【改訂版】を掲載しています。( https://ncode.syosetu.com/n4400fv/ )
大変恐縮ですが、今後の更新は【改訂版】の方に一本化させて頂きます。
お手数ですが、【改訂版】の方への移動をお願い致します。
(2019/12/18 追伸:こちらでの更新は終了のため、完結のフラグを立てさせて頂きました。)
(2020/01/06 追伸:こちらタイトルに【旧版】を付けて、
改訂版+新規掲載の方のタイトルから【改訂版】を取りました。)
* * * * *
この剣と魔法の異世界で、俺の記憶にある最初の光景は、中世ヨーロッパの貴族屋敷にでもありそうな豪勢なベッドから見た、年季の入った豪奢な造りの天井だった。
三年前に、俺が記憶(の一部)を失って倒れているのを発見されたのが、辺境伯の屋敷に程近い場所であり、偶然にも俺の外見が、現在の辺境伯を務めるプリムローズ家の著名な外観的特徴と一致していた、といった背景やご縁もあって、俺は、辺境伯のお屋敷でお世話になる事となった。
お世話になるからには、と俺に出来ることは前向きに行動し、中途半端ながらも思い出せた知識や経験も提供して、この辺境の開拓村の発展に取り組んでいる内に、何故か、辺境伯の後継者と目されるようになっていた、らしい。
俺が、周囲と自分の認識に大きなギャップがあると気付いた時には既に、辺境伯として爵位を継承するしかない状況に陥っていた、のだった。
アルフレッド・プリムローズ、十五歳。中身は...で、中途半端に知識と経験が交錯した現代日本での記憶と、幸運にも何故だか継承されたゲーム世界での冒険者スキルを活かして、辺境伯のお仕事を頑張りたい、と思います。
【 ※ 参考記録:2019/10。総合評価は、15,050pt ±100 、ブックマーク登録は6,050件 ±50 。】