閑静な住宅街に建つ古めの集合住宅、裏野ハイツ。 見た目になんの変哲もないその小さな建物のなかで、住人達が次々に失踪し始める。

「からすなぜなくの」──問いかけのような歌声。涼やかなその女性の歌が聞こえると、何故か双見縷霞の目の前で凄惨な事件が巻き起こる。 次々と人が死んでいく──そんな事件の果てにルカが目にする悲しい真実とは……

当作品はリメイク完了しています。 http://ncode.syosetu.com/n8650dw/ ↑完全版はこちらからご覧ください。 連載版は毎週３０００～１万文字くらい書くぞ！　と〆切に追われながら書いているので、ライブ感はあるのですが、起承転結でかなり不満が有り。 シナリオも後半からかなり異なり、オチや真相も異なりますが、完全版の方が面白い（はず）なので、完全版からオススメしています。

運命とは意地悪である。 神様はもっと意地悪である。 俺が初めて出会った吸血鬼の少女は更に上を行く意地悪である。 今考えると、思い出の半数は奴の意地悪から始まっていたと思う。 でも、世界を救うなんて生意気な事思うのはあいつだけかもしれない。 だから意地悪の連鎖で生まれたこの出会いを、俺は悔いはしないよ。 きっとこれからもね。 記憶喪失の男と探偵で吸血鬼の少女が出会って、世界を救う。 そんな、何処にでもありそうな、一つの物語です。 前に投稿していたものを少し変えて再投稿しています。

死後の人生を目的もなくダラダラと過ごし、そのうち自分の名前も忘れてしまった主人公のもとに、自らを選択の神だと名乗る少年がやってくる。 その少年に導かれるように、転生することになる主人公だったが、転生先は人間ではなく、少年によって作られた、「ぬいぐるみ」だった。 転生するときに少年から受け取ったのは、少し先の未来がたまーに見える、なんとも微妙で使い勝手の悪い能力と、結構性能の良さそうな「ぬいぐるみ」の身体だけ。 そんな主人公が、人で無い身に苦労しながら、他の人を救ったり、街を守ったり、仲間を作ったり、果ては世界を… そんなことがあったり、なかったりする物語。

この物語は、剣脚（けんきゃく）と呼ばれる美脚たちが、脚打ち鳴らし戦い続ける、群雄割拠冒険脚劇である。 「これより、剣脚商売を始める！！」 戦後！ 女性とストッキングは強くなったと言われている！ 恐るべきはこの二つが組み合わさったとき、生まれるもの！ そう、それは、果てしなき美脚！ 美しい脚は美しいほどに輝きと鋭さを増し、まさに刀剣の如き切れ味と破壊力を伴うことは、周知の事実なのだ！ 種種雑多の履物を履いた美脚が対戦し続ける、バトルラノベ此処にあり。刮目して見届けろ。 ※この作品は、マグネットにも投稿しています。 『朗読劇・剣脚商売』第一話はこちら。 http://www.nicovideo.jp/watch/sm28566367

ミステリー小説「ピーチスノウ　花残り雪」の最初の事件です。 　純正芹沢学園に転校してきた甲斐雪人は、そこで図書棟に現れる幽霊の話を耳にする。彼が意図せずとも、甲斐雪人はその幽霊と深く関わっていくことになる…… 　一話ずつかなり短く区切っていますので、章は多いですが、中編くらいの長さです。 　ミステリーという性質上、残酷な描写が出てくることもありますので、ご了承くださいませ。あとミステリーですので極力事件ごとまとめて更新できるようにします。 自サイトに載せていた小説を、大幅に加筆修正しています。