2018年07月14日 (土) 22:17
詩の読み方って人それぞれでそれが、面白いと言う意見あるんすよねー
僕の初作品「コーンスリーブは奥深い」は特に人によって捉え方が変わることが面白いと思いますし。
僕の詩はその人の解釈が1つの答えだと思っていますー
今回岬林が投稿した詩、「絶望とボートの上で」は僕なりにめっちゃ考えて書いたのですが、
僕が詩に込めた思いを掘り下げてくれるような感想(解釈)が少なくって寂しかったので(笑)
僕としては、こんな意味を込めたよーと言うのを書いていこうかなぁーと思いますー
後書きとか、感想欄とか、読むのが好きなんですよねー
作者の思いとかどんな思いで書いたのだろうとか、読むのが好きなので、
私の作品の感想返信では感謝と、作者としての思いを、書くように心がけてます。
詩の裏側を知っては、詩を純粋に楽しめないと言う方は、バックされた方が良いと思いますー
★そういう人はコメントに「解釈は読まない派」って入れてくれたらそれだけで嬉しいです!!!!!!
以下、ネタバレと言う次元じゃないネタバレなので、
まだ読んでないかたは、こちら!
詩なのに、ストーリー性が強いだと!?(笑)
絶望とボートの上で
さて、もう、まだ詩を読んでない!って方や作者の解釈を読まない派の人はいないよね……
いないよなぁー……いないよなぁー……
いや、ふりじゃないから!
読んでから来てね!(笑)
と言うわけで書いていこうと思いますねー
以下、正解ではなくてあくまで作者の解釈だから!
あなたの解釈が正しい答えですので、よろしくです!
【構成と背景】
構成はこんな感じ!
①逃げ……似た文を4回繰り返してます。詩にしたかったので
②決意……ここで、主人公の気持ちが変わります。
③戦い……逃げの文とリンクしてて、決意したことで、乗り越えた(それでも前を見続けた)と言うストーリーにしてます。
④勝ち……スッキリしていってください
その上で、僕が一番書きたかったのは、②ですねー
と言うか、詩を書くきっかけになったのが、ノートに自分の思いや決意を雑殴り書きしていた時に、
偶然すっと出てきた2つの文、
「こいで進まないボートでも絶対おぼれない心を持とう」
「どんなにしずみかけても、勇気のバケツを持って不安の水を追い払おう!」
この二つの文をどうしても詩にしたい!との思いが襲ってきたので詩を書きました。
この二つを書いたとき、
都合で絶対に合格しないといけない試験があって、現実から避けていたら殆ど勉強出来てないまま、2週間前になっていました
試験自体は何度も受けたことがあるので、感覚はありましたが
基本が全然勉強出来てないので、一からやり直すしかなかったのです。
ようやっと勉強する決意して、
もう無理だよ……と何度も思いながら、19時とか20時くらいに用事が終わってから23:30位までカフェで勉強してたら、結果何とか合格しました。
その体験と、現状が出来なくって、めちゃくちゃ辛いけど、頑張ろうという決意を込めてこの詩を書きました。
後、読んだ方の励みになれば良いなぁーと言うのは強いですねー。
一応、公開することを考えて書いたので、読んだ人が読んで良かったと思ってほしいと言うのは強いです。
現実って厳しいですが、それでも前を見続ける事って大事なんだよ。
自分の弱い心に打ち勝ったとき、力が涌き出てくるから、光輝くから。この詩が前を見続けるエネルギーになって欲しい。
と言う思い込めてます。
(後は、後書き参照ですかね)
さて詩ですが現実と向き合うのがテーマです。
なので実は現実を思い浮かべて貰う事を意識して書いてますー
【詩に込めた思い】
<逃げ①>
・乗っていた船が壊れた。
・大きな海流に、僕はただ流され続けた。
→「大きな海流」は、社会の動きを意識しました。
社会じゃなくても、その人の周りに起こっている現実に流されていると言う意味合いも込めていますー
・直すすべはあった。
・船に積まれた本を読んで、現実と向き合い、船を調べれば、直せたかもしれない。
→これを書くとき、勉強を思って書きましたー
やっぱり体験の影響は大きいようです。
また、社会の動きを考えるのであれば、情報収集とも読み取ってくれればなぁーと思って書きましたー
<逃げ②>
・僕はボートに乗り移った。
・襲い来る波に、僕はボートに身を隠した。
→「襲い来る波」から身を隠すのは、不安な気持ちから引きこもると言う意味がこもっています。これは、後半の詩を推理すれば分かるようにしてます。
また、波には一つ一つの課題や難の意味も込めています。
・帰るすべはあった。
・ボートにあったオールを持って、現実と向き合い、こぎ続ければ、帰れたかもしれない。
→「ボートにあった オールをもって」
この二つの言葉がリズムよくって、何となく韻を踏んでる感じが好きですね。と言うかここしか目立ってテンポの良いところは無いですね(笑)全部このリズムで書ければ、より詩っぽくなってたのになぁーとは思います(無理(笑))
「こぎ続ければ」のところは、地道に持続して努力してれば良かったと言う意味を込めています。
<逃げ③>
・何もせずに数日が過ぎた。
・空腹と渇いた喉に、僕は激しく後悔した。
→何か後悔って本当ずっとしちゃうんですよね。
後悔しても、やらなきゃいけないことがあっても、携帯小説とか、動画をずっと見て、何もせずに数日過ごしてしまうことって結構あります。
・出来ることはあった。
・何故、僕は現実と向き合わなかったのだろう。
・現実と向き合い、努力をすれば、どうにかなっていただろう。
→ここで、主人公が思いっきり、後悔するところを入れています。ダメな主人公をしっかりと描くことで、決意の文が目立ちます。
また、ダメな主人公をしっかり描くことで、自分なんてダメだと思う人の心にも響いて欲しい。
どんな人でも変われるから希望をもって欲しいと言う思いを込めています。
<逃げ④>
・僕は後悔し尽くした。
・襲ってくる眠気に、僕は自分に激怒した。
→最初は無かった<逃げ④>ですが、詩の流れ的に、次のところでいきなり決意してて変だったので入れました。結果、強い言葉が出てきて好きなところですー
「襲ってくる眠気」と言うのは「パト○○シュ僕はもう疲れ○よ」的な意味を込めています。衰弱死しそうと言う意味です。
ここは誤解生むかもなので変えるかもですね。
・後悔なんてしてる場合じゃなかった。
・腹をくくり、前を向け。
・諦めなければ、助かるかもしれない。
→腹をくくり、前を向けは自分に使ってた言葉です。この言葉は、エタった小説
「左の剛腕」長編ファンタジー予定に入れたかった!のですがこちらで採用しましたー(笑)
もし、長編書く機会があれば「腹をくくり前を向け」は入れたいかもですー
<決意>この詩の核です。決意で主人公が変わるところを書きます。
・僕は決意した。
・ボートを漕ぐ力がなくても、絶対に溺れない心を持とう。
・ボートが海に沈みかけても、勇気のバケツを持って、不安の水を追い払おう。
→詩を書くきっかけになった、
僕のノートに書いた文「こいで進まないボートでも絶対おぼれない心を持とう」
と若干違うのは、もう漕ぐ力なんてないよぉー。
状態で、幾ら漕いでも進まないボートというのとは
状況が違うので、頑張って変えました(笑)
・僕は暗闇から身をのりだし、一筋の光を探した。
・僕は船を見つけてみせる。
→この表現を思い付いたとき、来たこれ!となりました。めっちゃ好き(笑)
特に、絶望して閉じ籠って、暗闇にいたところから、身を乗り出す(自分の殻を破ろうとする)。一筋の勝ち筋(希望の光)を探す。いい。
この一文を思い付いた時点で、他の描写は夜になりました(笑)
<戦い①>詩の状況と、現実と、逃げ①-④と上手く噛み合うように言葉を選ぶのが大変でした。<戦い>の所全部
・どんなに大きな流れにあっても、僕は前を見続けた。
→逃げ①「大きな海流」とリンクしてます。現実と結びつけるのは成功してますが、詩の状況描写としては不適切かもしれないですねー変えるかもです。
<戦い②>
・どんな不安が襲ってきても、僕は前を見続けた。
→逃げ②でもちょこっと書きましたが、「襲い来る波」とリンクしてます。
<戦い③>
・どんなに体が辛くても、僕は前を見続けた。
→逃げ③「空腹と渇いた喉」とリンク(ry
僕も体調不良にはよく悩まされます。
体調不良で長期間休んで、体調治ってないけど期間が来たから戻って、
これまた不利な状態で、長期間頑張った結果。
なんとか進路を得られた経験を思い出しました。
病気の方頑張って!
<戦い④>
・どんなに目を閉じたくても、僕は前を見続けた。
→逃げ④「襲ってくる眠気」とリンクしてます。
本当は現実から目を背けたいと言う意味で、
「どんなに目をそむけたくても」
としたかったのですが、
船を見つける中で、目をそむけたいとか、水しぶきが目に入る描写必要ですし、
眠気とリンクさせるには不適切なので変えました。
目をそむけたくっても、の方が好きです(笑)
<戦いおまけ>
・そして長い間、絶望と戦い続けた。前を見続けた。
→戦いの部分の文字数が少ないので、時間経過させないといけないですし、
人によっては、すぐ助かったと受け取られたら、不味いと思い入れましたー
詩っぽく無いかもですが、
決意してからも、長い戦いしたよ感を出したかったので、入れましたー
眠らなかったとあるので、長い戦いと言っても24時間くらいじゃね?
と突っ込まれないか、不安でした。
そこは気にしない方向で!(笑)
<勝ち>
・遠くで小さく光る。
・なんだ?
・星か?
・船だ
→当初、星ではなくて流木でした。決意の文で昼から夜に変わってここを修正しましたー
単に「あ、船だ」と言うより感動が大きいかなぁーと思って、こんな感じで書きましたね
・力の限り声を出し、思いっきり手を振った。
→当初、ボートにあったオールを持って振り上げたとしてましたが、
それだと予想外のちからが出た描写は描けますが、
あまり詩的でなかったのと、次の文に繋がらないのでやめました。
オール持った方が目立つよね?とか野暮な指摘を回避するために、その前にそんな体力残ってねーよ!と言ってます(笑)
・声をあげなかった人生で、一番強い声が出た。
・ボロボロにも関わらず、負けなかった体は軽かった。
→はい、ここ好きです。
その前の声を出し手を振ったの描写と繋がってますー
腹決めたときって、力が出るんですよね。それを描きたかったのはあります。
個人的に「声をあげなかった人生で」と言うところ、現実とかけるの上手いなぁーと自分で思いました(笑)
感想で、成長を読み取ってくれた方がいて嬉しかったですー
・こんな暗闇の中でも、勝ちきった僕の命は輝いていた。
→夜が設定になった後、この文を思い付いて入れました。本当にこの文が入れられて良かった……
ダメな僕でも決意すれば輝けるよ。と言いたかったんですよね。
誰でも輝けるから頑張って!と伝えたくて書きましたー
ここから先は、要らないんじゃないか(勝ちきった僕の命は輝いていた。で終わっても良いんじゃない?)と言ってくださった方がいましたが、
言われてみれば……!
私もまぁー無くてもよいかなぁーと思いましたー(笑)
ただここで終わると、「えっ?結局、最後助かったの?」
となると、悪いので、一応残しますが、
ここでなにも考えずに、以下の所を書いたところが、まだまだな所だと思いますねー
やっぱり、ここから先は、無い方がよかったのかなぁー(笑)
・気を失って……柔らかい床
・強い光が、部屋一杯に射し込む。
→強い光が暗に状況に打ち勝ったよ!と言うのを示してますね。
「一筋の光」を探していたところから、「部屋一杯に射し込む」と言う表現をすることで、勝ちきった後の、心が満たされるような安心感を演出してます。
・目覚めたベットの上で、僕は思った。
・どんなに現実が辛くても、現実と向き合い、前を見続けることが、大切なんだと。
この最後の一文入れるかは、めっちゃ悩みました。ここでも現実押すのは重いと思ったからです。
テーマにしたがって書きましたが、その辺は後書きとサブタイトルに込めた思いを参照してくださればですねー
まぁー、後書きで思いを書くと言うのは、雑な方法でしたね。
予約投稿してから公開する時間まで、めっちゃ悩んでましたー、まぁー実力的に仕方無いかなぁー(笑)と思いますー。
詩なのにストーリー性が強いだと……漂流記を読みたい方にめっちゃお薦め!読みたくなくてもお薦め!
絶望とボートの上で
【後書きの最後に】
いやーここまで読んでくれるかたっているのでしょうか?(笑)
こんな雑な文でも読んでくださるとか、スコッパーの才能ありますよ(笑)
あっ、誰も来てないと思うので言いますが、活動報告コメントは何時でも誰でも歓迎ですー
これ、ですますにしたら、童話になるかなぁーとか思いました。
小説の略は「絶ボート」にしたいのですが、とある人気作「なんちゃらフォーマー」に「絶ボー○・ボット」と言う組織があるみたいで、出来ません!!
くそぉー!
「・ボット」がついてないからセーフでよいですかね(笑)
いやまぁー、自分が思っていた(読まれる立ち位置と言うのを考慮して)より、評価がつかなくって勝手にへこんでいましたが
恐らく自分がこう言う詩を書いて、感動させるには、まだまだ、まだまだ、人生経験が足りてないのだと思います。
多くの人の心を打つ詩を、何時か書けるようになれたらいいですねー
(0p砂漠のあれはエッセイと間違われるほどですし、感動与えてるのは、詩よりも行為なので(笑))
まぁ、語彙力的なのと、これから苦労しなきゃいけないのは、しんどいので、今は諦めます(笑)
それでも、読んでくれたかたや、感想やコメントやメッセージ等で思いを伝えてくれたかた。褒めてくださった方、いろんな反応、嬉しかったです!
pvや、2pのありがたさを、人気の全く無い経験をされた作者さんの次に知ってる自覚はありますので、
この詩を読んでくれた方全員、本当にありがとうございました!
再コメ承知しましたー
僕の手にあるオールはどこへ向かう
小さくとも積まれた1冊1冊の本は何の為にある
大きな海域を漂う為か?
違う、全てを受け入れる為だ
疑問系を重ねていく形かっこよくて凄いですー
この発想は無かった!ですね
小→大とやってるのも面白いですー
設定上は、オールを持つ体力はなく、本は船に積んでいたものですが、多少崩しても良いくらいですねー
逃げから進むというのが面白いので
いやー、申し訳無いけど期待はしないでください(ポンコツ笑)
考えを変える描写を入れるのは、ありだなぁーと思いましたが、
繰り返しからの、決意のところを目立たせると言う意味合いもあるので、今のまま抽象的でも良いとは、思います。
詩を熟読してじっくりと考えてくださったのが伝わってきます!本当にありがとうございました!