アンデッド災害で荒廃した日本。
元少女兵、そしてアンデッド因子に冒された私は延命の可能性を求め、東京に現れた謎の迷宮《東京大迷宮》を訪れました。
冒険者となった私に割り振られた三つのクラスはソルジャー、キャンバー、そして伝説級のパン職人《レジェンダリーベーカー》
調理の為だけに時空間をもねじ曲げるS級超えのスキル群が生み出すパンやスイーツには理不尽といっていいレベルの回復やバフ効果が備わり、さらにはアンデッド災害そのものを終焉に導く力が秘められていました。
最高幹部級モンスターさえ胃袋経由で陥落させる味覚と飯テロ能力、そして凶悪なバフ効果を生かした戦闘力を手にした私は、冒険者界隈やポストアポカリプス界隈を無闇に震撼させ、さらには配信界では「大天使」と呼ばれ恐れられ、スパチャされながら、終末世界に再生の光をもたらしていくことになります。
何を言っているのか自分でもよくわかりませんが。