冒険者ギルドの片隅で情報を冒険者に渡す事で生計を立てていた。
しかし冒険者が私に求めたものは情報ではなくて自分自身の鑑定だった。しかも鑑定の代金を情報で支払っていく為、私は困っている。
情報じゃ生活は出来ないんだよ? 宿に泊まれないと野宿なんだよっ?
冒険者として迷宮に一人で潜る実力もない私だけど、事態は急変を迎える。
長年使えないだろうと思っていた伝説の情報、その情報が繋がってしまった。
一人の話だけを聞いても何の情報にもならないそれが、ある男の言葉ですべて噛み合ってしまう。
しがない鑑定眼の情報屋さんの私、それは情報屋としての終わりを告げた。
私、世界で唯一の闇魔法を使える 闇の聖女 になっちゃいました。
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