目標未達、無念です。
2021年05月02日 (日) 06:24
皆様お久しぶりでございます。良い報告が出来ればと思っておりましたが、タイトルの通りあまり良い結果ではない報告となりました。

それでも最悪の結果は避け、完全に詰まっていた友人を窮地から助けるという目標は達成しました。具体的には、裁判沙汰になり戦う準備まで出来て、下請けが一息付ける程度の支払いをして、資金がかろうじで回る程度まで戻せた感じでしょうか。

なんといいますか地獄の沙汰も金次第とはよく言ったもので、どんな醜悪で仁義の欠片もない訴えであろうと、悪党に喜んで加担する弁護士もおり、恥を知らない文章を内容証明として送り付けてこれるし、どんなに道理の狂った内容でも裁判を起こせるんですね。

そうした悪意の塊の文章って、素人が安易に反論しようものなら足元を掬われてしまいますし、元受け側や相手の弁護士の行動は、彼らの下に居た人間全ての人生を狂わす事なんですが、資本主義のシステムに照らし合わせれば、ビジネス活動の一環として罷り通り、自身の損害を減らす非常に有効な行動です。

資本主義はあくまでシステムで金はあくまで道具。人の持つ欲は生きる為や進歩を促す役割もある大事なものですから、資本主義やお金、稼ぎたい欲望を善悪で考えて悪だと全て捨てねばならないと極論を言いたい訳ではないのですが、もしシステムと道具の欠点を挙げるとするならば、人の生き死によりも金に目がくらみ欲を抑えきれずに人道を踏み外す者の多さ、そうした者の暴走を止める機構の少なさです。

人間は、人間の欲深さを克服できていないのです。

金を手に入れる欲望に振り回され、贅沢の中で人心を忘れた畜生共が法を振りかざし、誠実に生きようとする人々の人生を食い潰すことで、更に肥え太る鬼が笑う畜生道の中に、少なくとも私の考える正義はないと思います。

そして私は友人たちが畜生共の贅沢の為に食われる様を見る気もなかったので、なけなしの私財を投げうって彼を弁護してくれる方を雇い、倉庫や車中の寝泊まりをして彼と共に昼夜問わず働き、下請けへ不払い金を払い続けました。

ですが私も彼も稀代の反逆者でもないし、物語に出てくる英雄でも漫画やアニメの主人公でもない、どこにでもいるその他大勢のくたびれたおっさんですから、無理をすれば体は壊れるもんで、無理をすればするほど体の各所が悲鳴を上げる事も多くなり、その度に病院で頂いた痛み止めを使ってごまかしてきましたが、終わりはあっさりとくるもので、ある朝下半身の激痛と足指の痺れを感じて動けなくなってしまいました。

道半ばで終わるのは悔しいですが、半病人なった私がこれ以上傍に居たとして手助けが出来る訳もなく、これ以上無理を通したとしても最後は迷惑を掛けるばかりになるし、彼にも今の関係はお互いの為にも良くないと言われ、ここが分水嶺と思い、離れる決心をつけ自宅に戻ったのですが、出来る事はやった、そう思うしかないのでしょう。

今は時世的に厳しい状況で、無給で仕事をこなしたせいで貯金も怪しくなっていますが、それこそ人間ってしぶとい生き物で案外贅沢しなきゃ何とかなるもんですから、まず体を治して平凡な生活を取り戻す目標に、一歩一歩進んでいこうと思います。

そして、落ち着いたらもう一度なろうに戻る日を楽しみにしていますので、この向こう見ずな馬鹿のおっさんは、なろう主人公の様な華々しい逆転劇やざまぁ的な爽快感は無いですが、いつか出戻る日を楽しみにしてくださると嬉しいです。
コメント全3件
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禍福は糾える縄の如しという言葉もあります。

なので、いいこともいっぱいあるはずなのです。
水源
2021年05月02日 20:52
お久しぶりです。

いろいろtら異変だったようですが最悪の結果は避けられてだけ良しとするべきだと思います。

それこそ二人とも破滅してしまうという事態に追い込まれる可能性もあったと思いますので。
漉緒
2021年05月02日 11:23
お久しぶりです。

言葉もありませんが、黒井さんのなろう復帰をお待ちしております。