第一皇子アレクの元を、ある日、第四皇女ヴィアトーラが訪れた。五年前に亡くなった寵妃の連れ子で、皇帝の血を引く弟と隠れ暮らしてきたのに、皇帝が急にヴィアの許を訪れ、後宮入りを仄めかしてきたのだと言う。
後宮に入りたくないヴィアは、それまでの病弱設定を捨て、弟込みでの庇護を求める。
「どうかわたくしを、殿下の妾妃にして下さいませ(ただし、一生は嫌です!)」
旧タイトルは、「寵妃の連れ子は、自国の第一皇子を振り回す」です。
一迅社メゾン文庫より「仮初め寵妃のプライド」、一迅社ノベルズにて「アンシェーゼ皇家物語」1~4巻、ZERO-SUMコミックスより、「仮初め寵妃のプライド」全3巻(キャラクター原案、コミックは環先生)が発売。