聖女を我が妃に」  そう言って、教会の扉をたたいたのは第二王子ヴァリス。  彼は、幼いころに自分を助けてくれた聖女を妻に迎えたいと言って、花束を差し出した。  その知らせに花束を受け取った聖女カミラだけでなく、教会の人々も喜びの声を上げた。  ただ一人、教会の奥深くで隠すように育てられた聖女アリシアだけを除いて。  そうしてもう用済みだと捨てられたアリシアを拾ったのは、クロヴィス公爵――第一王子の後見を担っている男性だった。
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2024年04月15日
連載 完結済 38エピソード
★角川ビーンズ文庫様にて書籍化★ 俄かシスターとして懺悔室でバイトをすることになったリーニャ。 懺悔を聞くだけの簡単な仕事だと気楽に構えていたが、バイト初日の最初の相手がまさかの皇帝陛下、そして懺悔の内容が重かった。 必死こいてマニュアル対応を試みた結果、「血染めの皇帝」に懐かれた(懐かれてしまった)リーニャに、平和な日々は戻るのか。 迅速に退路を断って来る皇帝陛下と、その求愛を躱したり躱せなかったりする庶民ヒロインのお話です。 ※旧題「【連載版】懺悔室バイト初日に皇帝陛下が懺悔にきました」
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年08月01日
連載 完結済 116エピソード
青年リュザールは、都からの買い出しの帰りに、偶然羊飼いの民族衣装をまとった中年男性と少女に出会う。 困っているようだったので、助けの手を差し伸べようとしたところ、侵略者の一族と勘違いされてしまった。 命乞いと共に羊飼いの少女を押し付けられてしまう。 仕方なく少女を遊牧地に連れ帰ると、彼の家族は嫁を連れてきたと大喜び。 その後、いろいろあってリュザールは羊飼いの少女と結婚することになったが……。 遊牧民の暮らしは大忙し。 朝からチーズ、バター、ヨーグルトなどの乳製品を作り、昼は洗濯などを行い、家事がひと段落したら羊毛で絨毯を織る。 ワケあり花嫁はせっせと働く。 そんな中で、二人の結婚に納得しない者も現れてーー。 羊飼いの少女アユと、『調停者』の一族の青年リュザールの、遊牧民×ファンタジーな新婚物語。 ※本編完結済 ※PASH!ブックス様より書籍化決定しました。
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2019年02月20日
連載 完結済 53エピソード
聖女アプリリスは現在逃亡者である。逃亡者である彼女を守るのは、聖女を守る任についていた聖騎士クライン・ジアーナ。金髪碧眼の彼は自分までも手配犯の身に落されながらも、聖女アプリリスを身を挺して守ってくれる。どうしてアプリリスが色っぽい乙女じゃないんだろう、そう愚痴りながらでもあるが。
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異世界[恋愛] 残酷な描写あり
最終更新日:2023年06月04日
連載 完結済 20エピソード
【短いあらすじ】 聖女と聖騎士は互いを愛することはないと誓う。そんなん前フリなのだった。 【長いあらすじ】 大陸に蔓延る影の獣たちを封じ込めるため、百年に一度〈光継式〉と呼ばれる儀式が行われる。 最南の辺境伯の跡継ぎシグリオは、今代聖女アルセアによって聖騎士に選ばれ、ふたりでその儀式に臨むことになる。 千年を受け継がれてきた儀式はすでに手法も確立されている。西、東、南と聖堂を巡り祈りを捧げ、一年をかけて最後に中央の大聖堂へと戻ってくる。 ただそれだけの、安全な旅のはずだったのに。 □戦闘描写、恋愛描写を含みます。 □完結済み。 □「小説家になろう」「カクヨム」「ハーメルン」にマルチ投稿しています。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2023年06月12日
連載 完結済 36エピソード
 王太子殿下の近衛騎士隊長を務める完全無欠の兄を持つアリッサは、毎日じゃがいもの皮をむくことに精を出す厨房の下働き。貧乏男爵家ゆえに金もコネもなく結婚相手も見つからない。自立のため兄と同じ城での職を手にしたものの、忙しい兄とはなかなか会うこともできず、騎士たちに兄との見た目の違いに落胆される始末。  そんな折に出会った兄の同僚を名乗る騎士セオルド。華やかな王子様顔に紳士的で優しい彼に一瞬で心を開いたアリッサは、その日のうちに食事に誘われ舞い上がる。  すっかりと忘れていたのだ。  兄の同期に、兄のことを目の敵にするライバルがいたことを――。  アリッサ視点→じゃがいもの皮をむきつつ、ロマンス小説という名の参考書に惑わされながらも、兄を目の敵にするセオルドに絆されていくお話。 セオルド視点→アリッサ視点の説明回。アリッサの見ていない裏側で奮闘する、自己評価の低い近衛騎士のお話。 *エンジェライト文庫様より電子書籍配信中* 上巻 4月3日 配信中 下巻 4月10日 配信予定
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2023年06月23日
連載 完結済 29エピソード
メリアンは深窓の令嬢と囁かれる麗しい侯爵令嬢だが、忌まわしい過去がいつもその後ろを付き纏っていた。7歳以前の記憶がなく、「悪魔に魅入られた少女」と神殿から監視されて聖騎士の婚約者までつけられた。本来なら気が強く口も達者なのだが、すっかりその形を潜めている。 そんなメリアンが変わったのは、国の存亡を賭ける事件が起こったあの日。 女神に授けられたスキル「不死」で正しい道を選ばなければならないのだが……。 不死って『死なない』じゃなくて、『死ねない』んだと気がついた。 ※全28話+おまけの小話で完結です。
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2023年07月05日
連載 完結済 27エピソード
【7月16日、番外編「休暇の終わり」追加】 魔獣の討伐に向かった魔術師のメリノは、獣のような殺気を放つ手負いの男を見つける。メリノはその男を連れ帰り、手当てをして魔力を少し分けてやった。すると男はメリノの魔力が甘露だったと感動し、牙を捧げたいと言い出した。マダラと名乗ったその男は獣騎士だったのだ。牙を捧げるとは、獣騎士にとって生涯に一度の特別な行為であるはずで、おいそれと受け取れるものではない。 魔力を気に入られた魔術師と、魔術師をロックオンした獣騎士の話。 終始、獣騎士が押しています。濃いめ。 本編3話、番外編21話。Twitter(@torikaitai_yo)で小ネタ。 (本を作りました。BOOTHで販売中。 https://torikaitai.booth.pm/) (他サイトにも一部掲載。)
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2023年07月16日
連載 完結済 36エピソード
私は前世、恋人であった“彼”に全てを押し付けて呆気なく命を手放した……。 クレア・オルコットには、前世王女として生きた記憶がある。そしてその前世で突然死を迎えたことにより、後の世が混乱を極めたことを今世で知った。 「私が、幸せになって良いはずなどない」 今世では、地味に目立たずひっそりと生きていく。 そう決めて生きていたクレアだったが、ある日王太子の婚約者を決めるため登城せよという御触れが国中に出される。 気乗りしないまま向かった城で、婚約者を選抜する試験に合格してしまったクレアの目の前に現れたのはなんと、前世の恋人であり護衛騎士のハロルドだった。 ハロルドもまた、見た目をそのままに今世で王太子として生きているのだ。 幸い前世の記憶が彼にはないことを悟ったクレアは、関わり合いにならないようにしようと、その場で断りを入れたのだが…。 「僕には君が必要だ。君しか考えられない。どうか、僕の婚約者になって欲しい」 記憶がないはずの王太子の執着が止まらない!? 「私は貴方に相応しくないのに……」 これは、前世王女と騎士で恋人同士だった二人が、今世伯爵令嬢と王太子となって巡り合う、身分逆転やり直し物語。 2023.8.11.完結いたしました。 *タイトルを変更させていただきました。 旧タイトル→ 「この出会いは運命だ」と求婚してきた王子様が前世の恋人だった件。※ただし殿下は、綺麗さっぱりお忘れのようです。
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2023年08月11日
連載 完結済 53エピソード
★コミカライズ①巻 8月30日発売決定しました! ★Kラノベブックスf様より書籍発売中です。 ★Palcy様、pixivコミック様にてコミカライズ連載中です。 ※本編完結済み。番外編のみの更新となります。 毒親に育てられた子爵家令嬢、フレイヤ・ヴィリアーズは、妹と浮気して婚約破棄した元婚約者に復縁を迫られ追い詰められていた。 復縁を後押しする親や元婚約者から逃げるため、彼女は彼らが苦手とし、貴族たちの間で『吸血鬼』と恐れられる伯爵に助力を求めることにした。 かくしてフレイヤは、イタズラ好きで楽しいことに全力な伯爵とタッグを組み、元婚約者や家族と縁を切るため社交界デビューを果たすこととなる。 自己肯定感低めなヒロインが、陽気な伯爵家の人々に翻弄されつつ人生を楽しめるようになるまでのお話です。 ※ホラー要素はありません。 ※R15設定は序盤に浮気現場目撃シーンがあるためです。
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2023年09月03日
連載 完結済 85エピソード
アニエス・レーヴェルジュは美しく、気位の高い伯爵令嬢である。 社交界の麗しの薔薇と呼ばれた彼女は、高嶺の花であった。 一方で、騎士である貧乏貴族のベルナールは、夜会の晩に生まれや育ちを嘲笑うような蔑んだ目でアニエスに見られたことを根に持っていた。 ――最悪の出会いから五年後、アニエスの家は突然没落する。父親の不祥事が原因だった。 周囲の人々は冷ややかで、何もかも失ったアニエスに手を差し伸べたのは、ベルナールだけだった。 彼は使用人として働くならば、衣食住を保証すると言った。 提案を受け入れるアニエスを見ながら、ベルナールは一人、ほくそ笑む。 「――ざまあみろ、お嬢様、うちでこき使ってやる!!」 しかしながら、一緒に暮らし始めて、アニエスの本当の姿が判明する。彼女はベルナールが思っていたような娘ではなかったのだ。 仕返しのつもりで家に招いたのに、予想の斜め上の展開となる。そんな元令嬢と不器用な騎士の、ほのぼの恋愛物語。 ※九話下部に人物紹介を入れております。 ※ノベルバにも転載しています。 2021年5月〜新しい企画が進行中です!
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年08月05日
連載 完結済 43エピソード
【モフモフ聖獣×西洋後宮×シンデレラストーリー】 魔法や獣人が過去に存在していたが、源となるマナが減少し、希少となった世界。 獣人の祖を持つ島国シャムールの王女フランは、王家の中で厄介者として扱われていた。今や獣人としての血は薄れ、誰もが普通の人間と変わりない存在となる中、フランだけが先祖返りで獣に変身する力を持っていたからだ。 先祖返りは国に災いをもたらす存在として疎まれている。その上、両親によく似た妹王女と比べ、個性的なピンクゴールドの髪と金色の瞳を持つフランは、明らかな差別をされて育った。それでも慎ましやかな幸せを夢見て、身の回りで唯一優しくしてくれる騎士団長にほのかな恋心を寄せていたが……。 ある日、海の向こうの軍事大国による侵略が島国を襲う。シャムールを支配下に置いたヴォルカノ帝国は、従属の証として王女のひとりを差し出すよう命じた。 行き先は冷徹で恐ろしいと噂の皇帝の妃候補が集められる「花離宮」。そんなところに送られれば、末は慰み者にされるか、孤独に心を壊されるかわからない。 騎士団長への思いが国に残りたいという気持ちを強くしたが、妹王女が彼と恋仲だと知ったフランは絶望する。心を押し殺し、自らが貢ぎ物となることを決めるのだった。 孤高の皇帝の寵を奪い合う女の園で、フランの運命は動きだす――。 ※ベリーズカフェ、カクヨムにも掲載しています。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2023年12月17日
連載 完結済 43エピソード
4/15ビーズログ文庫より発売! 一人に一つ、生まれながらに〈祝福〉という特性を持つ世界。 伯爵令嬢エメリーンは、第二王子に婚約破棄された瞬間に日本人である前世を思い出し、この世界が当時読んだコミックと類似していることに気がつく。しかし全ては遅すぎた。 領地で静かに修道女として生きようと準備をしていると、稀有な〈運〉という〈祝福〉持ちのエメリーンを手放したくはない王が、自ら選んだ新しい相手との結婚を命令し、絶望する。しかし相手の騎士ランスロットも〈祝福〉の犠牲者で……。 〈祝福〉に振り回される不器用な二人が結婚からスタートし、本物の夫婦になる話。 無断転載、無断翻訳禁止です。
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年04月15日
連載 完結済 29エピソード
◆連載、完結しました。(4/21) 読んで下さった方々、ありがとうございました。感謝です。 ◆結婚式を終え、迎えた初夜。子爵令嬢レティシアーネは夫となった近衛騎士のユーグに、心に住まう女性がいると告白されてしまう。レティシアーネにも秘密があり、表向きは図書室で働く司書事務官だが、しかしその実態は、<図書館>と呼ばれる諜報組織の諜報員だ。夫となったユーグとは、輿入れされる予定の隣国エーデルシュタイン公国の第三公女の護衛として共に闘った仲だ。しかし夫は本当の私を知らないはず。彼の求める女性って誰? ◆ふんわり設定です。作者、武芸はど素人で適当描写です、いろいろご容赦ください。 ◆カクヨムにも掲載。
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2024年04月21日
連載 完結済 21エピソード
2024年3月29日(金)より一迅社comicLAKE様にてコミカライズ連載中です!  ニコルの婚約者はいつでも幼馴染の王女のそばにいる。 常日頃から放置されていた結果、 「別にひとりで行ってもいいんだわ」 向こうが好きにしているのだから、こちらも好きにすればいい。 婚約者の存在を最初から意識の外に置いて「お一人様」に慣れていくニコル。 最初から何も期待しないことを決めると実に楽になった。 しかし、お一人様の気楽さを知ってしまったニコルに、婚約者のケイオスは――
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年03月15日
連載 完結済 39エピソード
幼くして家族を亡くし、祖母に引き折られ、地道にまじめに生きていくと思っていた少女ジュディスは、学校に行かなくても仕事の楽しさに幸福を感じていた。同世代の貴族令嬢たちとは自分は違うのだと思っていた彼女は、ある日社交界で人気の「バラの騎士」に冷遇された。出会いが最悪な二人は機会があるごとに相手の本質に触れ、相手を知っていくことで、徐々に惹かれ合う。その心の成長により、アンブラ―家の隠された力が目覚め始める。
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ローファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2025年02月08日
連載 完結済 40エピソード
妖精女王の逆鱗に触れた人間が妖精を見ることができなくなって久しい。 そんな中、妖精が見える「妖精に愛されし」少女エマは、仲良しの妖精アーサーとポリーとともに友人を探す旅の途中、行き倒れの青年貴族ユーインを拾う。彼は病に倒れた友人を助けるために、万能薬(パナセア)を探して旅をしているらしい。「友人のために」というユーインのことが放っておけなくなったエマは、「おいエマ、やめとけって!」というアーサーの制止を振り切り、ユーインの薬探しを手伝うことにする。昔から妖精が見えることを人から気味悪がられるエマは、ユーインにはそのことを告げなかったが、伝説の万能薬に代わる特別な妖精の秘薬があるのだ。その薬なら、ユーインの友人の病気も治せるかもしれない。エマは薬の手掛かりを持っている妖精女王に会いに行くことに決める。穏やかで優しく、そしてちょっと抜けているユーインに、次第に心惹かれていくエマ。けれども、妖精女王に会いに行った山で、ついにユーインにエマの妖精が見える体質のことを知られてしまう。 「……わたしは、妖精が見えるの」 気味悪がられることを覚悟で告げたエマに、ユーインは―― 心に傷を抱える妖精が見える少女エマと、心優しくもちょっとした秘密を抱えた青年貴族ユーイン、それからにぎやかな妖精たちのラブコメディです。
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童話[その他]
最終更新日:2023年10月14日
連載 55エピソード
《たくさんの方にお読みいただき、このたび「魔除けの聖女は無能で役立たずをやめることにしました」の2巻が双葉社様で発売予定です。またコミカライズが5月15日からマンガがうがうで配信を開始しております。ありがとうございます!》 聖女の国と呼ばれるセントレア王国で、魔除けの聖女は有名だった……主に悪い意味で。無能で役立たず、不気味な容姿に冷酷な性格。最近では魔除けの聖女の最初と最後の文字を取って魔女と呼ばれていた。貴重な癒しと回復の魔法が使える天使と評される聖女にはめられて、王命で結ばれた婚約をこちら有責で破棄されてしまう。しかも国によって罰金刑まで与えられると聞いたから、さすがに頭にきた。もういいかな、こんな国捨てても。 そこで私、魔除けの聖女――――アンジェリーナは無能で役立たずをやめることにしました! 自分の価値を理解できない国なんて捨てて、自由気ままにいろんな国を見て回ろうと思ったら、いきなり捕まってはいけない人達に捕まってしまった。彼らは通称魔獣の国、リゾルド=ロバルディア王国から魔除けの聖女を迎えにきたという。さて、アンジェリーナは魔除けの力で魔獣の大移動という天災から国を救い、自由を手に入れることができるのか(できれば身バレしない方向で!)。 ※今回は生死に関する内容や精神面に残酷な描写が多いです(当社比)。ご注意ください。 ※誤字脱字をできるだけ修正していますが、見つけたらご容赦ください。 ※誤字報告、ありがとうございました! ※2024年11月7日から20日まで第二章のお話を投稿しました。 ※2025年6月28日から第三章のお話を投稿します。 ※ 第12回ネット小説大賞小説部門で入賞しました。皆様のおかげです。ありがとうございます!
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年11月20日
連載 完結済 15エピソード
キャロル・アップルヤードには大好きな婚約者のクライドがいる。 好きで好きでたまらなくて婚約したキャロルだったが、ある日、クライドを奪おうとしている人物から「キャロルが強引に婚約をしたから、クライドが迷惑がっている」と聞かされた。 そんなはずはないと思いつつも、確かに、万が一にもその可能性はあるかもしれない。 そう考えたキャロルは、クライドをしっかり、ばっちり、がっつりと落とそうと決意した。 「私、カレーパンで、クライドの胃袋を掴んで落としますのっ!」 ※カクヨム様にも投稿しています。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年07月30日
連載 完結済 103エピソード
フィオナが目を覚ますと、なぜか公爵夫人セレスティーヌになっていた。 しかし、夫のクラウディオは妻に冷たく、視線を合わせようともしない男だった。 フィオナはセレスティーヌの体を乗っ取った原因を探そうとするが、なにも分からない。分かっているのは、セレスティーヌが怪しげな薬を飲んだことだけ。 そんな中、セレスティーヌの姉の子アロイスの面倒を見ることになった。子供の扱いに慣れているフィオナ。それを見ていたクラウディオは、いつもと違う様子のセレスティーヌが気になり始める。 クラウディオが態度を軟化させてくれば、今度はフィオナが戸惑ってしまう。 クラウディオとの距離が縮まるのが分かってくるフィオナ。クラウディオの性格が柔らかくなっていくのを感じて、この体は返さなければならないのだと自分を戒めるのだが。 夢に出てくる男。体を奪ったフィオナに体を返せと言ってくるセレスティーヌ。思い出せない、フィオナであった最後の時間。フィオナが生きていた場所にあった、古き石碑。曰く付きの土地。古い時代の話が、フィオナの知っている話と善悪が逆なのは何故なのだろう。 フィオナがセレスティーヌになった意味が分かった時、すべてが理解できる。 ファンタジー色多め。番外編とおまけで終わりになります。番外編は暗めな話になっております。 ブックマーク・高評価・感想、誤字脱字等お知らせくださりありがとうございます。他社サイト様掲載済み。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2023年08月11日