陰謀により、五百年後の世界へ転生してきた【魔法】の生みの親レイア。
魔法を嫌う国王によって魔法の文化は潰えたものと考えていたレイアが見たのは、魔法によって発展を遂げた世界だった。
自分が英雄のように扱われていることを知ったレイアは自らをリルクレイと名乗り、魔導師として将来有望な少年少女が集う【魔導師学園】へ入学する。
幼い容姿にもかかわらず、魔法を知り尽くしたリルクレイ。良くも悪くも注目を集める彼女と同期で入学した生徒のなかには名門魔導師一族から排出されたエリートたちも含まれ、嫌悪の対象となってしまった。
立派な魔導師を目指す生徒たちと魔法の生みの親が同じ教室で学び、隠された真実を暴く学園ファンタジー。