ブックマーク一覧 カテゴリ2 全2件
連載 586エピソード
「ある朝、突然、学校を辞めてみた。」 高校生の僕が迷い込んだのは天文15年、500年前の京都。信長も秀吉もまだ登場していないこの世界じゃ、ゲームやまんがの歴史の知識なんかまるで役に立たない。どうしよう?! しかもタイムスリップしてくる人は今までにも結構いたみたいで未来から来たことを話しても誰も驚かない。なんなんだこの世界! 足軽の傭兵部隊に拾われた僕はそこで同い年のある女の子と出会う。鵺噛童子(ぬえがみどうじ)と名乗り、京中を荒らしまわっていたその少女はなんとのちの上杉謙信、長尾虎千代。いくさの腕を買われ、傭兵団に雇われた虎千代の馬廻りに平成男子、武道なんてからっきしの僕がなぜか。本当に生き残れるの? ・・・・と言うわけで、女の子の上杉謙信と平成男子の戦国サバイバルを描いた歴史長編小説です。若干史実解説を含んでますが、それほど難しくはない(してない)はずです。もしよろしかったらのぞいてみてください。※のべぷろ様にて一部重複掲載をしておりました。
作品情報
歴史[文芸] 残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月06日
連載 29エピソード
※この作品はエブリスタ様、pixiv様でも投稿・掲載しています。今の所はその他に掲載・転載は致しておりません。 ※表紙は柳祐祐さんに描いていただいたものです。  いつの頃からだろう?  この世界から太陽の輝きが失われてしまったのは……。  以来、世界から多くのものが瞬く間に失われていった。  理も、法も、生命も……。  だが、  何もかもが失われていく中でも、また新しい何かが生まれてくる。この闇が支配する世界でも、それだけは変わらなかった。  そして、地上を捨てて地下に移った生命達は、ついに"それ"を生み出した。 『疑似太陽』  地下に輝く偽りの太陽。  本物ではないけれど、大きな恩恵を得た生命達は、地下で更なる発展を目指した。  ……しかし、光の命が生まれれば、闇の命が生まれるのも世の理である。  依然、闇に支配され荒れ果てた大地には、その闇で生き抜くために進化し続けた生命があった。 『闇獣』  地上はおろか地下の生命達にも牙を剥き、捕食する。  闇獣には、血も、涙も、善も悪もない……。  あるのは唯一つ……弱肉強食という理だけだ。  故に、決して他の生命とは相容れない。  食うか、食われるか。  死ぬか、生きるか。  太陽が燃える事のない、この厳しい世界……。    ……それでも、生きるために命は日々燃え続けている。だが、その命を絶やさず護るためには"力"が必要だ。  だから、呼び出した。 『聖剣』『神剣』『魔剣』  聖剣は騎士、神剣は神族、魔剣は魔族……。  各々の選ばれし者達がそれを手にし、守護者として世界中の命を護っている。  太陽が輝きを取り戻し、  生命達がまた地上に帰る、その時まで……。  いつか……いつかと、世界は時を刻み……。  とある帝国では、ちょうど建国300年の祭りが催されていた。  国中が歓喜に湧き、幸福な時間に酔いしれる中、一人の騎士が国を発とうとしていた。  彼の名はソルハート・キーパー。  元帝国軍所属のただの騎士である。  夢破れ、居場所を失った彼は国を出て、世界を巡る決意をした。  今日、この日……。  ただの騎士ソルの旅が始まろうとしていた……。
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2018年03月16日