小森太一は肥満のコンプレックスを抱えたまま大人になり、26歳で事故死してしまった。
しかし気が付くと彼は生前の記憶を引き継いだまま、5歳の頃の自分に戻っていたのだった。
これは人生やり直しのチャンス、大人知識で無双しまくりと喜ぶのも束の間、鏡に映った自分は生前とまったく同じ肥満児の姿だった。このままではずっと肥満、やり直しても人生ハードモードであることは変わらない。
そんな時、ラグビーワールドカップ2015年大会で日本代表が南アフリカ代表に勝利したことをきっかけに、太一はこの体格を活かしてラグビーを始めようと決心する。
ここから太一は最強のプロップとして、世界のラグビー界を引っ張っていくことになる。
※本作は2019年12月に連載を開始し、2020年8月に完結しています。作品の内容は執筆当時の情勢を踏まえて反映させていることから、現実における試合結果やレギュレーションの変更内容とは大きく異なる点をご了承ください。