7人の選ばれた魔術師に宿る、神靈の力を宿した宝石--神靈石。だがそれは、単なる強大な力を宿した宝石ではなく、魔術師の心臓を変換したもので、制限時間が来ると神靈石は機能を停止する。すなわち、その魔術師は死亡する。生き残るには、他の6つの神霊石を集めなければならない。
このデスゲームに巻き込まれた神皆葉は、死のタイムリミットまでに、ただ一人になるまで敵を殺せと迫られる。
与えられたのは、最も戦闘に向いていない属性ーー"生命"。だが彼は、その運命に反逆する。
※旧題「神の祭」から改題
※「生命のはじまり、火の襲来」は、出版社投稿用だったのを、分割・編集したものです。
※「水の咆哮」以降は書き下ろしで、ストーリーを進めるのを優先しているので、描写が甘いところやざっくりしているところは、ご容赦ください。