この度の『親鸞会』の映画の催しでは、「親鸞聖人の教えに、お布施を頂ける方はお願いします」という形で、来客の中で望まれた方のみ、喜捨を求める呼びかけがありました。
一度目に通った映画、「なぜ生きる」が500円であり、それ以降はタダだったので、僕としては1話90分、500円の価値はあるだろうということで、各話500円納めさせて頂きました。
講話のみなら、払わなかったと思います。
今度の場合は軽い呼びかけで、特に継続的な思惑も感じられませんでしたが、他の団体などではそうでない場合もあります。
そういう点もあって、自分は宗教関係の催しに出入りを勧めるようなことは、一切ありません。
そういった関係に予備知識、免疫があって、どのような勧誘のされ方をしても対処する覚悟をお持ちの方のみ、そのたぐいの会合に興味を引かれれば出席されるといいのでは、と思います。
(僕は「小説のネタはないかな」とアンテナに引っかかったものにはすぐ出向いてしまいますが、今は強くお金を求められると即警察に通報すればいいので、一昔前よりは対処しやすくなったと思います。各種団体としても、取り締まりが厳しくなっているのは把握しているので、以前ほど無茶なことはそうないでしょうしね……《いえ、そうあって欲しい……》)
※主要参考文献は、岩波文庫 金子大栄校注『歎異抄』になります。
その他、親鸞会さんの小冊子……です(ありがとうマダム! それに、周りにおられた年配者の方々!!)
本文中の、「唯円が親鸞聖人の直弟子であり、歎異抄の作者である」ということは、ほぼ間違いないとされていますが、確定されてはいないようです。
文中の訳は、はなはだ勝手な解釈によるものです。
余計な付け足しまであります。
エッセイと言うより、どちらかと言えばフィクションとしてお読み下されば幸いです。