重武装の輸送船に一人の魔女がかかわったことにより、世界が変わってしまう長編小説。(全34万文字)
魔術が使える者(魔女)とそうでない者(平人)がいがみ合う世界。
ある戦争を境に勢力を増した平人は魔女への迫害を強め、各地で魔女狩りと称する狂気を繰り広げていた。
ここにまた一人、処刑のために海を往く魔女がいる。
己の境遇に絶望しながら、それでも一縷の望みを賭けて、必死に生き残ろうとする彼女の意気に対して、彼女を搬送していた輸送戦艦『弓槻』とその船員たちは情にもろくできていた。
この物語は、そんな彼女の幸せを一心に願った男たちの戦いの記録である。
*ファンタジックな剣と魔法の世界というよりは、かなりの分量で科学的な兵器の戦いとなります。
特に戦艦同士のぶつかり合い(二章以降)はこの物語の醍醐味の一つですが、その描写はリミタリーマニアを満足させる意図はなく、そういう知識が無い人が雰囲気を楽んでほしいというのが意図なので、構造や描写をかなり簡略化してあります。
『軍隊の形式』とか『砲撃の手順』『号令』みたいなところに重きを置いて読みたい方は満足できないと思うのでご遠慮ください。それを圧してもツッコミドコロがあってご教授いただける場合は、メッセージいただければ喜びます。(本当に知らん知識かもしれないので)
2018年8/24
完結しました。読んでくれた方、読了おつかれさまでした。
いつか名作を描けるよう、またがんばります。
2019年5/10
4,5章を撤収しました。
以後の方、この物語は読んでも完結しません。
読む場合はご了承ください。
(たっての希望者がいたらアクションほしいです。実際、この物語の掲載のしかたをどうしようかを結構悩んでます)