ブックマーク一覧 カテゴリ1 全196件
連載 完結済 100エピソード
前世で読んだ小説の中で私は、聖女を騙った罪で殺されてしまう。 しかも殺したのは、私のお兄様。闇の伯爵と呼ばれる、怖くて強いお兄様だ。 このままお兄様に殺される結末になったらどうしよう、と怯える毎日だけど、なんだかお兄様の様子がおかしい。 私を殺すはずなのに、私を守るとか言い出すし、いったいどうなってるんだろう……? ※2025年5月12日にアリアンローズ様から2巻発売予定です!
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年05月09日
連載 完結済 51エピソード
 侯爵令嬢レティシアは、王弟殿下であるダミアンとの婚約が発表された瞬間、ある記憶を思い出した。  それはこの世界が、前世っぽい世界で坂町晴乃としてプレイしていた乙女ゲームの中だということ。  しかもダミアンは、晴乃の『激推し』である王太子アクセルを陥れる最大の敵。  前世では、攻略対象でもあるダミアンのことをあえて『非推し』なんて言葉で呼んでいたけれど、本当は超絶大嫌い。  そんなダミアンの婚約者なんていう設定にない存在に転生してしまった不幸を嘆きつつ、晴乃は愛しのアクセル様を助けることを決意したのだが……? ※この作品は「乙女ゲームの『非推し』の婚約者に転生しました。最悪です」を大幅修正改稿したものです。他サイトでも連載しております。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年05月09日
短編
自称「未来が見える祝福を持つ」しゃべる黒猫が婚約解消をすすめてくる… ある日、エリシアの前に、しゃべる黒猫があらわれる。この猫さん曰く、「いますぐ婚約を解消しないと、お前は婚約者に殺される」らしい。 婚約者のヴィクトルは感情を表に出さない人物だが、エリシアには彼がそんなことをするとは思えない。そんな中、黒猫は未来を言い当ててーー
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年03月19日
連載 完結済 97エピソード
気が付けば超絶わがままな公爵令嬢に転生していたエリザベス。熱烈に恋した魔術伯アランさまを追いかけまわしては嫌われていたが、階段落ちを決めたことで前世の記憶を取り戻した。前世はごく普通の大人しい日本人だったので、振られている相手にアタックし続けるとか無理。 ここはキャラ変して、恋愛とは距離を置いて生きていこうと決意する。せっかく魔法のある世界なんだから、魔法を使ってみたいし。今世では富と権力を持っているんだから、楽しく暮らしたい。 やりたいことを色々やっていくうちに、また恋に落ちたり振られたり溺愛されたりするお話。
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年05月26日
連載 完結済 24エピソード
人生ままならない。 本当に……ままならない。 深い溜め息はやがて嗚咽になってしまう。散々泣いたのに、涙が尽きることはない。 『客人一名と共に帰る。二十歳の女性だ。屋敷で一番良い部屋を用意し、滞在に不自由のないよう準備しておくように』 二十歳の女性を連れて帰り、屋敷で一番に良い部屋を整えろ。 それは、私に部屋を……屋敷を出て行かせるようにとの指示だ。 離縁。 確かに、それを望んだのは私からなんだけれども。 離縁を望んだ私の手紙には返事を寄越さずに、女性を伴って帰還するとは。 じれじれのすれ違いものです。 主人公が闘病します。苦手な方は回れ右をお願いいたします。m(_ _)m 見切り発車ですが、完結までお付き合いいただければ嬉しいです。 よろしくお願いいたします。 m(_ _)m 【2025.4.6 追記】 本編(シャルロッタ視点)24話で完結いたしました。 番外編を予定していますが、準備ができてから投稿しますので、ゆっくりになります。 よろしくお願いいたします。 【2025.5.30 追記】 第6回アイリス異世界ファンタジー大賞にて銀賞をいただきました(*>д<)! 皆様のおかげです! ありがとうございます!! やがて本になります+~(*>ω<*)!
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年04月06日
連載 62エピソード
「……すまない。彼女が、私の【運命】なんだ」 ──フェリシアの婚約者の【運命】は、彼女ではなかった。 「あなたも知っている通り、彼女は病弱だ。彼女に王妃は務まらない。だから、フェリシア。あなたが、彼女を支えてあげて欲しいんだ。あなたは王妃として、あなたの姉……第二妃となる彼女を、助けてあげて欲しい」 婚約者にそう言われたフェリシアは── (え、絶対嫌なんですけど……?) その瞬間、前世の記憶を思い出した。 彼女は五日間、部屋に籠った。 そして、出した答えは、【婚約解消】。やってられるか!と勘当覚悟で父に相談しに部屋を出た彼女は、愕然とする。 なぜなら、前世の記憶を取り戻した影響で魔力が暴走し、部屋の外では【五日間】ではなく【五百年】の時が経過していたからである。 フェリシアの第二の人生が始まる。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年04月17日
連載 完結済 60エピソード
『本の虫令嬢』 こんな通り名がつく様になったのは、いつの頃からだろうか?……もう随分前の事で忘れた。 私、マーガレット・ロビーには婚約者が居る。幼い頃に決められた婚約者、彼の名前はフェリックス・ハウエル侯爵令息。彼は私より二つ歳上の十九歳。いや、もうすぐ二十歳か。まだ新人だが、近衛騎士として王宮で働いている。 私は彼との初めての顔合せの時を思い出していた。あれはもう十年前だ。 『お前がマーガレットか。僕の名はフェリックスだ。僕は侯爵の息子、お前は伯爵の娘だから『フェリックス様』と呼ぶように」 十歳のフェリックス様から高圧的にそう言われた。まだ七つの私はなんだか威張った男の子だな……と思ったが『わかりました。フェリックス様』と素直に返事をした。 そして続けて、 『僕は将来立派な近衛騎士になって、ステファニーを守る。これは約束なんだ。だからお前よりステファニーを優先する事があっても文句を言うな』 挨拶もそこそこに彼の口から飛び出したのはこんな言葉だった。 ※中世ヨーロッパ風のお話ですが私の頭の中の異世界のお話です ※史実には則っておりませんのでご了承下さい ※相変わらずのゆるふわ設定です ※こちらの作品は「カクヨム」にも掲載中です
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年02月17日
連載 12エピソード
公爵令嬢のエリーゼは、遅れて出席した夜会で、婚約者のオズワルドがエリーゼへの不満を口にするのを偶然耳にする。 オズワルドを愛していたエリーゼはひどくショックを受けるが、悩んだ末に婚約解消を決意する。 だが、喜んで受け入れると思っていたオズワルドが、なぜか婚約解消を拒否。関係の再構築を提案する。 その後、プレゼント攻撃や突撃訪問の日々が始まるが、オズワルドは別の令嬢をそばに置くようになり・・・ 「彼女は友人の妹で、なんとも思ってない。オレが好きなのはエリーゼだ」 「私みたいな女に無理して笑いかけるのも限界だって夜会で愚痴をこぼしてたじゃないですか。よかったですね、これでもう、無理して私に笑いかけなくてよくなりましたよ」
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年02月02日
連載 完結済 46エピソード
ハッと目を開けると、目の前には本日結婚式を挙げたばかりの夫がいて、冷ややかにこちらを見下ろしていた。 (ええっと、ああ!そうそう!) 結婚式の途中、わたしは激しい頭痛に襲われて、誓のキスをする直前で気を失ったのだ。 どうやらわたしが気を失っている間に結婚式は進行し、すでに終わったあとのようである。 だって、窓の外が暗いからね。 恐らく、夫婦のベッドだろう、キングサイズのベッドの上に寝かされていたわたしは、感情の読めない表情でこちらを見つめている夫を見やって、こっそりと息を吐く。 (あ~、やっぱりわたし、死ぬ前に読んでいた小説のヒロインに転生したんだ……) 結婚式で激しい頭痛に襲われたとき、わたしは前世の記憶を取り戻した。 車の事故に巻き込まれて前世の生を終えたわたしは、どうやら、大好きなラノベの世界に転生していたらしい。 異世界転生とか、現実にあるんだ~……な~んて、呑気なことを考えている場合ではない。 わたしの記憶が正しければ、ここは、わたしの知る小説のプロローグがはじまる三年前。 目の前にいるのは、浮気をして、わたしに言いがかりをつけて捨てる悪役――ヒロインの最初の夫である。 最悪だ……。 この小説のストーリーは、夫とその母と使用人たちに三年いびられ続けたヒロインが、三年後離婚されてヒーローと巡り合い幸せになるという王道展開なものだ。 ヒロインを捨てた夫たちはきっちりざまあされてすっきり~!な展開なのだが、ちょっと待ってほしい。 だって、ということはわたし、今日から三年間、ずっと虐げられるってことでしょう⁉ 冗談じゃない! 三年耐えればヒーローが幸せにしてくれるわ~なんてお気楽なことを考えられるほど、わたしは能天気じゃありませんよ! 三年間もいじめられるくらいなら、さっさと理由をつけて離婚してやる‼ ……だというのに。 あの~……、なんでこの人、わたしを溺愛しはじめたの⁉
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年01月31日
連載 36エピソード
フェリシアは幼馴染で婚約者のデュークのことが好きで健気に尽くしてきた。 前世の記憶が蘇り、物語冒頭で死ぬ役目の主人公たちのただの盛り上げ要員であると知ったフェリシアは、死んでたまるかと物語のヒーロー枠であるデュークへの恋心を捨てることを決意する。 愛を返されない、いつか違う人とくっつく予定の婚約者なんてごめんだ。しかも自分は死に役。 フェリシアはデューク中心の生活をやめ、なんなら婚約破棄を目指して自分のために好きなことをしようと決める。 どうせ何をしていても気にしないだろうとデュークと距離を置こうとするが…… 第一部完結。異世界恋愛ランキング日間・週間1位、月間2位。本当にありがとうございます! 他サイトにも掲載。終盤改稿加筆しているので若干違います。 ※おかげさまで書籍化決定いたしました。詳細は追々ご報告いたします。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年12月26日
連載 56エピソード
ミシガン伯爵家のリリーは、いつも後回しにされていた。転んで怪我をしても、熱を出しても誰もなにもしてくれない。わたしは家族じゃないんだとリリーは思っていた。 婚約者こそいるけど、相手も自分と同じ境遇の侯爵家の二男。だから、リリーは彼と家族を作りたいと願っていた。 だけど、彼は妹のアナベルとの結婚を望み、婚約は解消された。 リリーは失望に負けずに自身の才能を武器に道を切り開いて行く。 「アルファポリス」「カクヨム」に投稿しております。
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ローファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年12月11日
連載 59エピソード
仕事と私、どっちが大切なの? ……なんて、本気で思う日が来るとは思わなかった。 彼は、王族に仕える近衛騎士だ。そして、婚約者の私より護衛対象である王女を優先する。彼は、「王女殿下とは何も無い」と言うけれど、彼女の方はそうでもないみたいですよ? 婚約を解消しろ、と王女殿下にあまりに迫られるので──全て、手放すことにしました。 お幸せに、婚約者様。 私も私で、幸せになりますので。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年11月01日
連載 58エピソード
※2025年6月、SQEXノベル様にて書籍①巻発売予定です!イラストは朝日川日和先生☆しっかりエピソードも加筆しております!よろしくお願いいたします! *** 「はい、ちゅーもーっく! 本日わたしは、とうとう王太子殿下から婚約破棄をされました! これがその証拠です!」  ヴィルヘルミーネ・フェルゼンシュタインは、そう言って家族に王太子から届いた手紙を見せた。  「「「やっぱりかー」」」  すぐさま合いの手を入れる家族は、前世から家族である。  日本で死んで、この世界――前世でヴィルヘルミーネがはまっていた乙女ゲームの世界に転生したのだ。  しかも、ヴィルヘルミーネは悪役令嬢、そして家族は当然悪役令嬢の家族として。  ゆえに、王太子から婚約破棄を突きつけられることもわかっていた。  前世の記憶を取り戻した一年前から準備に準備を重ね、婚約破棄後の身の振り方を決めていたヴィルヘルミーネたちは慌てず、こう宣言した。 「船に乗ってシュティリエ国へ逃亡するぞー!」「「「おー!」」」  前世も今も、実に能天気な家族たちは、こうして断罪される前にそそくさと海を挟んだ隣国シュティリエ国へ逃亡したのである。  そして、シュティリエ国へ逃亡し、新しい生活をはじめた矢先、ヴィルヘルミーネは庭先で真っ黒い兎を見つけて保護をする。  まさかこの兎が、乙女ゲームのラスボスであるとは気づかずに――
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年06月29日
連載 完結済 53エピソード
15歳のときにアリスは政治の駒として隣国ビクルス国の王太子──クリス(23歳)のハーレムに送られる。 ところが、クリスは大の年上女性が好きだった! 絶対的寵妃ポジションに40歳熟女(異世界基準)がおり、完全に入れ込んでいる。 童顔なことも相まって、アリスは全く相手にされない。渡りが1度もないまま時だけが流れてゆき、ハーレムでは最下位の妃とみなされる。 ハーレムでは王太子の寵愛に応じて給金が決まる実力主義なシステムのため、アリスは使用人のように生活していた。ただ、そのおかげで各国から来た妃たちと仲良くなって色々な話を聞くことができ、各国の事情にとても詳しくなる。 そんな中、22歳のときに大事件が起こる。夫である王太子クリスが寵妃への贈り物のために多額の国費を使い込んでいることが発覚し、失脚してしまったのだ。財務健全化の一環でハーレムは解散され、アリスはアーヴィ国に戻ることに。 (よし!ハーレムで得た知識を生かして外交官になりましょう!) そう決心したアリスだが、今度はシスティス国から政略結婚の打診が来て──。 訳ありヒーロー×ポジティブヒロインのラブファンタジー。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年06月17日
連載 88エピソード
次期公爵である優秀な兄と、母によく似た美しい妹。その間に挟まれた「公爵家の長女」たる私は「王太子の婚約者」でもあった。今日、婚約解消を申し出られるまでは。 いずれ王妃になるのだからと努力を重ねてきたのに、婚約者の王子の隣には噂の男爵令嬢。 「あなたはよく努力しているわ。でも、それだけなのよ」。王妃に追い打ちをかけられ、失意のうちに帰宅をした私に告げられた父の決定は、それまでの私の全てを否定するものだった。自室で泣き伏せた私が見た夢は全く別の世界のもので。「私の、前世?」 全てと決別して新しい自分を生きることにした「公爵家の長女」だった私の物語。 *1~14,16~20話が短編版と同じです。(15話ゲームは短編の構成上カットされています) *21話からが連載版です。 *カクヨム様でも掲載しています。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年01月03日
連載 完結済 49エピソード
※ベリーズファンタジースイートより2024年11月5日発売。 下記のように改題。 『さようなら、私の白すぎた結婚 「いい嫁」をやめたら本当の愛が待っているなんて聞いてません』  貧乏伯爵令嬢エルシャは実家への援助と引き換えに、女性嫌いの若き公爵と契約結婚した。 エルシャに全く興味がなさそうな夫とは会話もない。エルシャは契約結婚でもせめて仲良くなろうと努力したものの、すべて無駄であった。 そんな時、夫が怪我をして記憶喪失になってしまう。そんな夫を見て、エルシャにある変化が訪れる。 -- カクヨム・ベリーズカフェにも掲載。
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年11月05日
連載 完結済 248エピソード
 こんにちは、園子と申します。  目が覚めるとそこはめちゃくちゃファンタジーな場所でした。  鮮明な夢だとしても驚かないですが、ほっぺをつねったところ、どうやら起きているようです。まじか。現実か。  なんと、そこはわたしが中学生時代に沼っていた、『The King's Grail of EternalⅡ』、通称キングレシリーズの、グレⅡと呼ばれているシミュレーションロールプレイングゲーム (SRPG)の世界でございました。なんですと。  ということはわたしが青春を捧げた不遇の推しキャラ、『宰相オリヴィエ・ボーヴォワール』様もいらっしゃるということ……!  ――まずいです! このままではゲーム通り暗殺されてしまいます‼  なんで転移したとかどうでもいいです。  シナリオとか知ったこっちゃないのです。  元の場所に戻れないなら、腹をくくってここで生活してやりましょう!  そして、オリヴィエ様をお守りするのです!  これは、オリヴィエ様を幸せにするべくわたし園子が駆け巡り、推し事したりこっそりお助けしたりするお話です。 ※見切り発車です ※書き溜めありません ※そんなに長くなりたくないです(目標:4万文字程度)(追記:すみません、たぶん10万文字になります)(さらに追記:すみません、終りが見えません)(さらにさらに追記:60万文字前後での完結めざします!)(さらにさらにさらに追記:ムリです!)(完結しました!!!) ※こまけぇこたぁいいんだよ!! ※書き手が深いこと考えていないので、フィーリングで読んでください ※たぶん隔日更新 ※他サイトにも投稿しています(こちらが先行です)
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年10月01日
連載 完結済 30エピソード
※連載中の「悪役令嬢はモブ従者を振り向かせたい」のIFストーリーです。 公爵家令嬢マーガレット・エインワースは、義妹によって両親の愛も婚約者である王子も奪われ、鬱屈とした日々を送っていた。しかし、ある日。従者のフラン・ハドルストーンに心を開いたことにより、彼女の運命は変わり始めて……。不憫系令嬢が従者に溺愛されて幸せになるまでのお話です。 ※本編の作中乙女ゲーム世界を舞台にしたもしものお話。もしも悪役令嬢が従者に心を開いていたら。 ※本編未読でも読めるようになっております。
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2020年02月03日
短編
「ああああぁあああぁぁああああっ‼︎」  貴族の子息子女が通う学院の中庭で婚約者の王太子とお茶を楽しんでいたフィオナは、突如良家の子女にあるまじき奇声をあげた。急に前世の記憶が蘇り、ここが乙女ゲームの世界で自分が目の前の婚約者に近い将来婚約破棄され、悪女堕ちして修道院送りになると気づいたからだ。破滅は避けたい。がしかし、ゲームを愛し婚約者を推しに推してきた身。回避に努めることなくこのまま悪役に徹し、シナリオ通りヒロインと幸せになってもらおうと決める。しかし、ヒロインは同じく転生者であり婚約者ではない別のキャラを攻略しようとしていた。このままでは推しの幸せが危うい。なんとしてでもヒロインには婚約者を選んでもらわなくては。フィオナはパーティー会場の只中で、手をあげて高らかに宣言する。 「彼の魅力、プレゼンしまーす!」  推しの幸せの為に奮闘する悪役令嬢の幸せのお話。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2021年09月08日
短編
田舎育ちの主人公は、幼なじみのエリートと婚約したために名門魔法学園に入学させられている。が、素質もなく万年ドベ。それが気に入らないエリート婚約者からチクチク嫌味を言われる毎日を送っていた。ある日ついに堪りかねて、性格終わってるこんな奴と婚約なんてしていられるかと変化の魔法で鳥になって逃亡を謀った。のだが、うまく飛べずに落ちたところを婚約者に拾われてしまった。正体がバレたらまた嫌味を言われるに違いないと逃げ出す機会を窺っていると、婚約者が見たこともない顔で本音を語り出して……。 本音を聞いてしまったので復讐してやることにしたお話。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2022年07月26日