ブックマーク一覧 カテゴリ1 全256件
連載 24エピソード
「引き抜きなんてよくある事だろ。声のかからなかったお前には関係ないんだよ。文句があるなら実力を付けてから言えや」  無能、クズ、お荷物、底辺、ありとあらゆる罵倒をギルドの見習いであるロニにしてきた先輩冒険者達。  そんな横暴な先輩達は捨て台詞を残し、引き抜き先のギルドへと意気揚々と去っていった。  残されたロニは、現ギルド長からとんでもないことを言い渡される。 「ロニ、お主が今日からこのギルドの長じゃ」 「えぇ?! 僕がギルド長?!」  ギルド長に就任したロニは才能を開花させ、実力をどんどんつけて強くなっていく。  一方で出て行った先輩達は、引き抜き先のギルドでその実力を疑問視させる事態を次々と引き起こしていた。  なぜなら、彼等がスカウトされたのには決定的な理由があった。  それは、スカウトされた時にはパーティー内に必ずロニが居たからだった。  そのことに気づかない彼等は、やがてスカウト先のギルドを解雇され、古巣に戻れば好きにできると、恥も外聞もなく戻ってくる。  しかしそこにはすでに彼等よりも遥かに実力を付けたロニが居て、彼等は無情にも告げられる。 「先輩達、貴方達の席はこのギルドにはもうありません」  これは、無能と呼ばれてたギルド見習いがギルド長になり、最強のギルドを再建するまでの物語。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2021年02月09日
連載 188エピソード
※モンスターコミックス様より、コミックス一巻が【2022年9月30日】に発売されます!  売上好調につき重版が決定しています!  18歳になると、誰もがスキルを与えられる。  剣聖の息子――アリオス・マクバは、きっと最強スキルを授けられるだろうと期待されていた。  だが、授けられたスキルは《チートコード操作》。  前例のないその能力に、アリオスは《外れスキルの所持者》という烙印を押される。    反面、その場に居合わせた孤児がなんと《白銀の剣聖》というスキルを開花させ、父はその孤児を引き取ろうとしてしまう。 (実際にも、アリオスのスキルの開花時には攻撃力のアップしかできなかった)  そのせいでアリオスは実家を追放されるのだが……戦闘する度に次々と強すぎる力を習得し、アリオスは文字通りあらゆるチートを使いこなすようになる。  しかも、そのうち第二皇女と仲良くなってしまい……? ※カクヨム様でも掲載中です。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2023年02月18日
連載 157エピソード
【GCノベルズにて8月30日に書籍3巻発売。コミカライズ連載中】  独楽場利徳、三十五歳。高学歴、高身長、高収入であるが妻子無しの独身生活を謳歌するいわゆる独身貴族。そんな彼はある日、自宅で孤独死してしまう。 しかし、異世界の神である独神(ヒトリガミ)に気に入られ、異世界に転生できることに。 独神からスキルや加護を貰い、ジルク=ルーレンとして生まれ変わった独楽場は、異世界で新たなる薔薇色ライフをおくる――ことなく二十八歳を迎え、またしても独身生活を満喫していた。 これは異世界に転生しても結婚しない、一人の独身貴族の生活を描いた物語である。
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ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2025年01月01日
連載 205エピソード
ヤングエースUPにて五月とに先生によるコミカライズ連載中です! https://web-ace.jp/youngaceup/contents/1000272/ HJ文庫から、雨傘ゆん先生のイラストで書籍第2巻発売中です! https://firecross.jp/hjbunko/product/1693 書籍版はweb版から大幅改稿、オリジナルバトル追加してますので、web読者の方でも楽しめるようになっています。 書籍化に伴いサブタイトル変更しました (旧題)勇者パーティーを追放された精霊術士 〜不遇職が力を授かり覚醒。俺にしか見えない精霊を使役して、五大ダンジョン制覇をいちからやり直し。幼馴染に裏切られた俺は真の仲間たちと出会う〜  五大ダンジョン。  世界にダンジョンは無数にあるが、その中で特別なダンジョンが5つある。  5つ全てを踏破した者はどんな願いでも叶う、と言われているのだ。  ラーズもそれを目指す一人だ。  3つ目のダンジョンを攻略中、ラーズは唐突にリーダーパーティーであり、幼馴染みの勇者クリストフから追放を告げられる。  クリストフは長年ラーズにコンプレックスを抱いており、その復讐としてラーズの追放を果たしたのだ。  失意の中転がり込んだ宿、夢の中でラーズは精霊王に出会い、新たな力を授かり、もう一度最初から五大ダンジョン攻略するよう命じられ、決意とともに『始まりの街』に向かう。  数少ない友人だった回復職の女性シンシア。  四大精霊王の子ども達。  自分を信じて付いて来てくれる仲間たちとともに、ラーズの快進撃は止まらない。五大ダンジョンを踏破するその日まで。  一方の『勇者パーティー』は、ラーズがいなくなってから、どんどんと落ちぶれて行った。 ※勇者パートは猟奇的な描写を含みます。苦手な方はご注意下さい。 カクヨムにも投稿してます。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年02月29日
連載 259エピソード
 冒険者をクビになった!  やけくそで生産ギルドに転職したら、なんかスゲー錬金術師になっちまったよ!  開拓村で新たな生き様を刻むのだ!  ポーション?  いくらでも作ってやんよ! 伝説級をな! (小説家になろう・ツギクル・カクヨム同時掲載) 【書籍化】 レーベル:Mノベルス イラスト:あれっくす 【コミカライズ】 レーベル:ガンガンコミックスUP! 漫画: 21話まで:紺野 賢護 22話以降:おだやか
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ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2025年06月20日
連載 100エピソード
十年間、王宮に軟禁され、ルーン魔術師として仕事をしていたヴァン・ホーリエン。 彼の知らないうちに、国王が変わっていたらしく、新しい女王と自分の代わりだというイケメンの男に、時代遅れのルーンを刻むことしかできない無能といわれ追放を告げられる。 女王たちは知らなかったのだ。 ヴァン・ホーリエンが、失われた技術『古代ルーン魔術』の使い手であることを。 追放されたヴァンは、自分のルーン魔術が時代遅れということを気にしつつも、その最強の力を使って隣国の王女を救い、彼女を隣国に送り届けるまで、彼女の師匠となることになった。 ※旧題『強すぎて十年間軟禁されていた王宮ルーン魔術師。女王に無能といわれ追放されたのでこれからは自由に生きていきます。~帰ってこい? 軟禁される国なんてもう嫌ですよ。今は隣国の王宮で自由に暮らしています~』 【書籍化のお知らせ】皆様の応援のおかげもあり、10月5日にBKブックス様から、刊行させていただくことになりました。ぜひよろしくお願いいたします。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2022年02月25日
連載 106エピソード
シリルは竜騎士ギルドを追放された。 理由はドラゴンと心とのふれあいを望んでいたけど、ギルドや世間はドラゴンを道具としてみているから、シリルは変人扱いされた。 追放されても考えを変えなかった。 ドラゴンを道具として使いつぶすことは短期的には効率的だが、長期的には心のふれあいをするシリルのほうが全てにおいて上だった。 それに気づいたとき、追放したキルドは頭を下げてきたが既に遅い。 シリルは、家族同然に慕ってくるドラゴン達と一緒に、頂点まで成り上がっていた。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2021年07月12日
連載 完結済 298エピソード
【本編完結!】 「無職がパーティーに居られると迷惑なんだよね。さっさと僕達の前から消え失せろよ」 由緒ある血筋の名家に生まれたアーク・グラディウスは、7歳の時に行われた“天啓の儀”にて“適正無し”――誰しも所持している職業《ジョブ》を持たないことが明らかとなった。 “職業を持たない”――つまり、魔法も武器も使えないアークは、家族や周囲から欠陥品の烙印を押され、“無職”として蔑まれるようになる。 アークの人生は名家の跡取りから一転し、唯一の味方だった母親は亡くなり、父親からはグラディウス家始まって以来の恥と居ない者扱い。弟に婚約者を寝取られたばかりか、日常的にサンドバッグの様に扱われながら、屋敷に軟禁されるという日々を過ごすことになってしまった。 それから時が経ち、16歳となったアークは国の規定によって年の近い者達とパーティーを組んで冒険に出させられる事に……。 しかし、初のダンジョン侵入の最中、稀少職業“剣聖”を所持し、天才と呼ばれる弟のガルフやパーティーメンバーの手で道具類を強奪され、危険なダンジョンに置き去りにされる形でパーティーから追放されてしまう。 自力で脱出するしかなくなったアークだが、強力なモンスターが闊歩するダンジョンで丸腰など自殺行為に等しく――。 「ここで死ぬのか……。何も出来ず、誰からも必要とされず――俺は、何のために生きて来きたんだ……?」 鮮血に染まる視界の中で絶望するアーク。 「――分からないのなら、足搔けばいいんだよ。生きる意味を一緒に探してあげる。だから、これから君は私のモノだね」 絶望の中、“特異職業《ユニークジョブ》”を持つ金髪の女性――ルイン・アストリアスに出会い……アークは彼女の所有物となった。 ルインと過ごす中で、アークも特異職業――“処刑者《エクスキューショナー》”であることが判明し、彼だけの固有武装――“処刑鎌《デスサイズ》”を扱えるようになる。 殺傷力と攻撃範囲の広さに極限まで特化した“処刑鎌”を使うアークは、徐々に頭角を現していき、絶望からの大逆転。一流冒険者街道を駆け上がっていくことになる。 一方、天才と呼ばれていたはずのガルフパーティーは少しずつ落ちぶれていき――。 これは世界に見捨てられた少年が、伝説の冒険者となる物語。 ※この作品は『カクヨム』にも掲載しています。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2021年09月24日
連載 45エピソード
「ボンド、今日限りで貴様をクビとする!」  平民上がりの騎士ボンドは騎士団長から突然のクビ宣告を受けてしまう。  組織内ではずば抜けた実績を残していたのにも関わらず。  意を唱えるボンドだったが、騎士団長にありもしない話を突き付けられ、結局騎士団を去ることに。挙句の果てに騎士の資格まで剥奪されてしまい、途方に暮れていたボンドだったが、とある出来事を通じて二人の少女と出会う。  しかしその少女たちの正体は何と隣国の騎士国家のお姫様だった。そして少女たちに気に入られたボンドは自分たちの指導騎士にならないかと隣国に招かれることに。そこで国王陛下に上位騎士、更には剣聖にさえもその剣の腕を高く評価されることになる。  一方でボンドを追放した騎士団は戦力の圧倒的欠如で一気に没落していくのだった。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2022年04月09日
連載 358エピソード
 ひょんなことから勇者の作った異空間に閉じ込められた少年ルイシャ。  彼がそこで出会ったのはなんと三百年前に勇者に倒されたはずの魔王と竜王だった!  魔王と竜王と仲良くなったルイシャは二人に鍛えられ、ひ弱な少年から魔族と竜族の力を併せ持つ伝説の戦士「魔竜士」へと驚異の成長を遂げる。その力を使って異空間から脱したルイシャは、まだ封印されたままの魔王と竜王を助けるため、勇者の子孫がいるという魔法学園へ入学することになる。  途方もない時間を魔王と竜王に鍛えられたルイシャは魔法学園で大暴れする!! ※書籍版1〜4巻がオーバーラップ文庫より好評発売中です。5巻の発売も決定しました!!
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15
最終更新日:2025年07月27日
連載 70エピソード
※2021年4月24日(土)書籍1巻発売します。よろしくお願いします。 https://mfbooks.jp/product/witch/322012000998.html ダイラン魔導王国の第一王女ジルは、王妃にして最強の魔女バザルデの 娘に生まれ、後を継ぐことを期待されていた。 だがジルに才能はなく【水生成】【乾燥】など弱い魔法が使える程度。 コントロールは得意だが威力は子供にも劣り、他に特技と言えば裁縫と料理。 ついには王からも見放されて城から追放されてしまう。 婚約も破談となり身分も失い、絶望したジルはお情けで与えられた屋敷で 身投げしようとした。 だがジルは屋敷の中で、不思議な異国の書物を発見する。 それは 『自分の服は自分で作る ワンピースからドレスまで』、 『家庭でできる染め物』 『やさしいレザークラフト』 『ハンドメイド作家になろう!』 などの趣味系雑誌だった。 ジルは本を読み進める内に、 『誰のためでもなく、自分らしい服を着て自分らしく生きよう』 というキャッチコピーに衝撃を受ける。 「私の魔法を応用すれば、この本に書かれている素敵な服を作れる ……ていうか、作りたい! 今更死ぬなんてバカバカしい!」 ジルは絶望など忘れて本の知識、魔法、そしてどんな植物でも実る魔法の庭の 草花を活用して服や小物を作り始めた。 するとジルに注目した商人や、ジルの志に共感した職人、 婚約破棄したはずの王子など、妙な人間たちがやってきて……? その一方、ジルを追い出した王国には反乱の兆候が見え始めていた。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2021年10月25日
連載 451エピソード
書籍化に伴い、タイトルを一部変更しました。旧題『エロゲ転生~運命に抗うかませ犬奮闘記~』 超大作と一部の界隈で話題となったエロゲをクリアして寝たら、目が覚めると寝る前にクリアしたエロゲに転生していた。しかも、序盤で主人公に決闘を挑んで敗北するかませキャラにだ。さらに付け加えると全てのヒロインルートで死亡が確定している。 そんなかませ犬に転生したのだが、状況はさらに最悪で既に決闘で敗北したところからなのだ。最早、死から逃れられない。だが、諦めてはダメだ。俺には前世でクリアしたエロゲの知識がある。それを駆使して生き残ってみせる! これはエロゲのかませ犬キャラに転生した主人公が生き残る為に一生懸命運命に抗う物語。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月10日
連載 18エピソード
異世界に転生し、実家のためにと内政に精を出していた主人公は「貴族は戦うのが仕事、銭勘定など下賤な仕事、読み書きも名前が書ければ十分」というあまりにも脳筋すぎる家族に「腰抜け」と罵られ着の身着のままで追放されてしまう。しかし、実はこの世界は乙女ゲームの世界で、主人公はその攻略キャラクターなのだった。運命から解き放たれ自由になった彼は、自らの異能『アイテムボックス』を使って冒険者からの成り上がりを目指す。 ハッピーエンドです。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2020年12月21日
連載 15エピソード
王国騎士団に入ったダルクだが、『平民だから』という理由で冷遇され、最後はクビになってしまう。 しかし団長に殴られたショックで前世の記憶が蘇り、この騎士団はそのうち滅びると知るのだった。 「こんなところにいられるか、俺は剣と魔法とロボの世界を楽しみまくってやる!」 そうしてダルクは最狂キャラをスポンサーに付け、ロマン機体とアニメを参考にしたハイレベルな戦闘で『英雄』だと勘違いされていくのだった……!
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空想科学[SF] R15残酷な描写あり
最終更新日:2020年12月21日
連載 187エピソード
異世界転移した主人公・柳木薊(ヤナギアザミ)は、物理特化ユニーククラス『サムライ』として勇者パーティーの一員となり、旅の末魔王討伐を果たす。 そして日本へと帰還したが、そこはゾンビ溢れる終末世界と化していた。 パニックジャンル日間・週間・月間・四半期・年間・累計ランキング一位の栄誉を頂きました! 祝3000万PV! 漫画版も連載中でございます! コミック1〜5巻発売中! 詳細は活動報告にて! 皆様誠にありがとうございます!!
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パニック[SF] R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年04月07日
連載 65エピソード
激務続きで体を壊して入院したアラサー会社員健斗はある日気づくと、異世界に転生していた。 それも昔プレイしていたゲームのアバターで。 試してみたところ最強のニンジャ《忍神》のスキルと装備は問題なく使えた。 異常事態に首をひねりながらも、最強のニンジャケントとして異世界の冒険を楽しむことにする。
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その他[その他] R15残酷な描写あり
最終更新日:2020年12月28日
連載 124エピソード
【SQEXノベル様より書籍化が決定いたしました!】  騎士とは血筋と才能の世界であると、それが常識だった。教会孤児であったアインは王都の騎士学院に入学こそできたものの、最底辺の〈Eクラス〉、通称〈劣等クラス〉への組み分けであった。大貴族の優等生達に馬鹿にされながら、アインは〈劣等クラス〉の学友達と共に、一流の騎士となるべく学院生活を送る。  ……しかし、学院長にだけは知らされていた。アイン――〈名も無き一号〉。彼は教会暗部が非道な実験の果てに造り上げた王国の最終兵器、裏の騎士団である〈幻龍騎士〉の一員であった。調整役の学院長が頭を悩ませる傍ら、アインは〈劣等クラス〉を率いて他のクラスを圧倒していく。 *他サイト様でも投稿しております。
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ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2022年06月21日
連載 685エピソード
急遽異世界へと転生することになった九条颯馬(30) 小さな村に厄介になるも、生活の為に冒険者に。 ギルドに騙され、与えられたのは最低ランクのカッパープレート。 それに挫けることなく日々の雑務をこなしながらも、九条は不慣れな異世界生活を送っていた。 そんな九条を優しく癒してくれるのは、ギルドの担当職員であるミア(10)と、森で助けた狐のカガリ(モフモフ)。 とは言えそんな日常も長くは続かず、ある日を境に九条は人生の転機を迎えることとなる。 ダンジョンで手に入れた魔法書。村を襲う盗賊団に、新たなる出会い。そして見直された九条の評価。 冒険者ギルドの最高ランクであるプラチナを手にし、目標であるスローライフに一歩前進したかのようにも見えたのだが、現実はそう甘くない。 今度はそれを利用しようと擦り寄って来る者達の手により、日常は非日常へと変化していく……。 「俺は田舎でモフモフに囲まれ、ミアと一緒にのんびり暮らしていたいんだ!!」 降りかかる火の粉は魔獣達と死霊術でズバッと解決! 面倒臭がりの生臭坊主は死霊術師として成り上がり、残念ながらスローライフは送れない。 これは、いずれ魔王と呼ばれる男と、勇者の少女の物語である。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月25日
連載 134エピソード
「補助魔法しかロクに使えない能無しの魔法師はこのパーティには必要ない。お前はクビだ、アレク・ユグレット」 それはある日突然、王太子のダンジョン攻略の付き添いとしてパーティーに加わっていた宮廷魔法師——アレクに突き付けられた追放宣告。 そしてパーティーどころか、王太子の嫌がらせにより宮廷からも追放され、途方に暮れていたアレクに声を掛けたのは、〝魔法学院〟時代の友人であった。 「————ねえ、アレク。ボク達と一緒にまた、ダンジョン攻略をする気はない?」 かくして、かつて共にパーティーを組んでいた友人らと共に、アレクは第二の人生を歩む事に。 これは、飼い殺し状態であった元宮廷魔法師の冒険譚。 4年前、『伝説』とまで謳われた4人パーティー〝ラスティングピリオド〟の名は次第に世界中に轟く事になる————。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月07日
連載 216エピソード
「ハッキリ言うわ。戦闘に全く貢献できない荷物持ちのレンジャーはいらないの。むしろあなた自身がお荷物だから出てって頂戴。もちろん装備もお金も置いてね!」パーティー結成当時からずっと一緒の仲間にそう言われたレンジャーのリエルはある日、仲間達に揃って解雇通告を言い渡される。 冒険者になった時、ファーストスキルが最低最悪のゴミスキル・死んだフリだったリエル。 リエル自身もみんなの強さからおいて行かれている自覚は十分にあったので、負けないように努力し鍵開け、罠発見、魔物の知識、装備の修繕とメンテナンス等様々な戦闘以外の技能を無数に習得してみんなを支えていた。 にも関わらずダンジョンの深部で無慈悲な宣告、ここで追い出されたら帰る事も出来ず死あるのみ。 そこで勇者は激怒した。「なんて身勝手な奴らなんだ。それなら私がリエルと一緒に行く! 君達とはここでお別れだ!」 「え、ちょっと何を言ってるのよ! あなたがいなかったらこのパーティーはどうなるのよ! この先、そんな奴よりもっと強くて有能な仲間を入れれば良いだけじゃない! ちょっと! 分かった! リエルの追放は保留にしてあげるから!」 「今更遅い! 仲間を大事に出来ない君達とはもう一緒になんか居られない!」 と、リエルは勇者ルナスと一緒に迷宮の外へと向かう事になった。 さすが勇者だ。これから一生付いていこうと誓ったリエルだったが勇者は語り始めた。「私には君でなければいけない理由があるんだ」今明かされるリエルでなければいけない理由、勇者の抱える秘密、ゴミスキル・死んだフリの真なる力とは……。 君さえいればどんな所にだって行けると勇者ルナスは言い、リエルは心機一転、冒険をすることになるのだった。 これは勇者を支えていた一番の功労者がいずれ世界を平和にする物語。 ※書籍化決定しました。旧タイトルは『宮仕えになった勇者パーティーで仲間から追放を宣告された際、勇者が激怒して俺に付いて来た。元仲間が勇者に帰ってきてと頼んだが『今更遅い!』と、取り付く島も無い』です。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2021年06月29日