ブックマーク一覧 伝説の神々 全292件
短編
思うように自作品が読まれず、執筆活動そっちのけでSNSに愚痴を投稿してばかりの依月。ある時創作活動に興味を持った大学の友人沙耶に小説執筆を進めるが、創作未経験の沙耶の方が遥かに才能に恵まれていた。 文章力は自分の方が上なのにと納得がいかない依月。 そして社会人一年目の冬、依月は音信不通になった沙耶の元を訪ねるが、そこには浴室で死んでいる彼女の姿があり……
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ヒューマンドラマ[文芸]
最終更新日:2024年12月27日
連載 完結済 25エピソード
四年前、御津川紅郎は恋人の咲乃と山で遭難した挙句に離れ離れとなり、紅郎は助かったが咲乃はそれきり行方不明となってしまった。彼は近頃、見覚えのない彼岸花畑に咲乃が佇んでいるという奇妙な夢に悩まされていた。山に戻った彼が辿り着いたのは、彼岸邸と呼ばれる古い屋敷だった。 四人の尼僧が修行生活を送っているそこで、紅郎は咲乃と運命的な再会を果たす。しかし彼女は記憶を失っているばかりか、尼僧達から生き仏として崇められていた。彼女に記憶を取り戻させる手立てを考える紅郎。次第に怪しい本性を見せ始める尼僧達。そして巻き起こる連続殺人事件。 大乗仏教、波羅蜜、四華、供儀的祭儀、蘇生譚、転生、夢解釈……彼岸邸の人々が抱える膨大な秘密は、大破局へと向かい収束を開始する。紅郎を待ち受ける真実は、彼の選択は、その結末は……。 (エブリスタにも掲載中)
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推理[文芸] R15残酷な描写あり
最終更新日:2020年08月06日
連載 完結済 16エピソード
ある夏の早朝。警察からの電話で白河由弦が告げられたのは妹・六花の死亡だった。 友人との二泊三日旅行を楽しんでいるはずの彼女に何があったのか……混乱する由弦に追いうちをかけるのは、遺体に残された明らかな他殺の痕跡、刑事の「事件と自殺、両方の視点から捜査している」という返答、そして後日の偏向報道……絶望の中、由弦は自らの手で妹の死の真相を掴み取る決意をした。 追い求めるのはただひとつ――なぜ白河六花は殺されたのか? ****** 文学フリマ福岡10にて新生ミステリ研究会のブースに置いています! お時間ありましたらぜひ足を運んでください!!
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推理[文芸]
最終更新日:2024年10月22日
短編
太平洋戦争末期の神島では、大日日本軍とアメリカ軍が泥沼の地上戦を戦っていた。戦場を生き延びた北川たちは、避難場所として自然豪を発見する。しかし、そこには戦火を逃れてきた住民がいた。豪の暗闇の中で悲鳴があがる。 戦争とミステリを掛け合わせた試みの作品です。 この物語はフィクションです。史実をもとにした部分もありますが、登場人物や舞台は全くの架空です。
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推理[文芸] 残酷な描写あり
最終更新日:2024年09月13日
連載 完結済 8エピソード
若きトラック運転手の陸は3年前に婚約者であった美海と死別し、喪失感を抱えたまま働いていた。 ある時、陸は千葉県の夕凪浜にある倉庫まで荷物を運ぶことになるが、その町は美海との思い出の地であったこともあり、一人で足を踏み入れることに抵抗があった。 渋々トラックに乗る陸だったが、運転中に突如助手席に『死』を名乗る謎の女が現れる。その女は美海によく似ていた。
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ヒューマンドラマ[文芸]
最終更新日:2024年09月26日
短編
パンはパンでも食べられないパンはなーんだ? ――それは、隣国との戦争の最終局面で彼が差し出した、たった一つの携帯食料のパンだった。
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ヒューマンドラマ[文芸] 残酷な描写あり
最終更新日:2024年08月11日
短編
小さなドブネズミ、ウミの小さな冒険物語。 「お母さんはね、ウミにこの世界で見た一番雄大なものの名前をあげたんだよ」 母ネズミは臆病なウミのためによく外の世界の話をしてくれた。彼女が少しでも外の世界に興味を持って、いつかひとりでも冒険できるように。その中でもウミが最も興味を示したのは、自分の名前と同じ、海の話だった。
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童話[その他]
最終更新日:2024年09月11日
連載 244エピソード
千夜一夜物語(アラビアン・ナイト)風の異世界ファンタジー。 アリージュ姫は、帝国の将軍の手によって滅ぼされたシュクラ山岳王国の王族の生き残り。幼少時に、人質と政略結婚を兼ねて将軍の息子のハーレムに輿入れさせられ、成人を待って、正式に披露宴と床入りの夜を迎える事になっていた。 傲慢のカタマリであったハーレム夫は、容色が自分好みで無いと言うだけで、婚礼の夜にアリージュ姫をゴミ捨て場へと捨て置く。 ……だが、その時、運命が動いた…… アリージュ姫の身には、母の急激な怪死をもたらしたものと同じ「死の呪い」が掛けられていたことが分かったのだ……かつてシュクラ王国に起きていた異変は、幾重にも絡み合った不気味な謎を含んでいた。古代に封印されていた筈の伝説の怪物王。怪物王の復活を願い、生け贄の儀式をおこなう闇の教団。帝国全土をむしばむ邪悪な闇…… ゴミ捨て場からバザールの中へと紛れ込み、民間の代筆屋となった男装姫が、相棒のジン=白文鳥《精霊鳥》と共に、伝説の怪物王に挑む冒険ファンタジー。 【注意】不定期更新。基本的に剣と魔法の異世界ファンタジーであり、実際の千夜一夜物語ファンタジー世界とは、世界観や文物、テクノロジー設定など大きくズレている部分があります。ご了承ください[個人サイト同時掲載あり]
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年05月10日
連載 完結済 76エピソード
〔『名探偵・桜野美海子の最期』続編〕お嬢様然とした上品な外見とは裏腹に嗜虐嗜好を持つ名探偵――二代目・甘施無花果と、彼女に振り回される小説家――塚場壮太による異形の探偵譚。 【壺入り娘・幕羅家編】「私を守ってください。私は家族によって殺されるかも知れないのです」令嬢・幕羅ユイから届けられた依頼状。壺の中にぴったり収められた刺殺死体。その方法は皆無。 【vsジェントル澄神・海野島編】謎多き推理作家・有為城煌路の住む孤島。招待されたのは同じく推理作家とその同伴者達。二人の名探偵――ジェントル澄神と甘施無花果の対決の行方は如何。 【教団〈桜生の会〉・桜生塔編】旧白生塔で集団生活する〈桜生の会〉は故・桜野美海子を信奉するカルト教団。特別講師として招かれた塚場を待ち受けていたのは、白生塔事件をなぞる連続殺人だった。 【逆様様奇譚・雅嵩村編】兄が空に落とされたと証言する依頼人に連れられ、浮世から隔絶されし山村へとやって来た無花果と塚場。村を支配する逆様様と逆さ巫女にまつわる怪しき秘密とは? 【血染めの結婚式・聖プシュケ教会編】テロ組織との黒い関係を噂される聖プシュケ教会にて、無花果と塚場の結婚式が開かれた。しかし教会はテロ組織に占拠されたうえ、警察組織に包囲され膠着状態に。 【桜野美海子の逆襲・探偵学校編】桜野美海子が生きていた。全国に衝撃が走る。開始されたのは戦後最大の大量殺人事件。彼女と直接対決するべく、続々と〈探偵学校〉に集結する挑戦者達――そこは前代未聞の謎解き空間だった。 (エブリスタにも掲載中)
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推理[文芸]
最終更新日:2017年08月17日
連載 31エピソード
K県立浜市で市議会議員の連続失踪事件が発生し、県警察本部は市議会から極秘依頼を受けて議員たちの護衛を任される。公安課に所属する新宮時也もその一端を担うことになった。謎めいた失踪が、やがて汚職事件や殺人へ発展するとは知る由もなく——。前作『パラダイス・ロスト』に続く、公安捜査員が活躍する警察小説の第二作目。
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推理[文芸] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年04月20日
連載 完結済 9エピソード
 ヴァンダインの熱狂的なファンである大金持ちから探偵への依頼。それは、彼が「所有」する集落で起きた殺人事件(「緑殺人事件」)を、「ヴァンダインの二十則」を守りながら解決せよという「ムチャブリ」だった。  探偵は、「ヴァンダインの二十則」に合わせて真相を捻じ曲げていく――  ご好評をいただいた「アンチノックス探偵の禁断推理ー探偵小説のルール『ノックスの十戒』を1〜10まですべて破ってみた」の続編。  なお、独立したストーリーですので、今作からでも十分お楽しみいただけますが、前作からお読みいただくことをオススメします。
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推理[文芸]
最終更新日:2024年08月04日
連載 完結済 33エピソード
 映像芸術部の部長を務める高校生、石上誠司(いしがみせいじ)は、アマチュア映画を撮っている大学生の先輩に請われ、宮城県の山中に撮影旅行に出掛けた。  だが、撮影を終えての帰路、橋を渡った石上たちは、どういうわけか山中に建つ謎の館へと迷い込んでしまうこととなった。川に架かっていたはずの橋も消え、屋敷の敷地内に閉じ込められてしまう撮影班のメンバーたち。石上が連れてきた部員の中には、高校生探偵の顔を持つ後輩、乱場秀輔(らんばしゅうすけ)もいた。  孤立した館という“クローズド・サークル”と名探偵。この符号を待ち受けていたかのように、〈妖精館〉と呼ばれる謎の館で事件が……。 登場人物 大学映画サークル 飛原孝司(とびはらこうじ) 大学四年生。大学は一年留年済み。監督。 村茂豊(むらしげゆたか) 大学四年生。飛原と同じく一年留年組。カメラマン。 高井戸明人(たかいどあきと) 大学四年生。男優。 河野弥生(こうのやよい) 大学三年生。女優。 本郷学園映像芸術部 汐見綾(しおみあや) 高校二年生。運動は得意だが学業の成績は悪い。乱場のことが好き。 朝霧万悠子(あさぎりまゆこ) 高校二年生。学業優秀だが運動はまるでダメ。乱場のことが好き。 乱場秀輔(らんばしゅうすけ) 高校一年生。少年探偵としての顔も持つ。女の子のような童顔で、汐見、朝霧の両先輩から可愛がられている。 石上誠司(いしがみせいじ) 高校三年生。映像芸術部部長。乱場のワトソン。 妖精館住人 笛有庸一郎(ふえありよういちろう) 妖精館の主人。 笛有霞(ふえありかすみ) 庸一郎のひとり娘。美人。 火櫛(ひぐし) 妖精館の使用人を務める女性。
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推理[文芸]
最終更新日:2019年05月11日
連載 完結済 42エピソード
稀代の推理小説家、獅子谷敬蔵が建てた〈白生塔〉は窓がひとつもない山上の巨塔である。そこに招かれたのは五人の名探偵とその同伴者達。推理小説オタクにして高名な探偵の桜野美海子と、彼女の活躍を小説にして生計を立てている塚場壮太はその一組であった。 最初の晩、塔の主である獅子谷敬蔵は密室から不可解な消失を遂げ、翌日の朝、使用人のひとりが奇妙な転落死体となって発見される。名探偵達はそれぞれ好き勝手に推理を展開するが、犠牲者は次々と増えていき、さらに唯一の出入り口には外から閂を掛けられ、閉じ込められてしまう。 数々の死線をかいくぐってきた名探偵までもが被害者として惨殺されてしまう異常事態。密室殺人、首切り殺人、クローズドサークル、ダイイングメッセージ、といかにも推理小説らしい趣向が凝らされた事件の様相とは裏腹に、その本質に何やら推理小説の定型を覆す大きな企みがあると皆は感じ始め……。果てに桜野美海子が導き出した事件の真相とは? (エブリスタにも掲載中)
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推理[文芸]
最終更新日:2015年08月08日
連載 完結済 5エピソード
ひとけのない路地に建つ一軒のバー。その入り口のそばには、いつも男が一人立っている。「この男はスパイではないか……」 気になった「私」はそのバーに入っていくが―――
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推理[文芸]
最終更新日:2023年05月27日
連載 完結済 82エピソード
 「読む者は必ず一度は精神に異常をきたす」と言われている日本三大奇書の一つ「ドグラ・マグラ」を題材にしたミステリ。  記者志望である福丸叉雨は、就職活動で惨憺たる結果を残したのち、株式会社不可知世界という怪しげな雑誌社に拾われる。  入社早々、同僚がみな変人奇人であることに打ちのめされた叉雨に対し、悪趣味な編集長は、最初の仕事を命じる。  それは「心理遺伝」という非科学現象にまつわるものであり、その真否を確かめるべく、夢遊病状態で両親を殺害した女性に会いに、山奥の精神病院へと赴くことだった。  そこで、叉雨は次なる殺人に巻き込まれて――  異常と正常の境界、人間の精神の真髄を描いたミステリ。  なお、本作は、すでに著作権の切れている古典(1936年に著者死亡)からの引用を行い、また、その設定・世界観の一部を引き継いでおります。念のため「二次創作」として登録していますが、登場人物を共通させているわけではなく、おそらく一.五次創作くらいではないかと思います。ですので、夢野久作の「ドグラ・マグラ」を既読でも未読でも楽しめます。同作のネタバレにもなりません。  
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推理[文芸] R15
最終更新日:2024年07月26日
連載 完結済 31エピソード
空を飛んで人語も喋れる猫の妖怪「猫天狗」が、偉大なる猫神「七尾(ニャニャオ)」になるための修行をしつつ、いろいろな時代で痛快な探偵アクションをこなします!和風メルヘン・ミステリ短編集。ちょっとピリリとしたり、ちょっとホロリとしたり、ニヤリとしてみたり…水木しげるテイストを目指しました。[個人サイト同時掲載あり]
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推理[文芸]
最終更新日:2021年12月06日
短編
九十年の時を経て人の姿を得た黒電話の三郎と、家主である文子の小話。 三郎視点で進みます。
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ローファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2024年05月30日
短編
「殺られる前に殺った」橋の上ですれ違った人物を突き落として死なせた男は、“直観”が犯行動機だったと供述して……。 「カクヨム」にも掲載されております。
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推理[文芸]
最終更新日:2021年04月01日
連載 完結済 5エピソード
 フリーライターの保志枝琉香(ほしえるか)は、ご当地グルメの取材で東京から新潟へとやってきた。仕事を通じて知り合いになった新潟在住の作家、安堂理真(あんどうりま)、その助手、江嶋由宇(えじまゆう)とともに、保志枝は新潟の食を堪能しまくる。 「カクヨム」にも掲載しております。
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その他[その他]
最終更新日:2017年04月01日
連載 完結済 30エピソード
 引退した元医師邸宅の離れに建つ小屋で密室殺人事件が発生する。被害者の頭を直撃していた凶器は、スパイク付き鉄球と柄を鎖で繋いだ〈モーニングスター〉と呼ばれる模造武器だった。  あまりに異様な凶器による密室殺人事件は、やがて〈サイキ大戦キリン〉というテレビゲームの見立て殺人なのではないか? という意見が出される。その理由として、東京から来た警視庁刑事は、現在行方不明となっている重要参考人が〈サイキ大戦キリン〉のシナリオライターであることを明かす。  素人探偵、安堂理真(あんどうりま)が捜査に乗り出すが、密室殺人の謎も解けないまま、関係者をさらなる事件が襲う。 ※現場見取り図などで挿絵の使用があります。 登場人物 事件関係者 西根樹実彦(にしねきみひこ) 新潟市内に住む引退した名医。妻に先立たれ、佐枝子を後妻に迎える。 西根佐枝子(にしねさえこ) 樹実彦の後妻。長女友美の実母。 西根勝巳(にしねかつみ) 樹実彦の長男。外科医。前妻の子。 西根友美(にしねともみ) 樹実彦の長女。OL。後妻である佐枝子の子供。 時坂保(ときさかたもつ) 現在は隠居している薬剤会社の元社長。樹実彦とは友人同士。 時坂藍子(ときさかあいこ) 保の孫だが血縁関係はない。高校生。友美の親友。 久慈村要吾(くじむらようご) 樹実彦に師事していた、新潟市内の総合病院に勤める医師。密室で死体となり発見される。 相模健(さがみたける) テレビゲーム〈サイキ大戦キリン〉のシナリオライター。現在行方不明中。 警察関係者 城島淳一(じょうしまじゅんいち) 新潟県警捜査一課警部。 丸柴栞(まるしばしおり) 新潟県警捜査一課刑事。 中野勇蔵(なかのゆうぞう) 新潟県警捜査一課刑事。 須賀洋佑(すがようすけ) 新潟県警鑑識課刑事。 安堂理真(あんどうりま) 恋愛作家にして素人探偵。 江嶋由宇(えじまゆう) 理真のワトソン。
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推理[文芸]
最終更新日:2016年06月30日