主人公 石川遼太郎は秋葉原で休日を楽しんでいた。
オタク趣味全開でショップ巡りをしていた時に見つけたフィギュア。
そのフィギュアに一目ぼれした遼太郎は迷ったすえ、購入を決める。
遼太郎が金額を支払おうとしたその時、ショップに爺さんが飛び込んできた。
購入して帰ろうとする遼太郎に、その爺さんは彼にフィギュアを譲ってくれるように頼まれる。
すったもんだの末、爺さんの熱意に負けてフィギュアを譲った遼太郎。
ショップ巡りを終えた遼太郎は電車で帰ろうとするが、秋葉原の階段で足を滑らせて転落し、死亡してしまう。
死亡した遼太郎が目を覚ますと、見知らぬ部屋にいて、さきほどフィギュアを譲って別れた爺さんがいた。
爺さんの正体は日本を含む東海の主、東海竜王で名前は敖廣(ごうこう)といい、
遼太郎が死んだとき、異世界と地球がつながり遼太郎の魂が異世界に捕らえられた事に気が付いた事。
フィギュアを譲ってくれたお礼をしたい事、
異世界に行く遼太郎にお願いがある事、などを話した。
そして竜王の頼みを聞き入れた彼は異世界転生することになる。
転生を果たした遼太郎を待ち受ける異世界の試練、彼は無事に竜王の願いを果たすことができるのだろうか。