現在よりも遥かに遠い未来、人類の版図は太陽系から半径二百光年の範囲に広がっていた。
人類の版図の中でも大辺境と言われる星系であるエキドナ星系。その中の巨大ガス惑星の一つハイドラ軌道上に定年退職した幼馴染の三人の男が集まった。
この時代の定年は四十八歳。しかし人類の寿命は少なくても百五十歳であり四十八歳では人生の半ばなのだ。
彼ら三人は前の職場での退職金を持ち寄り、それを元手に第二の人生を送ろうと考えていた。
日々を安全な貿易の仕事でお金を稼ぎ、時には刺激的な冒険生活、そんな悠々自適な生活が目的だったはずなのだが……。
どの様な経緯なのか、異星人や人類の秘密に迫ってしまうのであった。
誤字脱字訂正ありがとうございます。非常に助かっています。
第二部開始
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(分けました)