ブックマーク一覧 カテゴリ1 全260件
連載 7エピソード
 高校2年、平凡な早見凪斗には非凡な幼馴染がいる。 浅木唯。学校中の人気者で、入学してから今まで、彼女に恋し、玉砕する者が後を絶たない。  そんな唯は、今日も凪斗の部屋に入り浸っている。それはきっと、凪斗が小さい頃から知っていて害のない、 “幼馴染“だからだ。 「もし、俺がお前を好きって言ったらどうする?」 「普通に振るよ」 「だよね..」 予想通りの回答。 それで、傷ついて終わりの筈だった。 「あんたと私は一生このままだよ。」 「一緒の大学に行って、一緒のアパートに住んで、その後もずっと幼馴染で、ずっとこう。」 「あんたは、私のなんだから。」  その彼女のドス黒い目を見たのは、そしてこれから幾度となく見ることになるのは、この世界で凪斗ただ1人だと断言できる。
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現実世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年06月10日
連載 完結済 280エピソード
佐古歳三47歳。 しょうもないおっさんだ。 だが歳三はしょうもなくないおっさんになりたかった。 ダンジョンでならそれが叶う。 そう信じて25年目。 歳三のココロはやっぱりしょうもないままで、しかしカラダは滅茶苦茶な事になっていた。 カクヨムとハーメルンにも投稿しています。 (20241205追記)ネトコン二次突破しました、やったね~
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アクション[文芸] 残酷な描写あり
最終更新日:2025年05月03日
短編
春の夜更けに仲の良かった同級生に電話をかけた。そこに理由は無かったはずだけど、意味はあった。
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現実世界[恋愛]
最終更新日:2022年04月10日
連載 完結済 35エピソード
「冤罪なんだ、全部」 【死神】の二つ名を持つ主人公マデスは、街中から忌み嫌われていた。 理由は単純。快楽殺人者だと思われているからだ。 組んだパーティーがマデス一人残して全滅することが、頻発した。 しかし不思議なことにマデスに証拠は無かった。 証拠が残されない迷宮内で、人を殺すことで捕まらずに人を殺すことができる人間だと、本気で街の人々からは思われていた。 そんな不幸なマデスの人生は、ある少女と出会ったことで一変する。 少女との出会いを発端に、マデスの罪は大きくなっていく。 その先にあるのは栄光か、それとも断罪か。 カクヨムにて先行投稿をしております。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年05月26日
連載 105エピソード
王立学院での月例舞踏会。婚約者の男爵令嬢をエスコートしようとしたオレの手が撥ね退けられた。なんと、知らぬ間に別の男に寝取られていたのだ。 全校生が注目する中の『婚約破棄』。プライドを粉砕されたオレは、ケジメを付けさせるために動き出す。 女運のない主人公が、いろんな女性に振り回され、嘲笑を浴び、足蹴にされ、罵倒されつつ、最後に笑う話です。 高評価をいただいているようなので、続編投下していきます。
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異世界[恋愛] 残酷な描写あり
最終更新日:2025年06月22日
連載 182エピソード
皆さまは、とても思い入れのある作品というのはございませんでしょうか。 神ゲーと言われたあの作品、クソゲーと言われててムキになって攻略した駄作、良くも悪くもない凡作。 数多の作品の中に一つ一つ思い入れや思い出が存在するかと思います。 キャラが良かったが、ストーリーがイマイチだった作品。 ストーリーは良かったが、ゲーム性がイマイチだった作品。 全てにおいて文句の付け所がないような作品。 どれもが誰かしらの記憶に乗り、自分の中ではお気に入りと言えるような作品があるでしょう。 今回持ち出す作品も、そんな作品の中の一作の世界でございます。 生まれ変わる彼からすれば、青春を共にし、そして鮮明に思い出せるほどのお気に入りの一作。 もし仮にそんな世界に飛び込み、そして自由にしていいと言われればどんな反応を示すでしょう。 これは、そんなことを体験した一人の少年の物語です。 原作を気にしつつ、それでも順守するか、破壊するかは彼次第。 しかし、忘れてはいけません。 彼の世界はゲームの世界ではございません。 しっかりとした、現実であることを。
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ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2025年06月24日
連載 完結済 42エピソード
相羽麟(あいわりん)は高校一年生の男子。小学三年生の頃、偶々クラスの女子と下校したところをクラスメートに見られて冷やかされた経験がある。恥ずかしさから「相羽くんなんか好きじゃない。本当の本当に大嫌いだ」と強く否定して泣き出した女子の姿に、まさか嫌われているとは思っていなかった相羽は『人間の本心は分からない』と心を拗らせた。以後、今まで友人だと思っていた相手も実は自分を嫌っているかも知れないと考え同級生にも友人関係になる可能性のある誰にも必要な用事以外では一切自分からは話しかけなくなる。そんな相羽は中学校卒業間近に両親を事故で亡くし遠方の祖父母宅に引き取られる。相羽は模試の成績が全国トップクラスであったため授業料その他を免除されて特待生として知り合いが誰もいない私立の自称進学校に通うことになる。相羽は高校でも必要最低限の関わりを持つだけでクラスの誰にも自分からは話しかけずにボッチ生活を満喫する。それで問題はなかった。そんなある日の帰宅途中、公園で他校の男子生徒から言い寄られて脅えているクラス1の美少女、此花貴音(このはなたかね)に遭遇する。無視して通り過ぎようとするが結果的に此花を庇って先に逃がす形となる。その後も此花宅の逃げた猫を捕まえたり、バイトの用事で行った保育園で妹を迎えに来た此花と遭遇し放課後は一緒に保育園に行くようになる等のフラグが立っていく。それでも相羽は徹底して此花との距離を詰めない。
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現実世界[恋愛]
最終更新日:2025年05月12日
連載 45エピソード
【感謝】現実世界恋愛日間ランキング5位 週間ランキング10位 俺の幼馴染の桜庭美鈴はどこをとっても完璧な美少女だ。 当然そんな人間を男は放っておかなくて……しかしあいつは告白をOKしない。 申し訳なさそうに謝って、その後こう言うんだ。 「私にはもう、婚約者がいるから」 確かに言った。結婚しようとは俺が言ったことだ。 でもそれは幼稚園の時の話なんだ。 まさか高校生にもなって未だに引きずられるなんて……!
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現実世界[恋愛] R15
最終更新日:2021年05月24日
連載 完結済 24エピソード
ノリが悪くてウザいという理由でサークルから追放されてしまったので、仕方なく一人で大学生活を謳歌してると元サークルの美人姉妹が俺の所に入り浸ってきた話。
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現実世界[恋愛]
最終更新日:2024年07月17日
連載 131エピソード
楠灘源蔵、32歳。 禿げでブサメン、しかも童貞。 生まれてこのかた、女性と付き合った経験など一度も無い。 仕事は出来るし、ひとり暮らしが長いから家事能力にも長け、調理師免許まで持っている。 更に、親から受け継いだ莫大な資産が五十数億にも達するという隠れセレブの一面もある。 しかし源蔵は不細工が原因で手酷い失恋を何度も経験した過去があり、女性との縁は一切無いと頑なに信じ込んでいる恋愛恐怖症者でもあった。 そんな源蔵の周囲には彼に恩義があったり、その男前な行動に魅かれたりした多くの美女が寄り集まってくるものの、彼女らからの好意は全て錯覚、勘違いだと勝手に断じて素直に受け入れられない毎日。 更には成り行きで19歳の美女を養子に迎え入れるものの、負け組気質の源蔵にとっては本当にただの『娘』でしかなく、彼女とひとつ屋根の下で共に生活するということへの高揚感など欠片も無い有様だったりする。 恋愛への恐怖から完全に恋愛オンチと化した源蔵に春は訪れるのか。 ◆R15は念の為につけています。 ◆もしお気に召して頂ければブックマーク登録、評価入力(☆☆☆☆☆ → ★★★★★)を頂けますと幸いです。 ◆カクヨムでも掲載中
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現実世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年06月22日
連載 完結済 41エピソード
中学生の浅野春樹は上級生と喧嘩騒動を起こしたことがあった。 その上、目つきが悪く地毛は茶髪のため不良少年のような扱いを受けて学校では孤立していた。 そんな中、幼馴染の深瀬志穂だけは春樹のことをいつも気遣ってくれていた。 同じ高校に行こうと声を掛けてくれる志穂の言葉に応えたい一心で受験勉強にも力を入れていた。 春樹にとって、学校で孤立していることは問題ではなかった。 昔から志穂が近くにいてくれるから……。 しかし、3年生なってから志穂の態度がよそよそしくなってきた。 登下校も別々になり、学校で話しかけてくることも無くなった。 志穂の心が自分から離れていってしまっている気がした春樹は焦っていた。 彼女と話がしたい。笑った顔が見たい。 志穂と一緒に帰ろうと、彼女が部活動を行っている体育館へ向かったのだが……。 そこで春樹が耳にしたのは、自分の悪口を言って部活の友達と楽しそうにしている志穂の声だった。 その瞬間、春樹の中で志穂に対する想いや信頼は……消滅した。
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現実世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年05月16日
連載 完結済 16エピソード
俺は他人の過去と未来を視ることができる能力があった。ある日、片思いをしている女の子が自殺してしまう未来を視てしまう。彼女が生きる未来を作り出すため、色々な人の過去と未来を視ながら、必死にもがく男の話。
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現実世界[恋愛]
最終更新日:2025年02月08日
連載 249エピソード
ヴェルナー・ファン・ツェアフェルトは現代日本からRPGのゲーム世界に貴族の子息として転生したが、主人公でもそのパーティーメンバーでもない。 それどころかゲーム中には登場しない人物、しかもスキルも槍術ひとつと地味なので能力的には勇者一行のメインストーリーに参加しようもない。 僅かな利点は勇者と友情を築いたという事実と父親がそれなりの高位貴族の嫡子であるという事。ストーリーからみればまぎれもなく脇役だろう。 そんなヴェルナーはひとまず前世の知識とゲームストーリーを知っているという点、さらに貴族としての権利と発言力を生かし、まず魔軍に殺されないよう生き残りを目標に生きていく。 だがヴェルナーの前世知識とストーリーを知っているが故の行動は本人も意図しないところで様々に影響を起こしていき、死ぬはずの人物を生かし、本来ゲームでは起きなかったはずの事件にも対応しながらこの世界の歴史を刻んでいくことになる。 それは勇者の伝説とは異なる、若き貴族の努力と奮闘の記録。 これはとある異世界で記憶に残らなくても記録に残ったある人物の若き日の物語である。     ※回によっては死体描写などの微グロ描写があります。R15、残酷な描写ありはその保険。 ※不定期更新。リアルの都合上たまにものすごく間が開くはずです。  一応最後まで展開は考えてあるのですが。 ※一話ごとの長さがまちまちです。あらかじめご了承ください。 ※本作品の内容はフィクションです。実在の人物・集団等には一切の関係はありません。  また奴隷などの表現も出てまいりますがそのような行為を容認するものでもありません。 ※(●)マークは一話すべてが主人公以外の視点、  (◎)マークは一部に主人公以外の視点が入る話となります。 ※レビュー、感想、ブックマーク、評価、誤字報告など本当にありがとうございます。  励みになります。  ただキャラクターの台詞に関しては意図的に軽い言葉(ら抜き言葉とか)を使っているところもあり、そういった部分に関してはご報告いただいてもそのままにしてあります。申し訳ありませんがご了承ください。 ◆ご報告◆ 皆様からたくさんいただきましたご支持、評価、応援の結果、出版者様の目にとまり書籍化していただける事になりました! 応援してくださいました皆様、本当にありがとうございます!
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2023年06月29日
連載 210エピソード
 夢と理想に捉われ、何年も輝かしい未来ばかりを期待していた男子高校生───佐城渉(さじょうわたる)はいつも通り恋い焦がれ好いている女子───夏川愛華(なつかわあいか)に纏わり付いていた。そんな彼が、とある些細な事をきっかけにハッと我に返る。 「俺、何やってんだよ……」  現実感を取り戻した彼は下手に夢や希望を抱く事に危機感を覚える。恋で盲目になる前の慎重さを取り戻し、石橋を叩いて渡る事を思い出した彼は深慮を心掛けるが、そんな彼の急激な変化に周囲は動揺を隠せなかった。 「ちょっと近付かないでよ!」 「そうだな……」 「……え?」  猪突猛進で狭い視野、他を顧みない質だった渉にうんざりしていた彼女は急激に開いた距離感に呆然とする。 「もしかして、嫌われたの……?」 「もしかして、アタシのせい……?」  勘違いする周囲。それに対して渉はマイペースに学園生活を過ごして行く。  渉に振り回される周囲は次第に見る目を変えて行く。そして、視野の広がった彼は様々な人と関わって行き─────。 /【HJ文庫2019大賞受賞】/ 書籍第8巻発売中/ アニメ放送中
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現実世界[恋愛]
最終更新日:2023年08月01日
連載 257エピソード
 断崖大陸アーマンに浮かぶ天空島のひとつであるヴァーミア天領にひとりの少年がいた。  少年の名はルッタ・レゾン。  彼は『この世界のものではない記憶を持つ』という特異性を有してはいたが、地位も名誉もない、魔力も一般人並みにしかないただの子供であった。けれどもハンタークラン『風の機師団』のメンバーのひとりであるリリ・テスタメント、そしてアーマーダイバーと呼ばれるロボットの量産機である『ブルーバレット』と出会うことで彼の運命は変わっていく。  敵対するのは悪徳ハンターの専用機や敵軍のエース機、アーマーダイバーのオリジナルたるオリジンダイバー、或いは遺跡から発掘された決戦兵器、そして最強の魔獣たるドラゴン等等。  対して人並みの魔力しかないルッタが乗れるのは量産機のみだが、前世の記憶を元にした圧倒的なプレイヤースキルによって愛機ブルーバレットとともに次々と大物喰らい(ジャイアントキリング)を実行し、やがて大陸全土にその名を轟かせていくこととなる。  量産機こそが至高のマスプロダクションロボットファンタジーがここに開幕! この作品はカクヨムでも掲載しています。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年06月13日
連載 155エピソード
書籍版の収納おじさん【修羅】1巻が2025年3月14日(金)に発売しました。 簡単なあらすじ:  ラスボス系能力に目覚めた頭のおかしな普通のおじさんが愉快な人外の仲間たちと現代ダンジョンを探索するお話です。 普通のあらすじ:  君も最高の探索者を目指さないか?  世界各地にダンジョンがあるのが当たり前になってしまった現代で無職になったおじさんがそんなキャッチフレーズのポスターを見て、気まぐれに探索者を目指すお話。  目指すはトップオブシーカー。最高の探索者。けれどもおじさんが手に入れた収納スキルを含めたすべての能力が最低のランクF。水筒ひとつ持った一般人と変わりませんが、おじさんはめげずに最高の探索者を目指します。  けれども問題がひとつだけありました。  非常に温和で品行方正で一見して虫をも殺せぬようなこのおじさん。ですが社会の檻から解き放たれた彼は無邪気な無敵の人、その性根は『狂犬』で、力を持たせてはいけない『怪物』だったのです。 ※次回予告は基本戯言です。  次話の内容が全部書いてあったり、20章先ぐらいに明かされる世界設定なんかが時々適当にぶっ込まれてますがおじさんには興味のないことですので、フレーバー的に楽しんでいただければ幸いです。 この作品はカクヨムでも掲載しています。
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ローファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年04月16日
連載 91エピソード
アステールの血を引く者は魔術に優れる事甚だしく、特にハイン・セラ・アステールはアステール史上もっとも強大な魔力を誇る麒麟児であった。 "本来の歴史" では彼は傲慢で邪悪な典型的悪役貴族であったのだが、並行世界では一味違う。 いや、二味違う。 一味目は、彼が極度のマザコンだという点だ。 平行世界のハインもまた本来の歴史のハインと同様に邪悪なのだが、母への愛が魔と邪を覆い隠す。 勇者も聖女も元婚約者も、彼にとってはどうでもいいことだ。 ハインはただ母と静かに安らかに暮らしたいだけで、それを邪魔する者全てが彼の敵である。 では二味目はといえば、それは彼が本来の歴史のハインよりも遙かに強大な魔力を有し、遙かに強大な魔術を操るという点だ。 愛する母に格好いい姿を見せたいがために努力を重ねた天才──ハインに不可能はない。
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ハイファンタジー[ファンタジー] 残酷な描写あり
最終更新日:2025年06月24日
連載 90エピソード
実家を離れて一人暮らしの高二男子――桑染珀琥《くわぞめはくと》はクラスメイトから避けられるほどの強面ながら、半年前から付き合っている彼女がいる。その彼女は成績優秀、容姿端麗で学校中に知られる同じクラスの女子生徒――白藤月凪《しらふじるな》。二人は周囲からバカップルとすら揶揄されるほど仲がいい姿を毎日のように見せている。 しかし、二人には誰にも言えない秘密があった。本当の恋人ではなく、半年前に月凪が持ち掛けた偽装交際契約で結ばれた偽物の恋人なのだ。 契約の期限はどちらかに好きな人が出来るまで。けれど、半年経っても偽物の恋人関係は続いている。しかも月凪には全く別れてくれる雰囲気がない。 家では月凪は珀琥にべったり甘えていて、苦手な家事や身の回りの世話もされる始末。そんな生活を続けて半年も経てば、月凪は珀琥がいないと生きていけない身体になっていた。 「俺たちって偽装交際なんだよな」 「そうですけど」 「この関係、いつ終わるんだ?」 「さあ」 二人は互いの気持ちを探りながら、偽物の恋人として付き合い続ける。 全然別れてくれなくて少しだけ愛が重い偽装彼女と互いの気持ちを擦り合わせる、お隣半同棲ラブコメ。 カクヨムでも投稿しています。
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現実世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年03月12日
連載 11エピソード
 異世界転移してからおよそ5年、俺は日本へ帰る。”災厄の魔女の再来”と呼ばれる少女と共に。  世にも珍しき白髪赤目に生まれた彼女は、人類から忌み嫌われ恐れられた。にも関わらず、奴隷の首枷でその行動を縛ってまで、無理矢理に魔物と戦わせられた。少女は生まれながらに不幸であり、世界を憎んでいた。 「一緒に、来るか?」 「……私は、幸せになってもいいんでしょうか?」  これはただの天才魔法使いが、現代日本で色んなモノに触れて、出会って、笑って、生きて、幸せになるための物語。
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現実世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年01月29日
連載 177エピソード
◆カドカワBOOKSより第1巻 発売中◆ ◆ガンガンONLINEよりコミカライズ予定◆ 王都に住むジークは生前、エリートの道を進んできたサラリーマンだった。 しかし、出世争いに負けた相手に恨まれ、包丁で腹部を刺されて死んでしまった。 何故か孤児として異世界に転生してしまったジークだったが、引き取り先の師から錬金術を学び、持ち前の頭の良さと前世の知識で若くして国家錬金術師の資格を取り、再び、エリート街道を突き進んでいた。 しかし、出世争いをしていた貴族に恨まれて権力を使われ、その椅子を奪われてしまい、さらには追い打ちをかけるように師であり、親でもある上司から辺境の地への異動を命じられる。 それは左遷を意味し、望んでいた出世の道は完全に絶たれてしまった。 ジークは二度の失敗でようやく自分が仕事はできても人間性が良くないことに気付いた。 口惜しさと不満を感じていたジークだったが、使い魔の黒猫の助言のもと、転勤先では今度こそ上手くやろうと思い、2度目の生まれ変わりを決意する。 そして、辺境の地で出世とは違う別の人生を探すことにしたジークだったが、転勤先は錬金術師が2人しかいない危機的状況な支部だった。 ジークは持ち前の錬金術の腕で支部を立て直し、出世とは違う幸福を見つけていく。 人生とは何が幸せで何が大事なのか…… 出世欲に憑りつかれた男が辺境の地で真の幸福を見つける…… ※★がついている話は他者視点が含まれています。
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ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2025年06月24日