婚約者と女性の密会場面を目撃してしまいました。
その瞬間、脳内を稲妻が駆け抜け、怒涛のように記憶が押し寄せてきます。あら?これって『別の世界』の記憶?私って転生者だったの?しかもこの世界って「乙女ゲーム」の世界らしい。でも、幼い頃からの違和感の正体がわかりました。この世界、完全に「ゲームの世界」と一致してはいないみたい。
それなら、婚約者には悪いけど私、『ゲームの世界』からは潔く撤退しますので、あしからず。
■乙女ゲームの世界にいながら、乙女ゲームを無視して進むお嬢様のお嬢様による自己満足異世界譚です。
※進行の中で残酷描写が出てくる場合もあります。苦手な方は回避をお願いいたします。(現在はまだありません)