ブックマーク一覧 カテゴリ1 全242件
連載 34エピソード
「この婚約は無かったことにしてほしい」 結婚のためはるばる王都までやってきたその日、オーレリアに突きつけられたのはそんな言葉だった。 家族もなく故郷も半ば捨ててきたオーレリアにあるものは、付与術と前世の記憶のみ。 幸い付与術師は仕事に困ることだけはない。 何ももたないオーレリアは一人、王都で生きていこうと決めるのだった。 恋愛までたどり着くのに時間がかかります。 誤字脱字、設定のミスは誤字報告機能をご利用ください。 コメント欄に先のストーリーの予想、乱暴な言葉での書き込みはご遠慮下さい。予告なく削除・ブロックいたします。 舞台は19世紀半ばから20世紀前半の文化、風習を参考にしていますが、魔法のある世界で色々と違う歴史を辿っている設定です。現実の歴史とは一切関わりがありません。 作中に出てくる文化・習慣・宗教・風俗等は全て架空のものです。 あくまで創作上のものとして楽しんでいただければ幸いです。 カクヨム様でも投稿しています。
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年07月29日
連載 72エピソード
グレイ=アルムガルドは七十を超える老爺だ。 爺にしては心が少々やんちゃで、見栄っ張りで、爺らしく情に厚い。 グレイは才能に恵まれ、努力を惜しむこともなかったが、その性格と不運が重なり日の目を浴びることのない人生を送ってきた。 さて王都では近頃後継ぎ問題が起こり、少しずつ不穏な空気が蔓延し始めている。 また巻き込まれては大変だと、グレイが田舎へ引っ越す準備をしていたところ、成り行きで第十一子の王女に雇われることになってしまった。 いざ教育係になってみれば、なぜだかどいつもこいつも陰で生きてきたグレイのことを警戒したり評価したりしている。 魔窟と呼ばれる王宮で、爺は王女をどこへ導くのか……。 最強の爺は今日も立派な鬚を扱いて大物感を出しながら、明後日のことを考えるのであった。 ※カクヨム・ハーメルンにもあります
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ハイファンタジー[ファンタジー] 残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月30日
連載 28エピソード
王太子に婚約を一方的に破棄され、政からも追われた侯爵令嬢アイリーン・アスナルク。婚約破棄を機にアスナルク家は、政治の舞台から徐々にその姿を消していった。 だが彼女は、親友のエイリー・ノアの紹介で王国の庇護下にあった沿岸の新興国・フェレグリードに招かれ、制度も組織も整っていないその地で、政務の基盤を一から築き上げていく事となった。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年06月27日
連載 完結済 44エピソード
※書籍化・コミカライズ決定 ――もう二度と、あなたに奪われはしない。 神官のルーチェは幼馴染みである王甥エドアルドに恋をしていたが、衛生兵として彼を助けられたらそれでいいと思っていた。 だがある日現れた聖女マリネッタが、ルーチェの大切なものを全て奪っていった。 友だちも、仕事も――愛する人も。 非業の死を遂げたルーチェだったが、なぜか聖女が現れるよりも前に戻っていた。そして彼女のある発言により、エドアルドと結婚することになり―― ※都度の警告はしませんがお話は全体的にR15です ※主人公からの積極的な復讐はありません
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年06月06日
連載 完結済 26エピソード
結婚式当日、夫のトマスに逃げられた花嫁「ヴィオラ」は、その後放り投げられた貴族社会での地位の確立や義両親の介護、没落寸前だった家の立て直しに十年の月日を消費させられた。若かった彼女ももう三十手前、そんな時に書類上の夫トマスが現伯爵の死期を知って戻って来た。子供連れで戻って来たトマスは父の死後に家を継ぐのは自分だし、この子供は貴族として与えられる幸せを全て得る権利があると主張し、これまでヴィオラを「貴方は本当の娘のよう」「君が娘ならよかったのに」と可愛がってくれた義両親も実の息子と孫可愛さにヴィオラを「他人」と扱い始める。「わたしの十年はなんだったの?」ショックで倒れたヴィオラは自身のベッドで目覚め、「2025年の日本人女性なら絶対に泣き寝入りしないからな」と庭でバーベキューを始める。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年06月16日
連載 62エピソード
自分の城に住んで、自分の領地を治めたい。 歴史上の王侯貴族やファンタジー物語の登場人物のように、一国一城の主として生きたい。 そんな夢を本気で追い求めながらも、叶える術がないまま現代日本での人生を終え、中世ヨーロッパによく似た異世界へと転生した少年ミカは、偶然と幸運が重なった結果ついに自分の領地を手に入れる。 貧しい村がひとつあるだけの、弱くて小さな領地。それでも、夢に見た念願の領地には違いない。 ミカは前世の知識と念魔法の才を武器にして、領民を守り、領内社会を発展させ、皆に愛される領主になろうと奮闘していく。 多くの領主がひしめき合い、盗賊や魔物が跋扈し、危険の絶えないこの世界でも、せめてうちの村だけはずっと幸せでありますように―― ※カクヨム様にも掲載させていただいてます。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月11日
連載 18エピソード
悪役令嬢に転生した少女でしたが、何故かゴキブリ並みにしぶとい原作の悪役令嬢と違い、不治の病を患うことで、原作のシナリオが大幅に狂うことに…。 「ヒロインの妨害!?体力的に無理です!」 学園生活もやっとこさの、吐血系病弱(元)悪役令嬢の奮闘期。 ※この作品はコメディーテイストな話ですが、ヒロインが血を吐くシーンがあります。 また、架空の病で現実にはない病気がでてきますが、ご不快に思われる方、病気に対して精神的苦痛を感じる方にはお薦めできない内容となっております。
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月20日
連載 46エピソード
小椋 結珠(おぐら ゆず)が亡くなった祖母 小椋 璃奈(おぐら りな)から相続した家は、祖母が亡くなる直前まで住んでいた古い家。 そこは祖母が道楽でやっていた雑貨屋兼住居である。 親戚一同からは不良物件と言われた家だが、ハンドメイド作品を手掛ける結珠にとっては、ついに自分の作品を販売することが出来る、素晴らしい場所である。 結珠は喜んで相続したが、実はある秘密が隠されていた。 魔術師? 魔女? 魔石? 一体何のこと!? 果たして結珠は、祖母から相続した古い家を守り切ることが出来るのか? 書籍化が決定いたしました! 詳細が決まり次第、活動報告にてお知らせいたします。 なお、現実の問題とはかなりのズレがあると思いますが、「これはフィクションである!」と思って読んでください。(正直想像で書いている部分が多々あります。現実との差異を考えてはいけませんw) 拙い点も色々と多いとは思いますが、どうぞご了承ください。
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ローファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月28日
連載 完結済 146エピソード
恋愛結婚が主流の国で、政略結婚することになった成金令嬢ダイアナ。 婚約者の態度にショックを受けて、彼女は前世の記憶を取り戻した。 気弱な少女は、結婚願望強過ぎ拗らせ女に覚醒! これは「おもしれー女」どころか「やべー女」になったダイアナお嬢様が、キレッキレな口と頭脳を駆使して幸せな結婚を目指す物語である!! <ギャラン帝国編> 目覚めたら、牢に入れられた少女と魂が入れ替わっていたダイアナ。 罪状は殺人未遂、夜が明ければ裁判。 ギャラン帝国の皇位継承争いに巻き込まれたダイアナが、異国の地で暴れ回る。 異世界恋愛ジャンルの異端児・ダイアナお嬢様流悪魔の証明攻略法! <コランダム編> 婚約者が記憶喪失になり、ダイアナのことを忘れてしまった!? 婚約を再考することにした二人は、コランダムの建国式典に赴く。 一方でダイアナの父・クレイは知り合いに招待された別荘で、事件に巻き込まれ…… 相変わらずテンプレ寄せ集めなのに、先が読めない怒涛の展開! ※旧タイトル「政略結婚!? はい、よろこんで!!!(食い気味)」 ※カクヨムでも公開中
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年01月23日
連載 完結済 38エピソード
短編「真実の愛に気付いたと言われてしまったのですが」の連載版です! 番外編「休暇を取りなさいと言われてしまったのですが」も短期連載をしています! かつて王国の誇りとされた名家の令嬢レティシア。王太子の婚約者として誰もが認める存在だった彼女は、ある日、突然の“婚約破棄”を言い渡される。 ――理由は、「真実の愛に気づいてしまった」。 その一言と共に、王家との長年の絆は踏みにじられ、彼女の名誉は地に落ちる。だが、沈黙の奥底に宿っていたのは、誇り高き家の決意と、彼女自身の冷ややかな覚悟だった。 動揺する貴族たち、混乱する政権。やがて、ノーグレイブ家は“ある宣言”をもって王政と決別し、秩序と理念を掲げて、新たな自治の道を歩み出す。 一方、王宮では裏切りの余波が波紋を広げ、王太子は“責任”という言葉の意味と向き合わざるを得なくなる。崩れゆく信頼と、見限られる権威。 そして、動き出したノーグレイブ家の中心には、再び立ち上がったレティシアの姿があった。 ※日常パートとシリアスパートを交互に挟む予定です。
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年05月24日
連載 90エピソード
伯爵令嬢クローディアは婚約者のアレクサンダーを熱愛していたが、彼は王女殿下に夢中でクローディアを毛嫌いしており、「お前を見ていると虫唾が走る。結婚しても生涯お前を愛することはない」とクローディアに言い放つ。 絶望したクローディアは「アレク様を殺して私も死ぬわ!」と絶叫するが、その瞬間に前世の記憶が蘇り、ここが前世で好きだった少女漫画の世界であること、自分がヤンデレ系悪役令嬢クローディアであることに気が付いた。「私ったら、なんであんな屑が好きだったのかしら」 アレクサンダーへの恋心をすっかり失ったクローディアは、自らの幸せのために動き出す。(他サイトにも投稿しています)
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年07月29日
連載 319エピソード
「今回は運が悪かったと思って諦めて。可愛そうだけど来世で頑張って」 一方的にそう告げられた男は、訳も分からないまま異世界に堕とされた。 デミトリという名の青年に転生していた男は、十七歳を迎えて間もなくとあるきっかけで前世の記憶を取り戻す。記憶を取り戻す前から何度も死にかけ、心が折れそうになっていたが…… 「なんでこんな目に遭わなきゃいけないんだ?」 あまりの理不尽に、気づけば怒りが諦念を凌駕していた。 抗う事を決意した男の、呪いまみれの数奇な冒険が始まる。 (旧題:「呪われ転生者の受難」2025年04月15日変更)
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ハイファンタジー[ファンタジー] 残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月29日
連載 93エピソード
「私は本当に魔女なのか」 答えが出ない疑問を抱えて、ニナは田舎から都会へと出た。 魔女の師匠に「成長するために、今後は都会に住んで人と触れ合いなさい」と言われ、師匠が顧客に貰ったという小さなお城で暮らし始めた。 しかしニナの前に、その城の正当な相続人であるレクスが現れる。 二人は契約を交わして古城暮らしを始めるが、そこに五歳の男の子フレッドも加わることに。 ニナ、レクス、フレッドにはそれぞれ目標と悩みがあり、古城での生活は一見穏やかだが、ときおり小さな波風が立つ。  不器用真面目なニナとクールなようでいて優しいレクスは、ゆっくりと距離を縮めていく。 舞台は近代化の波が押し寄せているエルノーブル国の首都パロムシティ。 没落していく貴族、台頭するニューマネーと呼ばれる平民、絶滅寸前の魔法使い。 様々な立場の人間が入り乱れる大都会を背景に、古城で暮らす三人の一見穏やかな日々のお話です。 ©守雨 Syuu All Rights Reserved. Reproduction and translation are prohibited.
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年07月25日
連載 完結済 70エピソード
幼い頃から病弱だったヴァネッサは病弱で肌に赤みがあったことでティンナール伯爵家で役立たずと冷遇され続けていた。 ろくな栄養も与えられず、医師にも診せられず、物置部屋で寒さに震え咳を我慢する日々。 子どもも産むこともできないと医師に言われヴァネッサは無能な役立たずだと使用人として暮らして虐げられていたのだが突然転機が訪れる。 なんとシュリーズ公爵家へと嫁ぐことになったが大金と引き換えだった。 しかも現公爵家ギルベルトは前公爵を殺して公爵家を乗っ取り、若くして妻を二人も亡くしているのだという。 ヴァネッサに抵抗する術はなく人体実験を繰り返していると恐ろしい噂の公爵の元へ。 ヴァネッサはシュリーズ公爵邸の前、あまりの恐怖から自害しようとしたのだが……ふと前世の記憶が蘇る。 (も、もしかして……わたくしは悲劇の継母ヴァネッサに!?) 前世で読んだ小説の番外編でヴァネッサの悲惨な過去が明かされると『悲劇の継母』と言われるまでに。 ヴァネッサはすべてを拒絶し続け、継子のアンリエッタの前で自らの命を絶ってしまう。 アンリエッタは心に深い傷を負い、ギルベルトの仲も悪化。 彼女は悪役令嬢になっていく……という流れだ。 最初はすれ違いの連続。生き残るためにはどうすればいいのか考えるヴァネッサだったがギルベルトの噂の真相や彼の気持ちに気づき、継子のアンリエッタとはどんどん仲良くなっていく。 「わたしもアンリエッタとギルベルト様を守りたい……だからわたしは強くなるわ!」 継母として頑張るヴァネッサはどんどんと溺愛されていき、ヴァネッサを虐げていたティンナール伯爵家は徐々に落ちぶれて地獄へと落ちていく……!? *アルファポリス、カクヨム、ベリーズ掲載中 *誤字報告、内容が噛み合わない等ございましたら誤字報告や感想からお願いいたします!
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年04月08日
連載 57エピソード
【本編完結済、書籍化予定作品です。応援ありがとうございます!】 結婚して五年目。 そろそろ子供が欲しいと言っても素気無くする夫の秘密を偶然知ってしまった。 冒険者ギルドにサポーターとして登録している私――シーラの夫リオンは、結婚したらあまり行かなくていい遠征に月の半分以上行っていた。 その間サポーターとしてクエストに行った私は、偶然夫の姿を見てしまう。 彼は一人ではなかった。 彼のそばには優しい眼差しで見ている母子がいた。 リオンの事を「パパ」と呼ぶ女の子。リオンが腰に手を回す女性。 それは紛れもなく家族と呼べる光景だった。 【ご注意】 ※作中に「私生児」「婚外子」と表現があります。 婚姻中の不貞で生まれた子は「私生児」、何らかの要因でシングルで生まれた子は「婚外子」とし、明確に差別化をしています。この異世界この国独自の文化となりますので実際とは異なります。 また、作者の他作品とも関係ありませんのでこの作品のみの解釈と認識していただきますようお願いします。 ※作者の脳内異世界のお話です。 ※感想欄は基本的に返信しておりません。あくまでご自身の意見としての感想をお願いします。 他者の感想への悪質な感想等は削除させていただく場合がございます。 ※同時公開していたアルファポリスでは非公開になりました。 ※動画サイトでの朗読などの無断転載を禁止します。 ※レビューをいただきました! ありがとうございます(*ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾⁾
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年07月23日
連載 完結済 26エピソード
婚約者のエドウィンから、好きな相手が出来たと告げられて婚約を解消された伯爵令嬢のリリーディア。兄が通う王立学院主催のパーティで、エドウィンが意中の令嬢に寄り添うのを見たリリーディアは、会場を抜け出した先で婚約破棄された過去を持つ男性と出会う。 そのころ、兄の通う王立学院では、第二王子を含む高位の貴族たちが、平民の少女に挙って愛を囁いているらしいと噂が流れていた。 異世界乙女ゲームの世界で、自分が影薄妹系ライバル令嬢であることを知らない少女が、何も知らないまま幸せになる話。 【25/5/28】誤字報告ありがとうございます。少しずつ修正中です。 【25/6/2】第六回アイリス異世界ファンタジー大賞銀賞を受賞いたしました、本当にありがとうございます。
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年04月27日
連載 63エピソード
夜の庭園で初めて王太子と出会い、恋心を抱いたルナ・イーリス公爵令嬢。しかし見分けがつかないほど似ているのをいいことに、王太子と話したのは私の方だと、姉のローザが名乗り出た。 王太子との婚約にまんまと成功したローザ。昔から自分の物を欲しがる姉に、ルナは初恋の相手まで奪われてしまったのだ。 王宮へと移り住む姉を見送ったルナ。初恋破れ、人目を忍んで涙しているかと思いきや。 ――うふふっ……ここまでは順調ですわ! 似たのは外見だけじゃない。 何でも欲しがる腹黒姉に、腹黒な妹が復讐するお話。
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年05月18日
連載 完結済 39エピソード
自分が聖女だと嘘を吐いた悪役令嬢に転生したウィンター。半年後、ヒロインのステラが神託によって聖女に選ばれるのは確定事項。そして、ウィンターは処刑される。 婚約者はすでにステラが本物の聖女だと確信しており、彼女にいつも付きっきりだ。 婚約者も、家族も、神殿の人達もみんな、嘘つきなウィンターが――死んで償う結末を望んでいる。 ウィンターは断罪前に、とある神が封印されている石像に祈ることにした。
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年03月20日
連載 63エピソード
この世界は、聖女と王子が結ばれて幸せになることが決まっているらしい。 そんなもの、知らない。 どうやらそう定められた世界であるらしいが、フェリシアには関係ない。 でも、聖女には一つだけ感謝している。 当主となるべく与えられる力の目覚め方を、ご丁寧に教えてくれたのだから。 ねぇ、「私」はいらないでしょう? そちらはそちらでお好きになさればいいわ。運命の恋愛でも何でも、好きにどうぞ。こちらを巻き込まないでほしい。 私も、そちらに関わらないから。 ただし、私が関わらないことでこれから起こる出来事についても、私は関係ないわ。 だって、そうでしょう? 私を悪役だと罵った聖女、王太子。そして民衆。 これら全てから手を引きましょう。 繁栄するはずだった国が衰退するですって?そうでしょうね。でも仕方ないわ。 「悪役令嬢」なんだもの、私(フェリシア)って。 5/16~ コミックシーモア様にて先行配信、開始! 単話版、単行本版、それぞれ販売開始しております。どうぞよろしくお願いいたします。 後々、マンガボックスでも配信されますので、併せてよろしくお願いいたします。 ※書籍化打診、お待ちしております。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月09日
連載 77エピソード
西暦二〇××年。  あらゆる困難を科学で解決できると考えていた人類を混乱の坩堝に叩き落とした【ダンジョン】と呼ばれるモノが世界中に出現してから五〇年。  当時は世界中が大混乱に陥り、それこそ世界中で大小さまざまな騒動がひき起こされたものだが、そんな騒動も今は昔の話。  今ではダンジョン内に生息する危険生物こと魔物や、ダンジョンに選ばれた者だけに与えられる概念。具体的にはレベルやジョブ、スキルや魔法といった特殊なモノの存在が常識とされる程度に認知されていた。  そんな中、ダンジョンに選ばれ、ダンジョンに潜り、ダンジョンに巣食う魔物と戦い、ダンジョン内でしか得られない資源を持ち帰る存在がいた。  科学の力ではどうしようもできない奇怪な存在に対し、特殊な力を用いて立ち向かい、人類の発展に寄与する彼ら彼女らのことを、人々は称賛と畏怖の念を込めて【探索者】と呼んでいた。  四月。探索者としてのデビューを迎えた、一見どこにでもいるような少年の身に尋常ならざる異常が生じる。  少年を襲った異常が齎すのは、変化かそれとも停滞か。  ダンジョンが生まれて五〇年。世界は変革の時を迎えようとしている……かもしれない。 読者の皆さまのおかげをもちまして、4/21 日間・週間・月間・四半期のジャンル別ランキング一位になれました。ありがとうございます。
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ローファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年06月13日