中学3年生の鷹見亜里砂(たかみありさ)は、一見小柄だが常人離れした運動能力と天才的な格闘技のセンスを持ち合わせた少女である。将来はプロの格闘家を夢見ているが、まだ具体的な進路は決めかねている。
そんな亜里砂の父が経営する町工場は経営不振からヤミ金業者・岡本に頼り多額の借金を抱えてしまった。ある晩、ついに用心棒を連れた岡本が取り立てのため、工場を兼ねた鷹見家へ乗り込んでくる。
厳しい取り立てに苦しむ父の姿を見かねた亜里砂は家から飛び出し、襲いかかってきた元ボクサーの用心棒・長谷川を一瞬で返り討ちにしてしまう。
その光景を目の当たりにした岡本は、態度を一変させ彼女にある提案を持ちかけてきた。
「借金返済のため、私が副業として経営する女子プロレス団体のリングに上がらないか?」――と。