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連載 85エピソード
小さな竜巻の異名を持つ8歳の少女ソレイユが、自分より知能が低い生物のステータス鑑定ができるようになったり、ダンジョンの隠し通路を見つけたり、精霊とお知り合いになったりと……規格外の行動で、幼馴染みのライゼスを巻き込みながら成長していく物語である。 【6月1日 第三章開始。月・水・金曜日に更新】 【4月23日 タイトルを変更しました(旧題:自分より知能が低い生物のステータス鑑定ができるようになりました)】 【1月15日~ 作者の誕生日記念で連載開始☆】
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異世界[恋愛] 残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月21日
連載 完結済 79エピソード
普通の生活をしてみたい。 魔術師としての極みに到達した男が抱いたのは、そんなありきたりな願いだった。 彼が望んだのは、弟子達の作り出した技術により変わった未来での生活。 弟子達が生み出した魔術を利用した道具。魔術機。 それは将来、一般家庭まで普及して、生活を変えるだろう。 それによって様変わりした世の中を見てみたい。 そして、魔術にどっぷり使っていた今とは違う生き方をしてみたい。一市民として暮らしたい。 寿命の近づいた男は、その欲望に対して忠実に動いた。 使ったのは『新生の魔術』。すなわり、生まれ変わりである。 百年以上の時を経て、すっかり文明的になった世界に、最強の魔術師が復活する。 マナールと名前を変えた男。 彼が訪れたのは、様変わりした世界で最も危険な街だった。 魔術機によって便利になった社会。 巨大な魔境に挑む人々。 その隣に位置する危険すぎる街。 更には貴族以上に権力ふるい、好き勝手する魔術師達。 それらを尻目に、マナールは『普通の生活』目指して、活動を開始する。 宿の確保。 就職活動。 住宅状況の改善。 貯金。 大家の女の子とのお出かけ。 たまに人助け。 地道に生きようとするマナール。 しかし、大きすぎる力は、常に何らかのトラブルを呼び寄せる。 世界一危険な町の魔術師達が彼を放っておかない。 たまに見え隠れする、師匠の差し金。 あとなんか、普通に降りかかるトラブル。 「私は普通に暮らしたいだけなのに! なんでこうなるんだ!」 本人の意志を無視した出来事に、頭を抱えながらもマナールは力尽くで切り抜けていく。 果たして彼は、平穏な生活を手に入れることができるのか。 ついでに、マナールが動く度に神経をすり減らす領主代理の胃は無事でいられるのだろうか。 魔術師の街で、今日も最強の魔術師が(結果的に)大暴れする。 本人の望みとは裏腹に。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15
最終更新日:2025年01月31日
連載 123エピソード
 大国エストライア帝国にある五大公爵家の一つ、ラングハイム家の長男として生まれたヨナは、生まれつき膨大な魔力が原因で寝たきりの生活を強いられていた。  ある日、ヨナは偶然にも一冊の本に出逢う。  それは、失われてしまった古代魔法の全てが記された本。  その日からヨナは、古代魔法の習得に心血を注ぐ。  本に記されていた一文……『物体を操る魔法』があれば、いつかきっと普通の人のように歩けるようになれると信じて。  努力が身を結び、ヨナは自分の力で立ち上がることができるようになった。  歓喜に震えたヨナは、自分がもう出来損ないではないのだと知ってもらうため、父のもとへ向かう。  ……だが、そんな彼の努力を、奇跡を、父は認めてはくれなかった。  それでもいつか家族が見てくれると信じて必死に生きるヨナは、十一歳の誕生日を二週間後に控え、残酷な現実を突きつけられる。  ――自分に残された命が、あと一年しかないことを。  絶望に打ちひしがれるヨナは、死ぬ前の最後の望みとして世界中の伝説を求めて旅に出る。  だが、彼は知らない。  旅の先で、彼の古代魔法がたくさんの奇跡を起こすことを。  ――たくさんの大切な人との出逢いと、たくさんの幸せが待っていることを。
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ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2024年03月26日
連載 238エピソード
四十二歳のおっさんにして村の英雄、グレアム・ウォード。 グルザルム王国の辺境にあるフーロ村で生まれ、一度も村から出ることなくこの歳まで生きてきた。 平穏に暮らせていたのなら良かったのだろうが、このフーロ村は魔王領の真隣に位置しているという史上最悪の立地の村。 魔王領からやってくる魔物の数は半端ではなく、更に魔王軍が王国を攻めてくる際には必ずこの村を通る。 グレアムには王国を守るという気持ちは一切なかったが、村を守るために魔王軍とは幾度となく戦い、一度でも進行を食い止めれば勇者と呼ばれるであろう偉業を、これまで五度に渡って魔王軍の進行を食い止めた。 ただ、グルザルム王国は地図にもないフーロ村のことを把握しておらず、影の英雄の存在には気づいていない状態。 このまま人知れることなく、フーロ村で密かに死ぬ運命であったグレアムだったが、五度目の魔王軍の進行を食い止めた時に片腕を失ってしまった。 英雄であろうと農業を強いられる村であり、片腕となったことで以前のように体が動かせず足手まといになると悟ったグレアムは、四十二歳にして村を出る決断をした。 世界中の誰も知らなかった英雄が今まさに井の中から飛び出し、グレアム・ウォードの名を大海に知らしめることとなる――。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月19日