異世界に転生したは良いけれど、神がしくじったのか、前世の記憶が途切れ途切れに思い出されたことで、転生したと実感が薄い。
しかも俺と妹は親に育児放棄をされており、何とか二人で生きていると、村まで追い出されることになってしまう。村を出て何処に行けばいいか困って、仲の良い村人に相談をしてみると、実は俺と妹が使える人の少ない魔法を使えることが分かった。追い出した者たちが、俺と妹が魔法を使えることを思い出さないうちに村を出ることに。
村を追い出した者たちから逃げるように移動したアルバトロスの街で、魔法を覚え魔法使いとなり、前世の知識を使って物を開発していき、更にはダンジョンに潜り、仲間を増やして冒険していく。