ユーリ・ストロガノフは勇者パーティで戦士を務めていたが、勇者から突如追放を言い渡された。
おまけに「生理的に無理」「いるだけで嫌」との元仲間たちからの心無い言葉を突き付けられ、さらに侯爵令嬢から「吐き気がする」と言われ婚約破棄された。
なんとユーリは生きているだけで殺される程嫌われる伝説のパッシブスキル「ゴキブリ」の持ち主であった。
呆然とするユーリに腰に帯びていた鋼の剣が話しかけてきた。「ユーリ、私がいるよ」
鋼の剣は可愛い女の子に擬人化し、ユーリに抱き着いてきた。
「九十九神」という無生物を擬人化するスキルを得たユーリは、勇者パーティーの伝説級武器をかっさらい、擬人化ハーレムスローライフを送るのだった。
すべてのヒトから嫌われ、すべての無生物から愛された男の擬人化ハーレムライフが始まる。
※ユーリに敵対する勢力は全てスッポンポンになる仕様です。お気を付けください。
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