ブックマーク一覧 連載中 全502件
連載 完結済 17エピソード
腹黒御曹司×逆境にめげない頑丈な女 嘘から始まる意外に甘々な偽装婚約関係!  ★  どうせ会社を辞めるのだ、どうなったって構いはしない。  その日、白築(しらつき)アリスはそれまでの二十六年の人生で、一番自暴自棄になっていた。  理由はありふれたもので、婚約者の浮気である。  しかも。 「白築さん。斎藤くんから聞いていた話は、事実だったのね」 「はい?」 「あなたが、斎藤くんにストーカーしているっていう話」  私が、ストーカー!?  彼に何かとお金をせびられて、結婚するからと深く考えずに渡していたら…… 「入社以来『彼女がいるから、付き合うことはできない』といくら斎藤くんが断っても、あなたのほうから『遠距離なら少しくらい遊んでもバレないから』と執拗に迫ったのだとか。しかも最近になって『ホテルに行かなくても、一緒に食事してくれるだけでもいい』としつこく言って、何度も奢らせてずいぶんお金を使わせたんですって?」  アリスに「付き合っていることは、まだみんなには内緒に」と言っていた婚約者は、用意周到に社内に嘘の噂を広めていたのだ。  誰も、アリスの言い分に耳を貸さないように。  このままだと、絶体絶命。  会社を辞めるしか無い。  自暴自棄になったアリスの前に現れたのは、創業者一族の若手エリート、王子様キャラの弓倉海(ゆみくら・うみ)。 (お付き合いして陥れられるにしても、弓倉さんレベルだったら納得できたのに……!)  やけっぱちになったアリスは、海のもとへと歩み寄り、ぴたりと寄り添って明るい声で宣言したのだ。 「なんのことかわからないんですけど。私、弓倉さんと結婚を前提にお付き合いしています! 来月の誕生日に入籍しようねって、昨日も話し合ったばかりで」  嘘だった。  もうどうにでもなれ。  人生の最後に、イケメンの彼氏がいたという妄想にでも浸りたいだけ!  そんなアリスを抱き寄せて、海もまた笑顔できっぱりと言い放った。 「実はそうなんです。僕たちお付き合いしているんですよ。いい機会だから皆さんも知っておいてください」  え……  ええーーーー!?  ただの自棄で嘘とはったり、しかし引っ込みがつかなくなりまさかの御曹司と婚約!? ※他サイトにも公開しています。
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現実世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年05月22日
連載 138エピソード
デルフィーナは間違った淹れ方の紅茶を飲んであまりの苦さに思い出した。 別の人生を生きた経験があることを。 美味しい紅茶を。 飲みたいのは紅茶じゃなくて珈琲であることを。 大航海時代にさしかかっている三つの大陸があるこの世界で、デルフィーナは絶対に珈琲を飲むと決意する。 大商会を傘下に置く子爵家の令嬢が、ちまちまと食や道具類に変革をもたらしながら、珈琲と出会うまで奮闘する物語。 (書籍化いたします。TOブックス様より2025年10月10日発売で、7月25日より予約開始しています!)
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ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2025年07月25日
連載 105エピソード
有象無象の貴族、1000をも超すといわれる男爵家の一つ、ワレンジャール家の子供に転生した。 はっきり言って勝ち組などではなく小物貴族そのものだった。 鶏口ならず、牛後の糞的立ち位置。 けれど前世も慎ましく生きていたため、妙にそのポジションに居心地の良さを覚えることに。 培った勿体ない精神、節約術で何故か家族や友人に愛され、周りからは勘違いされつつも、多くの問題を解決していくのだった。 勿体ない精神から生まれたユニークスキルや、気づけば『アーティファクトの使いの倹者』なんて二つ名がつき始めたが、やはり小物貴族ムーヴはやめられそうにもなかった。 本作品は『カクヨム』にも投稿しています。
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ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2025年07月23日
連載 完結済 52エピソード
漢方養生×中華風後宮ファンタジー×日常ミステリー。養生オタクの社畜、転生して後宮に潜入。妃たちにおこる諸問題を知識解決! 【詳しいあらすじ】 今世は暗殺者一家の養女、前世は漢方養生オタクの社畜、夷 梓恩 (い しおん)。中華風後宮ゲームの世界に転生し、皇太子の料理番 (宦官) として後宮に潜り込む。そこに居たのは、なにかと不調を起こしがちな7人の妃で ―― 皇妃たちに起こる問題を漢方養生の知識でさっくり解決しながら、美味しい日常生活を送る、ほのぼの後宮ファンタジー。ライトミステリー風味です。 ※ 『漢方食養士』 は架空の資格です。実在の団体とは一切関係ありません。 ※ この物語はフィクションです。病気の治療は医師や薬剤師に相談して行ってください。 ©️砂礫零 無断複写・転載を禁止します。 Unauthorized reproduction prohibited. 版权所有。 복제 금지. 転載禁止
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推理[文芸]
最終更新日:2025年05月08日
連載 完結済 218エピソード
ランヴァルド・マグナスは、密輸に脱税、詐欺紛いの取引すら行う悪徳商人である。それら全ては金のため。そして復讐のためだ。そんなランヴァルドはある日裏切られ、全財産を失った上、魔物の巣窟に置き去りにされる。しかしそこで、やたらと強い少女ネールと遭遇し、ランヴァルドはネールを利用して成り上がることを決意するが……。 これは、そんな2人が出会ってからの、利用したり懐かれたり、失った何かを取り戻したりする旅路の話。 ……ついでに、金にならないことを絶対にやりたくない男が、やたらと善良な少女に振り回されて格安で人助けする羽目になる話でもある。 ※本作はハーメルンにも投稿しています。 ※書籍2巻がオーバーラップノベルスより発売中です。 ※コミカライズ決定しました。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月13日
連載 138エピソード
「うわぁ……こっちにプレイヤーが来る……嫌だなぁ……喋りたくないなぁ……話しかけられる前に撃っちゃおう……」 古式レイは銃を愛するコミュ障ド陰キャJKである。 レイはコミュ障ゆえにプレイヤーの少ない過疎ゲーを好み、銃の登場する過疎VRMMO『GunFightOn-line』を楽しんでいた。 とある日、彼女が高難易度ダンジョンを攻略しているとダンジョンに1つのパーティが近づいてきた。プレイヤーと会話したくない彼女はパーティを狙撃銃で殲滅した。 次の日――なぜか14人のプレイヤー集団が彼女の狩り場であるダンジョンへやってきた。 レイは人と接したくない一心でプレイヤー集団を撃ち滅ぼした。そうしたらまた次の日、さらに数を増やした集団がやってきた。レイはその集団もキルするが、次の日また次の日と襲撃者の数は増えていく。 来る集団すべてを殲滅し続けた結果、彼女はプレイヤー達に『アビス・ホーク』と名付けられ、レイドボスとして認識されてしまった。 意図せず目立ってしまったレイは『GunFightOn-line』を引退。次にどのゲームをやるか悩んでいたところ、妹より超人気神ゲー『Infinity Space』を勧められる。総プレイヤー数3500万人という過疎ゲーならぬ過密ゲームに怯えるも、ゲーム性に惹かれて『Infinity Space』を恐る恐るプレイする。 人と上手く会話ができない。多くの人の前だと緊張して動けなくなる。とてつもなく不運。というハンデを背負いつつも、レイドボスにまでなった狙撃技術(プレイヤースキル)で陰キャJKは敵を蹂躙する。神ゲーだろうがお構いなし、『アビス・ホーク』は勝者(ボッチ)になるまで敵を撃つ。 【あなたの”好き”が読みたい 百合小説コンテスト・ファンタジー部門賞受賞】
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VRゲーム[SF] ガールズラブ
最終更新日:2025年07月29日
連載 216エピソード
皆さまは、とても思い入れのある作品というのはございませんでしょうか。 神ゲーと言われたあの作品、クソゲーと言われててムキになって攻略した駄作、良くも悪くもない凡作。 数多の作品の中に一つ一つ思い入れや思い出が存在するかと思います。 キャラが良かったが、ストーリーがイマイチだった作品。 ストーリーは良かったが、ゲーム性がイマイチだった作品。 全てにおいて文句の付け所がないような作品。 どれもが誰かしらの記憶に乗り、自分の中ではお気に入りと言えるような作品があるでしょう。 今回持ち出す作品も、そんな作品の中の一作の世界でございます。 生まれ変わる彼からすれば、青春を共にし、そして鮮明に思い出せるほどのお気に入りの一作。 もし仮にそんな世界に飛び込み、そして自由にしていいと言われればどんな反応を示すでしょう。 これは、そんなことを体験した一人の少年の物語です。 原作を気にしつつ、それでも順守するか、破壊するかは彼次第。 しかし、忘れてはいけません。 彼の世界はゲームの世界ではございません。 しっかりとした、現実であることを。
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ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2025年07月28日
連載 146エピソード
高校二年生の春、主人公であるシズマは、修学旅行の班決めを教師に勝手に決められた結果、付き合いのないクラスカースト上位のグループに入れられてしまう。 そんな彼らの班が突然、移動中のマイクロバスごとどこか見知らぬ世界に召喚されてしまった。 怪しげな力を振るう存在『ダンジョンマスター』の力により、条件付きとはいえどんな願いでも叶えてもらう権利を得た一同だが、シズマは一人の生徒の策略で一人取り残されてしまう―― 叶えた望みの結果、想定以上の力を手に入れたシズマは、ダンジョンマスターを殺害、その力の振るい先を自ら決める為、召喚者や元クラスメイトと決別する。 「積極的に復讐したいとは思わないけど、たぶん助けたりはしないだろうなぁ」 『戦闘職』『生産職』『ネタ枠』あらゆるキャラクターを所持しているシズマはどう立ち回っていくのだろうか。 こちらカクヨムでも同時投稿中です。 書籍化が決定しました。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月29日
連載 103エピソード
巻き込まれで異世界転移して、一日千円分だけ日本で買ったことがあるものを出せるスキルでなんとか生き抜くお話。 一日千円で買えるものって何!? 最低限の水と食料を買ったらほとんど残らない。つらい。 買えても異世界で売れるもの、売っていいものってなんだろう? どうしたら異世界で一日千円でやっていけるのか、ほんと悩ましいんですけど! と、最初は微妙だと思っていたスキルだけれど、いろいろ試行錯誤しているうちに実はなんだかヤバいスキルなことに気がついて!? あ、ハンバーガーって昔、安かった、よね? !! 59円で買えちゃう!? えっ、こんな使い方していいんです? できるってことは仕様ですよね。 基本コメディテイストです。 52話で第一部完、 97話で第二部完です。 ※タイトル長すぎるので、とりあえず略称「異世界千円」でお願いします。 ※この物語はフィクションです。作中に登場する個人名・団体名、商品名などはすべて架空のものです。とても似てるとか、あれじゃないかと思う方もいると思いますが偶然です。 主人公の元いたところは架空の日本です。 そういうことでよろしくお願いします。 ※当作品への感想投稿につきましては、 『他の読者様が読んだ時に、不快な思いをする可能性が高い投稿をしないこと』 という独自ルールを設けております。 詳細は活動報告をご覧ください。 よろしくお願いします。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月29日
連載 87エピソード
名作恋愛アクションRPG『ダンジョン・アカデミア』。 死にゲーとして名高いその世界に、俺はなんと主人公――のモブクラスメイト、アレン・クロードに転生してしまった。 しかも与えられた職業は、この世界で最弱とされる【ヒーラー】。 このままシナリオが進行すれば、俺は真っ先に死んでしまう。 「だけど、諦めるにはまだ早い」 前世で極限までプレイし尽くしたゲーム知識が、俺に可能性を示していた。 回復魔法も、使い方次第では戦闘に活用できる。 さらに、それを適切なアイテムやスキルと組み合わせれば―― 「間違いない。この知識があれば、最弱の【ヒーラー】でも頂点を目指せる。ゲームシステムを知り尽くした俺なら、回復魔法を最強の武器に変えられるはずだ」 そう確信した俺は、誰にも期待されないモブの立場を逆手に取り、独自の戦略で着実に力をつけていく。 こうして俺は最弱職【ヒーラー】のモブキャラとして、瞬く間に世界最強の座に登りつめ――気付いた時にはなぜか、周囲にゲームヒロインたちが集まっているのだった。 ★ジャンル別日間ランキング1位   2024/12/17 ★ジャンル別週間ランキング1位   2024/12/23 ★週間総合ランキング1位(連載中) 2024/12/23 別サイトでも投稿しています。
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ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2025年05月17日
連載 154エピソード
楠灘源蔵、32歳。 禿げでブサメン、しかも童貞。 生まれてこのかた、女性と付き合った経験など一度も無い。 仕事は出来るし、ひとり暮らしが長いから家事能力にも長け、調理師免許まで持っている。 更に、親から受け継いだ莫大な資産が五十数億にも達するという隠れセレブの一面もある。 しかし源蔵は不細工が原因で手酷い失恋を何度も経験した過去があり、女性との縁は一切無いと頑なに信じ込んでいる恋愛恐怖症者でもあった。 そんな源蔵の周囲には彼に恩義があったり、その男前な行動に魅かれたりした多くの美女が寄り集まってくるものの、彼女らからの好意は全て錯覚、勘違いだと勝手に断じて素直に受け入れられない毎日。 更には成り行きで19歳の美女を養子に迎え入れるものの、負け組気質の源蔵にとっては本当にただの『娘』でしかなく、彼女とひとつ屋根の下で共に生活するということへの高揚感など欠片も無い有様だったりする。 恋愛への恐怖から完全に恋愛オンチと化した源蔵に春は訪れるのか。 ◆R15は念の為につけています。 ◆もしお気に召して頂ければブックマーク登録、評価入力(☆☆☆☆☆ → ★★★★★)を頂けますと幸いです。 ◆カクヨムでも掲載中
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現実世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年07月27日
連載 71エピソード
好きな気持ちのせいで苦しくなる。 仮面婚約者でもかまわないと思っていた。 それでも、この苦しみがなくなるなら―― 大好きな気持ちが『無関心』へと変わり、孤独が消えていく。 連載版です。恋愛小説です。 書籍化&コミカライズ決定しました。 ※書籍作業終わりました!web版は書籍版の流れに合わせて改稿、新規投稿しました。 「薔薇会の後は」の回までは書籍版に準じて改稿済みです。 現在2章を執筆中です。未改稿です。感想は書き終わったら公開にします。 この作品を読んでくださった全ての読者様に感謝いたします。 よろしくお願いいたします。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年06月23日
連載 89エピソード
■スラムで暮らす私、サクラリエルには前世の記憶があった。その私の前に突然、公爵家の使いが現れる。えっ、私が拐われた公爵令嬢? あれよあれよと言う間に本当の父母と再会、温かく公爵家に迎えられることになったのだが、同時にこの世界が前世でプレイしたことのある乙女ゲームの世界だと気付いた。しかも破滅しまくる悪役令嬢じゃん! 冗談じゃない、なんとか破滅するのを回避しないと! この世界には神様からひとつだけもらえる『ギフト』という能力がある。こいつを使って破滅回避よ! えっ? 私の『ギフト』は【店舗召喚】? これでいったいどうしろと……。 ■HJノベルスさんから書籍化します。 ■コミカライズも進行中です。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月25日
連載 53エピソード
十九歳のマリアンは、かなり年上だが美男子のフェリクスに一目惚れをした。 そして公爵である父に頼み伯爵の彼と去年結婚したのだ。 しかし彼は妻を愛することは無いと毎日宣言し、マリアンは泣きながら暮らしていた。 ある日転んだことが切っ掛けでマリアンは自分が二十五歳の日本人女性だった記憶を取り戻す。 そして三十歳になるフェリクスが今まで独身だったことも含め、彼を地雷男だと認識した。 「君を愛することはない」「いちいち言わなくて結構ですよ、それより離婚して頂けます?」 別人のように冷たくなった新妻にフェリクスは呆然とする。 そして離婚について動くマリアンに何故かフェリクスの弟のラウルが接近してきた。 異世界日間1位、週間2位有難う御座います。 アルファポリスでも連載しております。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年01月30日
連載 7エピソード
 ある日、密かに想いを寄せていた相手が痴漢にあった。  その犯人は俺だったらしい。  見覚えのない疑惑をかけられ、必死に否定するが周りからの反応は冷たいものだった。  罵倒する者、蔑む者、中には憎悪をたぎらせる者さえいた。  噂はすぐに広まり、あろうことかネットにまで晒されてしまった。  その矛先は家族にまで向き、次第にメチャクチャになっていく。  慕ってくれていた妹すらからも拒絶され、人生に絶望した俺は、自ずと歩道橋へ引き寄せられるのだった──
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現実世界[恋愛] R15
最終更新日:2024年11月26日
連載 132エピソード
Q:どうしてこの高校を志望したのですか? A:この学校に嫁が入学するからです。 アラサーの俺は、目が醒めたら15年前にタイムリープしていた。 そして眼の前には、偶然出会った――“社会人になってから出会うはずの”嫁が居る。 もちろん俺が知らない、学生時代の姿で。 当時の彼女は、とびきり美人でモテていたと聞いている。 プライドだけが高くて、勉強ばかりで、毒親に囚われていた、とも言っていた。 まともな青春をおくれなかったと嘆いていた。 ――だったら俺が、青春を教えてやろうじゃないか! 鈴原正修。進学希望。  第一志望、七芒学園。  志望理由、嫁がいるから。 当時の俺が逆立ちしても入ることが出来ない名門校だろうが関係ない。 大人の学力をナメるなよ! これは俺が、高校生活を“未来の嫁と”やり直す物語。 GA文庫様から書籍化が決定しました!
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現実世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年04月18日
連載 117エピソード
ルパート商会の娘、五歳のセシリアはエメラルドのような瞳に淡い栗色の髪の綺麗なヘンリーとお見合いをした。セシリアはこんなに綺麗な男の子とお見合いをするのかと胸をときめかせたが、ヘンリーは言った。「こんなブス嫌だ。髪が暗くてモジャモジャだし、顔に点々がついてて汚い」と。  ……セシリアは深く傷ついたまま大人になった。  大人になったセシリアは、メイドとして王城に勤めていた。そこでいつも馬車が一緒になるライオンの鬣のような金色の髭に、青空を吸い込んだような瞳のバルドと仲良くなる。  セシリアはヘンリーと結婚しなくてはならなくなった時、バルドの言葉が浮かんだ。  そして、思った。  好きな仕事を辞める価値がこの人にある?  私の人生にこの人は必要?  そこから始まるセシリアの恋と王城での新たな仕事への挑戦の物語ーーというようなお話です。 本編完結済みです。不定期で番外編を投稿しています。
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月25日
連載 251エピソード
【SQEXノベル様から書籍化決定しました!&コミカライズ企画も進行中です】 「おまえとの婚約は破棄させてもらう」 前は病弱だったものの今は現在エリート街道を驀進中の婚約者に捨てられた、Fランク錬金術師のカレン。 病弱な頃、支えてあげたのは誰だと思っているのか。自棄酒に溺れたカレンは、弾みでとんでもない条件を付けてとある依頼を受けてしまう。 それは『血筋の祝福』という、受け継いだ膨大な魔力によって苦しむ呪いにかかった甥っ子を救ってほしいという貴族からの依頼だった。 依頼内容はともかくとして問題は、報酬は思いのままというその依頼に、達成報酬としてカレンが依頼人との結婚を望んでしまったことだった。 王都で今一番結婚したい男、ユリウス・エーレルト。 前世も今世も妥協して付き合ったはずの男に振られたカレンは、もう妥協はするまいと、美しく強く家柄がいいという、三国一の男を所望してしまったのだった。 ともかくは依頼達成のため、錬金術師としてカレンはポーションを作り出す。 仕事を通じて様々な人々と関わりながら、カレンの心境に変化が訪れていく。 錬金術師カレンの新しい人生が幕を開ける。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月29日
連載 82エピソード
【カドカワBOOKS様より書籍2巻、7月10日発売!・コミカライズ連載中!】 聖女×冷徹公爵による、飯テロ晩酌ストーリー! 「契約の条件に、晩酌もつけて下さい」「は?」 教会で虐げられてきた聖女・ジゼルは、前世の記憶を思い出した。それは、社畜として働きながらも、週に一回の晩酌を楽しみにしていたOLの記憶だった。 働いてもいい。けど、晩酌だけはしたい。出来たら、誰かと一緒に。 聖女の力を欲しているという公爵の元へ嫁ぐことを教会から命じられたジゼルは、その願いを叶えてもらうために、公爵様に直談判! 聖女の力を使う代わりに、三食晩酌付きの生活を保証してもらう契約を交わす。 最初は渋々晩酌に付き合っていた公爵様だったけれど、お酒を通して本音を見せて‥‥‥ 串カツ・フライドポテト・チーズフォンデュetc‥‥。美味しいおつまみと共に、今日も晩酌を楽しみます! ※こちらはWEB版です。書籍版と流れが違う部分があります。あらかじめご了承下さい。 ※6月末〜連載再開。毎日更新予定。 ※ 「カクヨム」で開催された、カドカワBOOKS様主催の「嫁入りからのセカンドライフ」中編コンテストで優秀賞を頂いた作品になります。(こちらでの掲載許可は頂いております) ※ハッピーエンド ※週間連載中ランキング総合2位、ありがとうございます!
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年07月28日
連載 107エピソード
大手企業に勤める平凡なアラフォー会社員の米櫃亮二は、セクハラ上司に諫言し左遷されてしまう。左遷先の仕事は、移動販売スーパーの運転手だった。ある日、事故が起きてしまい米櫃亮二は、移動販売車ごと異世界に転生してしまう。転生すると亮二と移動販売車に不思議な力が与えられていた。亮二は転生先で出会った孤児たちを救おうと、貧乏孤児院を宿屋に改装し旅館経営を始める。
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ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2025年03月20日