隣の席に座る白川くんは人と関わることが苦手らしい。 目が合えば目をそらすし、話しかければビクビクして会話が出来ない。 そんな彼と2人で研究発表をすることになった。 実はずっと気になっていた。 その仕草や態度、一度ちゃんと会話をしてみたいと思っていた。 勇気を振り絞って最初の一言。 「白川くん、よろしくね。」 それが、すべての始まり。 　

カノジョがいるのにも拘らず、何故かたくさん告白される琉真。恋愛対象として見ていなかった仲の良い女友達から突然告白され、「ごめん」と断った時から琉真の心は変わる――…… 二部完結の短編小説です！