ベルハイム王国第一王女、ルビー・ローズ・デルファイア。彼女は『毒使い』という能力を恐れられ、家族から虐げられて幽閉されていた。そんなある日、ルビーは魔の国とも呼ばれるラングレー皇国への嫁入りを言い渡される。妹であり聖女のアクアマリンの身代わりとして。
人を疑うことを知らないルビーは嫁入りしたものの、初日に夫であるセオドアに正体を見抜かれる。「ほしかったのは聖女の妹だ。そなたは不要だから、妻とは思わない」と通告されてしまうが――。
これは無自覚最強王女が幸せを掴むまでのシンデレラストーリー。
※男性陣の性格が最悪というお声をいただいています。書籍版では調整されています。
◎2025年3月5日、KADOKAWAドラゴンノベルス様から書籍発売!書き下ろしエピソードや加筆があります◎