ブックマーク一覧 カテゴリ1 全21件
連載 完結済 23エピソード
 ――ある日、何の前触れもなくクラス全員の財布が盗まれた。 「管理はどうなってんだよ!」「お前が盗んだんじゃねぇのか!?」「そういうテメェはどうなんだ!」  怒号が飛び交い、お互いがお互い疑心暗鬼に陥る教室。  学力が全てであり、イジメの横行する淀んだ進学校で起きた大胆な盗難事件はやがて、杜撰な管理の責任の押し付け合い、苛烈な犯人探し、容疑者に対する陰湿なイジメに発展していく。  誰が? どうやって? なぜ目立つにも関わらずクラス全員のサイフを盗んだのか?  財布の管理に携わった木戸は自身の大切な人の為に、表沙汰になるタイムリミット二日の間に犯人を捜し、一人財布の奪還を試みるのだが――それはこのクラスの誰がための破滅/救済への第一歩であった。 ――――――――――――――――――――  全23話完結済み。一時間くらいで読める読切り学園ミステリーです。  十代の頃にライトノベル研究所で別名義で書いた、文庫一冊分の長編処女作品です。  Why done it?(なぜそんなことをしたのか?)という動機に重点を置いた青春ハードボイルドとも、青春ミステリーとも、青春サスペンスともつかぬお話。  中身はなろうの主流からことごとく外れており、ひたすらシリアスです。コメディ要素ゼロ。ヘイト多め。形はミステリですが個人的にはハードボイルドの亜種だと思っています。  またもう一つ投降している拙作「宿屋の倅」とは180度方向性が異なりますので、あちらの様な話を期待された方はきついかもしれません。  それでも読んで頂ける方がいれば、暇潰しでも構いませんのでどうか宜しくお願い致します。
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推理[文芸] R15残酷な描写あり
最終更新日:2018年05月12日
連載 完結済 42エピソード
稀代の推理小説家、獅子谷敬蔵が建てた〈白生塔〉は窓がひとつもない山上の巨塔である。そこに招かれたのは五人の名探偵とその同伴者達。推理小説オタクにして高名な探偵の桜野美海子と、彼女の活躍を小説にして生計を立てている塚場壮太はその一組であった。 最初の晩、塔の主である獅子谷敬蔵は密室から不可解な消失を遂げ、翌日の朝、使用人のひとりが奇妙な転落死体となって発見される。名探偵達はそれぞれ好き勝手に推理を展開するが、犠牲者は次々と増えていき、さらに唯一の出入り口には外から閂を掛けられ、閉じ込められてしまう。 数々の死線をかいくぐってきた名探偵までもが被害者として惨殺されてしまう異常事態。密室殺人、首切り殺人、クローズドサークル、ダイイングメッセージ、といかにも推理小説らしい趣向が凝らされた事件の様相とは裏腹に、その本質に何やら推理小説の定型を覆す大きな企みがあると皆は感じ始め……。果てに桜野美海子が導き出した事件の真相とは? (エブリスタにも掲載中)
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推理[文芸]
最終更新日:2015年08月08日
連載 完結済 110エピソード
人々から『白衣の天使』と呼ばれ、愛されているカトレア。 そんなカトレアが出会ってしまった『黒い悪魔』 その悪魔から愛する家族を守るためにカトレアがとった行動とは… 衝撃のラストと悪魔の正体は…!!?
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推理[文芸]
最終更新日:2019年04月29日
連載 完結済 21エピソード
金と名誉を求めて迷宮に潜る探索者たち。 とある探索者パーティに所属していた青年は迷宮で死んだ。よくある事だった。 ……少女として蘇生した以外は。 「次はこんな失敗はしない!」 迷宮学園にて自分を鍛え直すことを決めた少女。 けれども挑んだ迷宮で不可解な殺人事件に遭遇して……、彼女は迷宮という名の密室で事件に挑む。
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推理[文芸] R15
最終更新日:2018年03月27日
連載 完結済 148エピソード
元詐欺師の女がいる。元、だ。……じゃあ今は、誰なんだろう? 「ずっとずっと、歩いて来たんだ……そうしたら、わたしはわたしが今誰なのか、わからなくなった」  幼い顔をした彼女が、その深い深い黒い眼をふわりと上げた。 「わたしがわたしを捕まえる。―――そうしたら、この逃亡劇はきっと終わり」  どうかな。そう簡単に、君は捕まりそうにない気がするけど。 灰色の眼をした彼との時間が過ぎ、黒髪の青年と離れ海と空を越えた彼女は、心の底から疲弊したまま『逃亡』をはじめていた。 血の繋がらない弟、腹に一物抱えたカメラマンたち、送りようのない手紙を抱える学生、スランプのモデルに雨と霧の街の保安官。彼らの眼の前に、或いは誰かの心の先に、彼女は通りかかり、そして去って行く。  嘘と詐欺のあとに、残ったものの話をしようか。  大丈夫。怖がっていていい。  この手をしっかり握っていて。  これは君が逃げた跡であり、君がどんな風に世界を愛していたかという話なんだ。  大丈夫。これだけは言える  だからきっと覚えていて。お守りのように胸に刻んでいて  君はすべてを失くしたわけじゃないんだ  君がいる。君がいた。  ―――その世界を、愛そう。 ―――前作、『マクデブルクの半球』『アステリスクの邂逅』『セントエルモの光跡』の続編です。 どうぞ、前作を読まれてからお読みください。
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推理[文芸] R15
最終更新日:2017年02月23日
連載 完結済 101エピソード
詐欺師の少女が出会ったのは、いつ倒れてもおかしくなさそうな、灰色の奥に青色を含んだ眼の色をした青年だった。 彼の故郷まで旅をすることにした少女は、彼に手を引かれながら様々なひとと出会い、そして別れてゆく。少しずつ距離を縮めながら、少女と彼は言葉を重ねていく。 「呼吸をしているから。息が出来てるから苦しくなんかないなんてこと、ないだろ」 君の心を、解き明かしてみよう。 君がいなくなったあとでも、敗けないように。 すべて失くしたあとでも、泣かないように。 ―――前作、『マクデブルクの半球』と『アステリスクの邂逅』の過去編です。 どうぞ、前作を読まれてからお読みください。
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推理[文芸] R15
最終更新日:2015年12月04日
連載 完結済 98エピソード
 主人公、笠木隆哉は主人公特有の優柔不断さと鈍感さから、付き合っていた幼馴染、森崎夢にある日、刺し殺されてしまう。しかし、刺し殺されたはずの隆哉が目を覚ましてみると、そこにいたのは着物姿の白髪の美少女。彼女は自分のことを、隆哉が生前毎月欠かさず通っていた小石川神社の神だと名乗った。半身半疑な隆哉に対し、神様は実際に体験してみろ、と隆哉に告げる。すると、隆哉が次に目覚めた場所は、夢に殺される一ヶ月前の小石川神社だった。
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現実世界[恋愛] R15
最終更新日:2014年02月10日
連載 完結済 67エピソード
護ってくれるひともなく、行く宛てもない少年を拾ったのは、どうしようもなく嘘が上手く、どうしようもなく酷く傷付いたばかりのひとりの女だった。 「いつか出会うよ。君が痛みを感じるより早く、君の痛みを感じるひとと」 これは、どうしようもなく不器用な詐欺師と手を繋ぐため、少年が自ら傷を抉った話。 少年の髪が、金色から黒に変わるまでの話。 ―――前作、『マクデブルクの半球』の過去です。 どうぞ、前作を読まれてからお読みください。
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推理[文芸] R15
最終更新日:2015年09月09日
連載 完結済 63エピソード
ある夜、電話がかかってきた。ただそれだけの、はずだった。 高校時代、自分と折り合いの付かなかった優等生からの唐突な電話。それが全てのはじまりだった。 電話をかけたのとほぼ同時刻、何者かに突き落とされ意識不明となった青年コウと、そんな彼と昔折り合いを付けることが出来なかった、容疑者となった女、ユキ。どうしてこうなったのかを調べていく内に、コウを突き落とした容疑者はどんどんと増えてきてしまう――― 「犯人を探そう。出来れば、彼が目を覚ますまでに」 自他共に認める在宅ストーカーを相棒に、誰かのために進む、犯人探し。
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推理[文芸] R15
最終更新日:2015年08月19日
連載 1089エピソード
異世界トリップでチートでハーレムという、「なろう」での人気要素を取り入れた作品に挑戦してみました。 おかげさまで本作品は第五回ネット小説大賞を受賞し、書籍化、双葉社様のモンスター文庫より第1~3巻まで発売中です。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2019年09月10日
連載 完結済 95エピソード
 四十通りを四度めぐり、七番街を逆向きに、九つ通りを三度駆けて、一三番目の角を曲がる。するとそこには不思議な洋館が。噂によればどんな願いも必ず叶える館の主がいるらしい。お金も取らず、行動も求めず、ただ願いを聞いて叶えるそんな夢の様な人がいるらしい。  しかし一つだけ注意が……、その願いは『必ず』貴方が望まない形で叶います。  1万PV達成! ここまで見てくれたすべての方々に感謝を!
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ホラー[文芸] 残酷な描写あり
最終更新日:2017年05月31日
連載 完結済 31エピソード
久しぶりに会った幼馴染みの悠子は、霊能者になっていた。 何故か、毎度、心霊事件に巻き込まれてしまう康助は、無事でいられるのか? ドキドキのミステリーホラーです。
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ホラー[文芸] 残酷な描写あり
最終更新日:2022年01月26日
連載 完結済 200エピソード
 白紙町は、特に何もない寂しい町である。黒須賢吾はそんな町の端に位置する白神神社で、巫女服姿で美しい白髪の不思議な女性と出会う。自分のことを「白神さん」と名乗る彼女と賢吾は、互いに気が合ったためか、互いに色々なことを話すようになる。そして、白神さんは、ある日、賢吾に白紙町一帯に伝わると言われる「八十神語り」をしてみないかと持ちかけてきた。こうして、賢吾と白神さんの「八十神語り」が始まったのであった。
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ホラー[文芸] 残酷な描写あり
最終更新日:2017年06月03日
連載 310エピソード
 そこは、異世界。魔法が存在して、きっと妖精やドラゴンだって存在している世界。  そんな世界に召喚されてしまったのは、藤 立夏――17歳。呼び出された理由は、王子様の身代わりが必要だったから。  かくして少年は、異世界の地で身代わり王子となってしまう。  そこは、王国。様々な思惑と陰謀が渦巻く、退屈とはほど遠い世界。
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ハイファンタジー[ファンタジー] 残酷な描写あり
最終更新日:2016年06月14日
連載 完結済 448エピソード
 俺、一之丞は就職100連敗、さらに記録更新中の無職だった。  面接に向かう途中、トラック事故に巻き込まれ、あえなく死亡。  そして、女神から常人よりも400倍のスピードで成長する能力を授かり、まるでゲームのような異世界へ。  だけれども、無職のままだと成長しても強くなれないことを知り、転職を目指した俺だったが、何の因果か無職の凄さを知る。  成長チートと無職チートで異世界を駆け上がる、ハローワークから有害図書認定されること間違いなしの冒険譚、ここに開幕。 ※2016/5/21 ネット小説大賞最終選考通過し、金賞を受賞しました! 新紀元社さまより書籍化しています。 ※2021年4月15日完結しました。 1~12巻発売中 最終巻は2021年5月発売予定。 コミカライズ版1~10巻発売中、コミックウォーカーにて連載中です。 (WEB版と書籍版でかなりストーリー展開が異なりますが、ご了承ください)
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2023年11月23日
連載 完結済 1031エピソード
 記憶を無くした主人公が召喚術を駆使し、成り上がっていく異世界転生物語。主人公ケルヴィンは極度のバトルジャンキーであり、より良いバトルライフを送る為に全力を尽くしていく。レベルを上げ、スキルを会得し、次々と仲間を増やしていき―――その上でケルヴィンは、対等以上の強敵を欲していた。そんな戦闘狂、ケルヴィンの向かう先にあるものは……? ◇2025年7月25日にオーバーラップ文庫様より『黒の召喚士22 黒宴の幕開き』が発売されます。 ◇2025年6月25日にコミックガルド様よりコミカライズ版『黒の召喚士22』が発売されます。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年07月01日
連載 完結済 206エピソード
自分そっくりな何者かによって異世界に放り込まれた主人公キロは、日銭を稼ぐために冒険者をしながら、元の世界へ帰る魔法を探し始める。 ――帰りたい理由?  奨学金を返済し終えてないからです。
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ローファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2014年12月07日
連載 355エピソード
俺達は死んだ事にも気がつかないんじゃないか? 長期の戦争が続く中央大陸オルタス。その北の大地には、不浄の神が顕現したとされる縦穴がある。 今にも雪が降ろうとする、そんなある日の事。その禁忌の場所を訪れようとする男達がいた。 私は、その余所者を穴へと道案内する事に。 彼らは、中央大陸の支配勢力から差し向けられた粛清者、厄介事を始末する輩であった。そんな彼らを道案内するだけの筈が‥。 密やかに、魔に侵蝕されていく女と男の話。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2021年05月30日
連載 完結済 233エピソード
ある日、クラスメイト達と共に異世界に召喚された羽橋幸成。深い森の中にあった石碑に書かれていた彼の能力は物を移動させる『転移』。彼と同じく様々な能力に目覚めたクラスメイト達。そうして突然始まった異世界サバイバル。極限状態の中……彼は気付いた。自分だけが日本に帰れる事に。第一部完。第二部完。書籍化しました。
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ハイファンタジー[ファンタジー] 残酷な描写あり
最終更新日:2016年05月25日
連載 181エピソード
 昔、回復魔法を見てすっかり魅了されてしまった俺。しかし教えてもらうには多大な寄付金が必要になる。一般家庭の俺じゃどう背伸びしてもそんな金は出せない。ってことで独学で勉強しました、それはもう必死に。でもそろそろ独学では限界だと感じ始めた頃、聖女様が慈善活動か何かで回復魔法を使っているのを見ることができた。――――え、今のってヒール、だよな?それをたかが数回使っただけで息を荒くしてるとか、しかも治り悪すぎだろ!じょ、冗談だろ――――?
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2020年04月01日
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