中学3年の秋。
進路に向き合い、部活を引退して、塾に勤しむ時期であるはずの少年、七海 清流(ななみ せいる)は、半ニート生活を続け、今日も学校をサボっていた。
しかし、家の中に居ることにも飽きた清流は、気分的に塾に行くことにして家を出る。
すると、途中の公園て超常的な事態に遭遇し、未来に向けてタイムトラベルする事になった。
………はずだった。
トラベル先で次に眼を開けた時に視界に入ったのは……
360度を木々に囲まれた、緑が生い茂る森の中だった!?
未来どころか、まるで古代にタイムスリップした様な所に、1人残された清流の運命は!?
運命が織り成す数々の仲間達との出会いと別れ。
剣と魔法の世界の謎に迫る、異世界冒険ファンタジーが、今、紡がれる―――