四方を山に囲まれ、豊かな森に抱かれるようにして建つ「私立松風館高校」。大正時代からの古い歴史があり、”緑の学園”と称されるこの全寮制高校に、篠崎塔子は入学を果たした。
「平穏無事に学生生活を送ること」を信条として、戸惑いながらも励む毎日。けれどある日塔子は、生徒たちがこの学校をひそかに“緑の王国”と呼びならわしていることを知る。その言葉には、秘め隠されたひとつの古い伝統が関わっていた――。現代学園ファンタジー。
※本編は改稿版を掲載しますので、完結済みに設定しております。第3章までの終了となりますので、ご注意下さい※
※改稿版アップしましたhttp://ncode.syosetu.com/n7577bw/ (2013/12/8)※