ブックマーク一覧 未読の作品 全1291件
連載 完結済 42エピソード
【Mノベルスf様より書籍化します】2024年12月10日発売 好きだった小説の世界に転生してしまったことに気づいた公爵令嬢のミレイナ。 しかし、彼女は原作の中では名前も出てこないモブだった。 ミレイナは原作が始まるまでの八年間、前世の推しでもあるセドリックの成長を見守るため、家の力を使って彼に近づくことにしたのだ。 セドリックの友人という立場を死守し続けたミレイナは二十三歳になっていた。 そろそろ自分の結婚相手を探すため、セドリックの側を離れたが、彼は気に入らなかったようで――!? 「もうこれ以上我慢しないし、もう『弟』だなんて言わせない」 執着系年下王子と無自覚天然ゆるふわ令嬢の、なかなか噛み合わない恋の行方は――? 連載版の投稿を始めました。 4話まで内容は短編版とほぼ同じですが、名称など追加してたりしています。 本編完結しました!
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年11月26日
連載 完結済 21エピソード
リディアーヌにはモーリスという幼馴染がいる。婚約こそしていなかったものの、将来二人は結婚するのだろうと、周囲の誰もが思っていた。リディアーヌ自身も当たり前のようにそう思っていたが、ある日、モーリスと友人の会話を聞いてしまい、その将来が音を立てて崩れていった。リディアーヌは彼の婚約者ではないし、親同士が仲が良いだけで将来を誓い合った仲でもない。そのことに気が付いたリディアーヌは、モーリスから離れることを決意した。周囲が思う当たり前に逆らうことを決めたリディアーヌは、同じ皇宮仕えをしているドロシーに成り行きで男性を紹介してもらうことになったのだった。GW中の完結を目指しています。←すみません、無理でした。延長します。電子書籍化が決定いたしました。詳細はまたお知らせいたします。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年06月18日
連載 完結済 97エピソード
気が付けば超絶わがままな公爵令嬢に転生していたエリザベス。熱烈に恋した魔術伯アランさまを追いかけまわしては嫌われていたが、階段落ちを決めたことで前世の記憶を取り戻した。前世はごく普通の大人しい日本人だったので、振られている相手にアタックし続けるとか無理。 ここはキャラ変して、恋愛とは距離を置いて生きていこうと決意する。せっかく魔法のある世界なんだから、魔法を使ってみたいし。今世では富と権力を持っているんだから、楽しく暮らしたい。 やりたいことを色々やっていくうちに、また恋に落ちたり振られたり溺愛されたりするお話。
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年05月26日
連載 完結済 18エピソード
雛井亜子は、二歳年上の水崎千と幼稚園の頃から仲良しである。 千の過保護さは友情の範疇をやや逸しているのだが、彼のことを優しさと善意の塊だと思っている亜子は「千くんは友達思い」で済ませている。 ある事情で亜子は千と離別するが、数年後、大学入学を目前に再会する。 数年の離別を経ても変わらず優しい千に亜子は安心するが、千の話す内容が徐々におかしい方向に向かっていく……。 向けられた愛の重さに気が付かない女の子と、幼稚園から初恋の女の子に対する愛がちょぉぉぉっと重たい男のお話です。 (活動報告に小ネタを載せています。) ※禁止转载、加工 ※Reproduction is prohibited.
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現実世界[恋愛] R15
最終更新日:2023年03月28日
連載 完結済 8エピソード
私、氷室綾乃、30歳。 仕事ではかなり出来る女との評価あり。 だけど、私生活は・・・家事能力は限りなく低い。 酒好きのズボラ女だ。 こんな私に、ドン引きしない男って、ただの物好き? 寝過ごして、たまたま訪れた港の街で出会った男は。 ワイルドで、強引で、俺様な・・・ネイビーブルーの心を持っていた―― ※このお話はフィクションであり、登場する個人、団体、企業等は、実在いたしません。 ※<魔法のⅰらんど>に投稿している作品に、加筆修正したものです。
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現実世界[恋愛] R15
最終更新日:2016年10月08日
連載 完結済 24エピソード
【一番嫌いなタイプの人間に転生してしまった】 可愛い娘に看取られ最期の時を迎えようとしていた私は、走馬灯を見ていた。 姑にはいびられ、「一生大切にする」と言った夫は助けてくれないし、同居なのにひとりで子育て…… 娘が生まれたこと以外、ろくな人生じゃなかった。 『自分ならあんな意地悪な姑にはならないし、夫のようなマザコン息子に育てたりはしないのに……』 まあ、苦労も多かったが、これでやっと静かに眠れると思ったのも束の間。 『待って! これって死んだ先で姑と夫と再会パターン!? そんなの無理! 神様、ここまで頑張ってきたんだから、地獄でもどこでもいいからあの二人のいない場所に連れてってください!』 ――なんて、祈ったからだろうか。 目が覚めたら、異世界の貴族に転生していた。 貴族夫人に転生したの!? 待ってそれって最高じゃない!  優雅にスローライフな第二の人生……前世頑張ったから神様からのご褒美なのね、なんて思ったのに…… 『フィフィー! 母様より先に起きて身支度を手伝うのが嫁というものだろう! まったく使えない奴だな。ねえ、母様もそう思い――』 『息子、歯を食いしばりあそばせ』 『――フゴッ!!』 転生先は、私が一番嫌いなタイプの姑でした。 『こうなったら息子を再教育して、私が嫁を守ってやる』 嫁に私と同じ思いはさせない! そうして、再教育(拳含む)の甲斐あって、 息子は母を大切にしながら嫁を愛するようになるし、姑怯えていた嫁も私や息子を慕ってくるようになり、 私は息子と嫁が段々夫婦っぽくなっていくのを、ニヤニヤして眺める出歯亀になっていくのであった。 あ~最高!!!!!!
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年06月12日
連載 40エピソード
「え、ちょ、ちょっと待って……どうして私が悪役令嬢に……!?」 気がつけば、傲慢で超おデブな悪役令嬢“エリザベート・グラシエル“に転生していた元OLの私。 この世界は、かつてプレイしていた乙女ゲーム――そしてエリザベートは、嫉妬に狂ってヒロインに破滅させられる運命の悪役だった。 しかも、婚約者の王子には「見苦しい」と嘲られ、社交界では陰口と失笑の嵐。 ……ふふん、笑っていられるのも今のうちよ? 前世の知識をフル活用し、私は健康と美を手に入れてみせる!運動と食事管理を徹底し、重かった身体は少しずつ軽く、美しく変わっていく――。 「痩せて、美しくなってやる。そして、すべてを見返してやるんだから!」 そんな中、冷たい視線を向けずに心配してくれた唯一の人物、カミル・セルジュ。私の変化を誰よりも早く認めてくれた彼の優しさが、私の傷ついた心を癒してくれる。 これは、転生した超おデブ悪役令嬢が、自らの努力で運命と恋を掴み取る物語。 さあ、ダイエット革命始めましょう! *** 本編完結しました! 番外編を随時更新中です。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年06月24日
連載 完結済 25エピソード
「この日、ここにおりますレオンハルト・アルヴィスとエリシア・ヴァンデールは夫婦となり──……」気付けば、そこに立っていた。……えっ、どういうこと!? 気が付いたら結婚式の真っ最中だった。しかし、すぐにズキリと頭が痛み、覚えのない記憶が流れていった。わたしは社交界で毒婦と呼ばれるエリシア・ヴァンデール伯爵令嬢で、現代人でもあった。……ここは女性向け小説の世界? 「この結婚は政略に過ぎない。他の男と子を生さない限り、好きにすればいい」結婚相手の公爵は冷たいが、とにかく義理の息子に殺されたくない! ……って、え!? 「だぁれ?」「……何故、こんなことになっている?」まさかの幼女になってしまった毒婦と呼ばれる令嬢が幸せを掴むお話。2025.06.15.完結。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年06月15日
連載 完結済 31エピソード
ここは王立学園。最終学年の四年生であるデイジーは平民の特待生だ。 そんなデイジーは同級生の侯爵家三男に嘘告されるらしいと知る。卒業後の未来が決まっているデイジーは卒業までの間、嘘告を楽しむことにした。 ※きっと、ざまあはないです。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年05月30日
連載 完結済 5エピソード
彼を解放してあげてください!お金で縛り付けるなんて最低です! そう、いきなり目の前の少女に叫ばれたルーナ。 婚約者がこの婚約に不満を感じているのは知っていた。 ルーナにはお金はあるが、婚約者への愛は無い。 その名前だけで黄金と同価値と言われるほどのルーナの家との繋がりを切ってでも愛を選びたいと言うのなら、別に構わなかった。 彼をお金で買ったというのは、まあ事実と言えるだろう。だからルーナは買ってあげた婚約者を返品することにした。 ※勢いだけでざまぁが書きたかっただけの話 ざまぁ要素薄め、恋愛要素も薄め アルファポリス様にも投稿しております
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年06月10日
短編
6/13 短編 日間ランキング1位 6/17 短編 週間ランキング1位 読んでくださった皆様のおかげです、ありがとうございます! 電子書籍化が決定いたしました。 詳細は後日、活動報告よりお知らせいたします。 ◆◆◆ 双方の祖父が決めた婚約者フェルナンから、婚約を破棄とすることを提案されてしまったシャルリーヌは、破棄ではなく解消するとして、一年だけ延長することを提案する。フェルナンもその理由を聞いて受け入れ、二人は家族の前で仲良く過ごす。そして約束の一年まであと少しとなった頃──。 *話の中に人の死が出てきます。 *荒唐無稽の世界観で書いた話ですので、そのようにお読みいただければと思います。 *誤字報告はありがたく受け付けておりますが、直さないこともありますことをご了承ください。 *他サイトでも公開する予定です
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年06月11日
連載 65エピソード
 ゲームの悪役令嬢に転生し、ストーリー通り生贄になったエリザベス。魔王城の謁見室、魔族に囲まれている中、彼女は叫んだ。 「私を食べるより、料理させた方が美味しいものを長く食べられるわよ!!」  食われるわけにはいかない。なぜなら彼女は前世で料理人として生きるはずだった、つまりは調理する側なのだから。  前世の知識を活かし、冷たいのにどこか優しい大食漢の魔王や曲者ぞろいの四天王、ほかにも個性豊かな魔族たちと送る社員食堂立て直しライフ! 「……おいしい、おかわり」  いっぱい食べてくれる魔王に絆されてしまったのは……仕方ない。  ※この作品は短編で投稿していた「前世料理人は生贄になりません」のリメイク&長編verです  ※色々ありまして一章完結です
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年07月21日
連載 完結済 63エピソード
【100万PV達成!ありがとうございます!!】 第一王子と妹が並んでいる姿を見て前世を思い出したリリーナ。 ここは、乙女ゲームが舞台の小説の世界だった。 悪役令嬢が主役で、破滅を回避して幸せを掴む——そんな物語。 私はその主人公の姉。しかもゲームの妹が、悪役令嬢になった原因の1つが姉である私だったはず。 とはいえ私はただのモブ。 この世界のルールから逸脱せず、無難に生きていこうと決意したのに……なぜか第一王子に執着されている。 ……そういえば、元々『姉の婚約者を奪った』って設定だったような……? ✽ブックマーク・評価・リアクション・誤字報告ありがとうございます✽ ✽感想閉じさせてもらいました。登場人物への批判は読んでくださったからこそだと理解しているのですが、数件続いて心が折れそうになったので。感想を書いてくださったのに返信できないままだった方、申し訳ありません。 ✽ざまぁタグをざまぁ要素ありに変更しました。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年06月08日
連載 完結済 38エピソード
「離婚」をかけた勝負を夫とするヒロインが、離婚劇を繰り広げつつも、ゆくゆく独り立ちする間に自立を考えたくましく商品開発する物語。 しかも、そんな彼女に夫は惹かれていって…? 公爵令嬢コルネリアは、婚約者である王太子を義妹に略奪され、帝国へ人質兼花嫁として送られる。 しかし、送られた先の帝国でも、『冷酷無比の銀狼』と名高い皇帝ヴォルフ・ロイエンタールに結婚式を投げ出され、かつ、三年間放置される。 そんなコルネリアは、この結婚に意味はないと思い、離婚を切り出すことを決意する。 しかし、ヴォルフから「一年子作りをして子が出来なければ、望みどおり離婚してやろう」と切り出され……。 その一年の間にも、ゆくゆく自分が自立するために、『深奥の図書館』という知識チートを使って次々と新たな発明をしていく。 はたして、一年の間に子は出来るのか、そして、たくましく生きるコルネリアの未来はどうなるのか。 ベリーズカフェにも掲載中です。
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年06月06日
連載 完結済 45エピソード
「──ローズマリー・リィーズを国外追放とするっ」 この国の王太子で婚約者のクリストフの近衛騎士が容赦なくローズマリーを引きずっていく。 嘘を吐き、ローズマリーを貶めた公爵令嬢ミシュリーヌの唇が大きな弧を描いていた。 その光景を最後にローズマリーは狭い箱に閉じ込められて何も見えなくなった。 蓋をどんなに押しても叩いても、箱の中から出ることはできない。 今まで聖女として魔法樹を癒して、平民出身だからと見下されていたことに我慢していたが何一つ報われない。 ご飯がいっぱい食べられるからと聖女になったはずなのに、空腹がローズマリーを極限まで追い詰めていく。 絶望しながらも、ふと箱の蓋が開いている。 そのことに気づいた瞬間、今まで感じたことのない怒りがローズマリーの感情を支配する。 「──このクソ野郎ども! ぶっ潰してやるからな」 なんと追放先は隣国のカールナルド国王と王太子のリオネルの前だったのだ。 (あっ……わたしの人生が終わりました) サッと波のように血の気が引いていく。 ローズマリーはぐぅと鳴るお腹を押さえて極度の空腹に絶望しながら、牢の中に投げ込まれる未来を想像していたのだが──。 *他サイトでも連載中
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年06月09日
連載 6エピソード
「まずいわ…!」初夜の寝室でエメリアはここが前世読んでいた小説の世界だと気づいた。 自分は不幸系(ドアマット)ヒロインの実母。 皇帝ギルフォードの妻としてヒロインを産んだ後、物語が始まる前に死んでしまう。しかも後に継母などに虐められるヒロインを、己の手でも傷つけてから。 そんなドアマットなことをしてもさせてもいけないと、王宮から逃亡する手段を探すのだが… 虐げられヒロインである娘を全力で守りたい皇妃と、そんな皇妃を逃がしたくない皇帝のお話。30話完結予定です。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年07月21日
連載 完結済 17エピソード
「クローディア・オットー侯爵令嬢!貴様によるメアリへの度重なる問題行動はもはや看過できない!───よって、この場をもって婚約を解消させてもらう!」 留学から帰って来たばかりのモブ令嬢(元日本人)シャーロット・ベイルは学年別慰労パーティーで勃発した断罪イベントに目を丸くする。 どうやら自分の留学中に侯爵令嬢──もとい悪役令嬢が婚約者の王子と仲睦まじい男爵令嬢メアリに嫉妬して嫌がらせをしていたらしい。 そんな断罪イベントを遠巻きに見守っていたシャーロットは、突如悪役令嬢クローディアによって巻き込まれる。 「───では、『学園裁判』を行いましょう。判事役となる『最終判定者』にシャーロット・ベイル伯爵令嬢を指名いたします」 「へ?」 今世の父が国の最高判事であること、また騒動の期間中留学をしていたため事件をより中立的な立場で見られるとの理由で抜擢されたわけである。 裁判を進めていくにつれて、第一王子や男爵令嬢から提出される杜撰な証拠の数々にシャーロットは眩暈がして─── ◇ ※異世界学園裁判ものなので、実際の裁判とは異なる点(役職名や進行等)が多くあります。
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ハイファンタジー[ファンタジー] 残酷な描写あり
最終更新日:2025年06月05日
連載 51エピソード
★角川ビーンズ文庫様にて書籍化★  王城での結婚式当日、新婚夫婦のベッドに花を撒く作業中だったメイドのリシェルは、花嫁を攫いに来た魔族の青年と遭遇する。  誘拐はやめませんかと説得を試みた結果、なぜかリシェルが魔族と偽装結婚する流れになり……。  うっかりメイド&初恋が重い魔族による、朝から元気に初夜を迫られたり、魔王城に就職したり、魔王と足湯に入ったり、そんな偽装結婚のお話です。 ※「初夜のベッドに花を撒く係VS式当日に花嫁を攫いに来た魔族 」の連載版です。
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年07月15日
連載 完結済 81エピソード
累計100万PV達成!読んでくださった皆さま、本当にありがとうございます! 目が覚めると、そこは見知らぬ天蓋付きのベッドの上。 そして、そばにはメイドさん? 前世で看護学生だった私は、8歳の少女として異世界に転生していた。 舞台は、かつて夢中になった乙女ゲーム『魔法と恋と運命の糸~君と結ぶ魔法の絆~』(通称:まほこい)。 しかも転生先は、ゲーム内で悪役令嬢として悲惨な末路を迎える少女、フィオナ・エルディア――。 このままでは、婚約破棄、国外追放、死亡エンドのフルコンボ。 「そんな未来、絶対に迎えたくない!!」 前世の知識を武器にフィオナとしての人生をやり直す決意をする。 可愛い弟、優しい家族。そして、チュートリアル担当の攻略キャラとの出会いが、少しずつ運命を変えていく。 「カクヨム」「アルファポリス」でも投稿しています。
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年05月23日
連載 完結済 14エピソード
19万PVありがとうございました!とてもうれしいです! また、誤字脱字報告、ありがとうございます。 「君は……その、地味で、社交界では見劣りする……僕には、もっとふさわしい相手がいると思うんだ」 そう言われ、リディアは婚約者に浮気された挙げ句、婚約破棄された。 いや、そもそもこの姿を指定したのは、あなたなのだがと思いながら、なんだか納得がいかずも、どうでもよくなったリディアは婚約破棄を受け入れる。 それから、リディアは家の事を考えつつ、どのように相手を見つけるか考え、思いついたのは一枚のプレートを手に街角に立ち。 《結婚相手、真剣に募集中》 と言うモノを掲げ、相手を探す事だったのである。 そして、そこに現れたのは、『氷の侯爵』と呼ばれる冷徹無比な貴族、セレノ・ヴィスケ侯爵。 彼は人前で笑わず、他人に興味を持たないことで知られていたはずなのに、なぜか彼は言った。 「どうか、私と結婚してくれないだろうか?」 彼が提案してきたのは、契約結婚だった。 もちろん、リディアはそれを承諾。「絶対に浮気をしないでほしい」と言う事を踏まえて。 こうして始まった契約結婚。けれどリディアは知らなかった。 彼が、誰よりも昔から自分を見ていたこと。 そして、ただの契約のはずが──いつの間にか、心まで絡め取られていくことに。 冷徹と噂された侯爵様は、誰よりも甘く、誰よりも独占欲が強くて――? 「私の妻を、誰にも見せたくない」 これは、そんな彼女の逆転物語――いや、侯爵様、独占力強すぎません!?
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年05月21日