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連載 完結済 37エピソード
帝都を脅かす化け物から帝都市民を守るために作られた二つの隊がある。 かつては帝都市民の憧れの的と呼ばれていたが、今では問題ばかりで見る影もなく、解体案まで出ている始末。 その隊にとある双子が隊長として派遣された。 十六歳という若さで異例の昇進を遂げ、周囲から煙たがられている双子は、かつてその隊の初代隊長を勤めた男の子供達だった。 「隊の連中は隊長の指示を聞かない、単独行動が多い、やる気がない、出動すれば騒動を起こしてくる」 「どこかで聞いたような話ですね」 「指示を聞かないのと、やる気がないの二点を除けば、まんまお前らだよ」 「半分なのにまんまとは解せぬ……」 これはそんな双子が落ちぶれた隊の隊員達と共に、化け物から帝都を守る物語。
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2021年12月06日
連載 116エピソード
歴代最強と呼ばれた勇者スケットンは、ある日突然美女に刺され、その人生に幕を下ろした―――はずだった。 スライムにすら勝てない最弱のスケルトンとして蘇った彼の下に、今代の勇者を名乗る少女ナナシが現れる。 ナナシは周囲の人間の能力をマイナスにしてしまうという特異な体質を持っており、そのせいで仲間がいないぼっち勇者なのだと言う。 しかしその体質は、元がマイナスであるアンデッドにはプラスに作用するようだった。 ナナシがいれば最強に戻れる事を知ったスケットンは、しぶしぶ彼女と行動を共にする事になるのだが「助けを求められたなら助けるのが勇者」という心情で動くナナシのおかげで、色々と面倒ごとに巻き込まれてしまう。 その最たる例が『世界樹引っこ抜き事件』という珍妙な名前の事件だ。各地の世界樹を引っこ抜き、そのせいでこの国はあちこちでアンデッドがうようよと出現するようになっていた。 ナナシは国から依頼され、その調査や、魔剣の回収のために行動しているのだそうだ。 他人に利用されるのが大嫌いなスケットンだがナナシが行くなら仕方ない。 道中は教会騎士、封印されていた魔王の四天王、森の中の村を守るドラゴンゾンビに、吸血鬼の少年。しまいには首無し騎士まで現れて大事になっていく中、スケットンは自分がスケルトンになる元凶と対峙する事に。その男はこの国の異様な現状にも、ナナシの記憶喪失にも深く関わっていた。 人に利用されるのが大嫌いなスケルトン勇者スケットンと、レベルドレイン体質のせいでぼっちな今代勇者ナナシ。これはそんなデコボコの二人が、勇者らしく世界を救って、それぞれの人生を謳歌する物語。 ※カクヨムにも掲載しています。
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2019年12月07日
連載 完結済 50エピソード
舞台は、16世紀初め――宗教改革の嵐が吹き荒れる前夜のドイツ。 慈悲も救いも一切ない、暴力と迫害の闇が世界を覆った乱世である。 主人公のゲッツは、誇り高き帝国騎士の子として生まれたが、その喧嘩っ早い性格が災いして主君の元を去り、盗賊騎士タラカーの一味とつるんで諸侯や騎士相手に私闘<フェーデ>に明け暮れる日々を過ごしていた。 そんなある日、ゲッツは、私闘<フェーデ>に巻き込まれていたドロテーアという少女にひと目惚れして、彼女を助ける。その出会いが、おのれの誇りと愛をかけたゲッツの戦いの始まりだった。 ランツフートの戦場でゲッツを襲う、人生最大の衝撃。そして、絶望との闘い。 ゲッツは、かつてない試練を乗り越え、再び戦場に立つことができるのか? これは、「鉄腕ゲッツ」とあだ名されて人々に恐れられた、ある戦士の再生の物語である! ※1:ゲッツは史実の人物ですが、一部この小説オリジナルの設定(おもに父親のキリアン関連)もありますので、ご了承ください。 ※2:「鉄腕ゲッツ」という人物を描くうえで、人体の欠損表現などがどうしても出て来ます。ですから、それをご了承いただいたうえで読んでください。 ※3:下ネタ(および暴力的なセリフ)がたまに飛び交うのでそれが苦手な方、主人公ゲッツの巨乳趣味と相いれない方はご注意ください。 なにせ、ゲッツの有名な言葉が、「俺の尻をなめやがれ!」とお下品なので……。 カクヨムでも掲載中です
作品情報
歴史[文芸] R15残酷な描写あり
最終更新日:2016年06月22日