2019年09月09日 (月) 23:40
まずは続きを楽しみにしてくれた方、こんな不義理な私を仲間だと思ってくださる方へお詫びを申し上げたく思います、半年も音沙汰もなく過ごして申し訳ございません。大変遅くなりましたが遠い旅から帰ってまいりました。
ここまで帰りが遅くなり最早ただの言い訳にしかなりませんが、仕事が技術開発の部署へ移った事で仕事が忙しくなった事、私を捨てた母が脳卒中で周りに掛けた迷惑の処理、さらに顔を知らぬ戸籍上の弟がしでかした事で病院に多大な迷惑をかけ、事後処理に多くの時間と労力取られ、親類関係で雪崩のように問題が迫ってきて、こうして文字を書く時間や心の余裕を持つことが全く出来ないでおりました。
特に脳卒中で倒れた母、その脛を齧ってニートをしていた弟は受けた恩を顧みぬどころか、平気で踏みにじる様を私に見せつけ、そんな忌まわしい人々と同じ血が自身にも流れている事実は、自身の内に沸き起こる言い表せない心の揺れを引き起こし、私自身その醜さに翻弄され、嫌悪の水底に溺れかかっていたのでしょう。
時折時間を作っていざ文字を書こうと自身の心を覗いてみれば、湧き上がるのは憎悪や苦しみ悲しみといった醜いモノばかり、これでは自身が書きたいと願った物語には到底辿りつけないと、正直筆を折る事を考える鬱屈した日々を送っておりました。
そうした人とのかかわり合いで疲労し、少しずつ人を信じ、誰かに優しくしたいと思う心が曇ってゆく中、そんな私に光明を与えてくれたものは、同じく人との関わりで人との出逢い、こんな私を自分を守ってくれる大人だと心の底から信頼してくれる一人の少女との出逢いでした。
私の肩の上で嬉しそうに笑う彼女の姿に、生まれ育ちや過去は変えることは出来ないけれど、少なくとも私の未来は自分で変える事も、こんな私でも誰かを笑顔に出来るのならば、この無垢な信頼を裏切らぬ大人になろう、だから今は前を向いて進もう、自分の心の弱さや闇を恐れずもう一度真正面から対峙してみようと考え、ここで筆をとった次第です。
すいません、ちょっと久しぶりなんで格好良く言い過ぎました。要するにかわいい幼女におっさんが癒やされ、また何か変なやる気を起こしたって話ですね。
肝心の物語の続きに関してですが、自身のリハビリや仕事の混み具合もありますので、連載の続きを一つか二つ程度書ければと考えています。
あとこの長い雲隠れの間に頂いた感想等のお返しにつきましては、時間が出来次第、順次お返しを書いていこうと思っております。
長々とお恥ずかしい話を書き連ねましたが、こんな私に愛想が尽きていない有難い方は、またこちらでお付き合いしていただけると嬉しいです。
本当にお久しぶりです、有難いお言葉ありがとうございます。
おかげ様で体の方は随分良くなってきて、足のしびれ等も昨年と比べて随分と楽になってきましたので、後は私の内面的な部分を片していく感じで頑張りたいと思います。
かずきさん
ありがとうございます、改めてまたよろしくお願いしますね。
ぷにゃーさん
本当に仰る通りだと思います、悩みや問題を抱えたまま文字を書くと、暗い方向へ思考を誘導されていく感覚はやはり頭から離れなかったですが、今は落ち着いてきましたし、まずは文字書きもリハビリ位に再開してみますよ。
そして、ぷにゃさんが通報する、謂れのない冤罪が黒井を襲うので、その手に持っている電話はポッケナイナイしてくださいね。
水源さん
有難いお言葉ありがとうございます。
最後まで描き上げる気でここまで来ていましたが、やはりリアルは強敵。色んなイベント盛り沢山で、自分の思う通りに事は運びませんが、それもまた人生嘆いて終わるよりは少しでも自分らしく足掻き、それも作品に活かせるように頑張ろうと思います。
R884さん
温かいお言葉ありがとうございます。
その子もいい子なのですが、お母様もお祖母様もとても朗らかな良い方でして、出会ってからも時々お誘いを受け一緒に出掛けたりと、とても素晴らしい刺激を受けておりますので、その経験も生かして期待に応えられるよ作品に活かしていこうと思います。
仁藤さん
実は私自身ってニートにそこまで悪い感情を持って無いんですよ? 今は人生百年と言われる時代ですし、長い人生で躓く事や上手く行かなくて思い悩み立ち止まる時だって、一度や二度あったて良いと思うのですよ。
でも、そうして自身が苦しんだ経験を活かす事もなく、立ち上がることをしないのが高齢無職の問題点で、未だ大丈夫と言っている内に本当に立つことすら出来なくなってしまう事が問題だと感じています。
けれど彼にとって、私は母親の裏切りの象徴のようで、いくら優しく話したとしても、マンションのドア越しに帰ってくるのは呪詛のような怒鳴り声ばかり。やはりなかなか上手く行きませんね。
もけぴろさん
たしかに夢を見せる事はバランスは難しいですね、私も若い頃にあった立派な方々の足元にも及びませんし、年を取れば立派な大人に成れるという夢は幻想だったと感じますし、格好付け過ぎないように、そして夢と現実をきちんと語れる人になりたいなぁと感じております。
その本は最近よく耳にするタイトルですね、そうした分類で言うのでしたら、私ってまともに勉強する機会を与えられず三等分出来ない子でしたので、いろんな方向で考えさせられる一冊です。
当たり前というのは、あくまでその人の生きた環境によるもの、私も餓死寸前の少年時代から、ずっと皆さんの言う「普通の生活」を目指すため、自身の願う正を形にするため、色んな事を考え行動に移し、その中で多くの挫折、裏切りや別れなどを経験し、やっと一般人の真似事位は出来るようになりましたが、自身の思う真面目に生きるという事って、言葉にするのは簡単でも、本当に困難が付きまとうものだなぁと、この歳になっても悩みは尽きることはありません。
例え話の寝ることすら、私は今でも父や母に寝込みに殺されかけた経験のせいか、中々眠ることが出来ずに不眠が習慣になっていますので、いつもどこかで明日はもうこないのではないかと恐れを感じることがりますが、これが普通ではなく異常でしょうし、私のような人間は一生が普通を知る勉強をしていかねばならんと思って過ごしておりますが、やはりこの国の一般的な道から外れた自分ですので、良かれと思ったことでも上手くいかないこともありますし、逆に人を追い詰めることも有ると言う経験もあります。
今の世界は昔よりも価値観が大きく変わり、一人一人生きてきた時代も環境も経験も違う人ばかりの世界、その中で時に甘やかさない厳しさ、逆に何故できないのか一緒に考え相手のペースで歩んでいく忍耐力、相手を理解しようとする歩み寄りができること、これが本当の優しさなのかなと最近は感じています。
あと、その本の話で最近面白かった話といえばのは「懲役太郎」さんというVtberの方のお話ですね。
彼は話の中で「自分が美味しい部分を好きなだけ取って、下のスポンジを人にやるか、悪いことをして得たのなら友達や自分の女だったら全部あげて、また悪い事をして全部手に入れれば良い。これが非行少年の成れの果てだ」と、ご自身の経験を元に話されており、なかなか的を射た話だなと感じましたね。
日向 るきあさん
温かいお言葉ありがとうございます、ご心配をお掛けしましたがどうにか無事に戻って参りました。
本当に最近は色々大変なことが多すぎ、なろうや世間の事が遠くなったせいか、たった半年の出来事だったのに、何年にも感じてしまうほどに色んな事が変わっているような印象を感じております。
そして本当に子供の真っ直ぐで健やかな姿と言うのは癒されます、生意気な事や我儘も言われますが、それでもきちんと理由を話して同じ目線で話してみると、時に大人以上の理解を示して反省し、こちらが驚く速度で成長する姿を見ていると、本当に人というのは出会いと環境で成長するのだなぁと関心ばかりしてしまいますね、