そこには“吸血鬼”と呼ばれる人種がいた。
彼らは法律で守られる事無く、排除されるべき存在とされていた。
そんな吸血鬼を恨み、憎んでいる青年がいた。その青年は吸血鬼を狩る組織に所属しており、排除する側だった。しかし青年には自分自身も忘れてしまった秘密があった。
封じてしまった過去の記憶と、優しさと生理的嫌悪に苛まれながら、彼は復讐を選ぶ。その先に平和はあるのか。そこに正義はあるのか。
――きっと何よりも、誰よりも醜い生き物だ
そう言ってくれ、頼むから……
縦書きで執筆しておりますので、読みづらい所があると思います。
底辺なブログサイトの方でもちょこちょこと公開しておりますが、其方の方でも完結まで投稿をしておりません。作品自体は出来上がっております。
魔法等は出てきませんので、悪しからずご了承ください。
主人公が精神的にも肉体的にも痛い目にあっています。女性も殴られます。