絶対王政の国で、従うべき第二王子との婚約の打診だが、断固拒否したい事情がある。
それは、第二王子が自分勝手な行動しかしない『アホな自己中男』だから。
いつも第二王子の暴虐から助けくれていた、おっとり令息(腹黒)。彼と共謀し、第二王子との婚約の可能性をゼロにすることに。
たとえ悪役令嬢と呼ばれようとも。
宰相の娘――エリシュカが、幼馴染であるおっとり令息(腹黒)――ヴィクトルと共謀するうちに、彼に絡め取られるまでの物語。
「シュカ、僕の気持ちには気付いていない?」
「……ハッキリと言われてはいませんので」
「覚悟しておいてね?」
――――あら⁉ あららら?
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