道端で助けた雪だるまが恩返しに来た なろうラジオ大賞３参加作品 第三回なろうラジオ大賞候補にノミネートされました。ありがとうございます。 なろうラジオ第181回　3月18日放送で朗読されています。

うつくしきもの――。（少年の筋肉を眺めるお姉さんの視線です）長岡更紗様主催『肉の日マッスルフェスティバル３』企画参加作品です。

男子フィギュアスケーターとテノール歌手の亡霊という風変わりなコンビが、各々の夢を掴むため五輪の舞台に挑む話。 （【習作】描写力アップを目指そう企画2018.3月に寄稿したものを加筆修正したものになります。）

宇宙で星屑を集めている清掃員のスイープ。 天の川の清掃中に半分透けた子供に出会う。そのままではすぐに消えてしまう『儚いもの』だと気づいたスイープは流れ星にお願いしたいというその子が希望を持てればと、星の欠片で流れ星を作り出していくのだが…… 冬童話２０２２参加作品

幼い頃の約束を果たすために作家になった主人公だったが、彼の書く物語は異国の小説をそのまま盗用しただけのまがい物だった。良心の呵責を感じつつ、男が選んだ答えとは……。心が温まるといいなと思いながら書きました！ ※内容は、ヨルシカさんの楽曲「盗作」にインスパイアされて書きました。題名は小川洋子さんの小説「博士の愛した数式」をオマージュしてつけました。ドストエフスキーの「白夜」からも着想を得ています。意外と「呪術廻戦０」の影響も受けてて驚愕しています。『純愛だ！！』

主人公は無実の罪で投獄されることになった。 控訴や上告を行ったが、結果は有罪判決。 服役期間を終えると、すでに白髪になっていた。 〈補　足〉 ヴィクトル・ユゴーの“レ・ミゼラブル”に触発されて書きました。不遇な時代や社会の理不尽な仕打ちをテーマにしています。でも舞台は日本です。歴史的考証はほとんどしていないので悪しからず。

不景気によって会社をクビになったＫ氏。 彼は生活費を切り詰めるために携帯電話のプラン変更を申し出る。そこで新たに契約することになったスマートフォンが事件の引き金になるとも知らずに…… ショートショートの神様「星新一」先生にインスパイアを受けて書いた作品です。気が付いたら、社会派の作風になってしまいましたが、フィクションとしてお楽しみ頂ければと思います！

高校卒業間近。別れる彼氏に最後の嫌がらせを、とアップルパイに下剤を混ぜたテリ。結局受け取ってももらえず、落胆していると、近くの席にいた男が突然それを食べてしまった。自称詐欺師のその男は苦しんだ詫びにと「女子高生ができる程度」の協力を彼女に求める。次の日、今度は刑事がやってきた。別れた彼氏の次の彼女が、死んだというのだ。ミステリーにも恋愛にもなりきれなかったお話。 カクヨムにも公開しています。 ©ながる 2018　・禁止未经许可的转载、重新发行。

中学生の絵画コンクールで金賞を受賞したことのある主人公は、高校に進学してある悩みを抱えていた。それは自分の中身が“空っぽ”なのではないかという自我の芽生えだった。中学生時代は他人の絵をどことなく真似たような絵であっても、その卓越した技量によって評価されてきたが、現在ではその小手先のテクニックが通用しなくなってきている。そんな青い日の葛藤を描いたヒューマンドラマです！

偏食が治らない息子に、どうにかして嫌いな野菜を食べさせようと奮闘する母。つかれた彼女の脳内に現れ、やさしくいたわる彼の正体は、あの緑黄色野菜だった！　昼下がりのキッチンで出会った可愛い「彼」との美味しい会話の結末は？「ヤオヨロズ企画」参加作品です。 ©️ 加純 2017.

平凡な主婦ナギコさんの何事もない日常生活の一コマ。 ある晴れた日、ミニバラに新芽が芽吹いているのに気付いたナギコさんは、絵を描こうと決意する。 黄色の色鉛筆で、可憐なミニバラを描こうと思うが――。 カクヨムにも掲載あり。 ©️ 加純 2017.

父さんはきっと、ベトナムのこの風が気に入ったに違いない。

「眠りたい男はコーヒーを飲んだ。この明らかに矛盾した男の行為の理由を推理して当てれば良いのですね？」 「ああ、その通りだよ。ルールは分かっているよね？　『はい』か『いいえ』で答えられる質問ならいくらでもしていいよ」

昔々、一匹の青いお魚がいました。

昔、むか～し。とある理由があって、"さる"と呼ばれるようなお姫様が居たとさ。そんなお姫様のお国を救った物語（だと思います）。一応、童話です。 ❀挿し絵は菅澤 捻様に描いていただきました！

そろそろ父が亡くなって7年目です。 追悼というにはささやかですが一つ短編を。

藝大に入ってすぐ出会った先輩。 少女漫画が大好きなわたしには輝いて見えた人 浮気されて別れましたが……笑笑

壁の薄くて、狭い鉄筋のワンルーム。 社会人になってすぐ同棲を始めた彼とわたし。 お互い疲れて、もう限界だった。

現代日本の小さな病院を舞台にした短編です。 HYPERBrainProjectという合同執筆グループで活動するにあたって書き上げた、『春』を題材にした作品です。 こちらは個人制作ですが、よろしければご覧ください。

…………………………………聞いて、この声を。