R15は念の為です。
鬱展開になります。
タイトル変更しました。(旧題 オルネラ・ヴェッキオとして)
※誤字脱字報告ありがとうございます。
ヴェッキオ公爵家の次女オルネラに転生した菊理。
父は宰相、母は大国の王女と、格の高い家の娘になったので、真面目に色々取り組んだけど、髪と瞳の色を理由に疎まれる日々。
この髪と瞳の色は母方の実家の色。だが、母は持たずに産まれた為に苦労し、持って産まれたオルネラを嫌悪する。それは父と姉も同じ。
八歳のある日。
姉の身代わりで王子のお茶会に送り出された。
しかし、王子の目の前で父に殴られ、家に送り返されれば母から侮辱の言葉が飛ぶ。
――これ以上は耐えきれない。
未だに子供だけど、思い切って家出した。