魔王軍と人間の存続を賭けた戦争から数百年。 人間側の勝利という形で戦争は集結し、魔王軍など既に影も形も存在していない時代。 かつて魔王軍に戦争の道具として開発されていた一体の兵器が、何の因果かこの平和な時代に目を覚ました。 「我輩……よもや数百年も寝坊してしまったのか……？」 所属する部隊も、存在意義も見失ったその兵器は、己を必要としない時代で何を感じどう生きるのか。 自分というものを作り上げていくための旅が始まる。 ---------------------------------------------------------------------- 不定期更新です。気を長くしてお付き合い頂けたら幸いです。 Twitter：@niaoerito

夕焼けに染まる小さな社で少女は子ぎつねと出会った。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 そこから始まる不思議な出来事。祠を守れと姿を現した守護神からお願いされる。 壮大な願いを託された少女。狭井チハルは子ぎつねロンと共に走り出した。

最年少プロ棋士を期待された長谷一輝は16歳に四段プロデビューするが、プロの厚い壁に阻まれていた。これはそんな彼がプロの頂点を目指す物語である。 この作品はノベルアッププラスさん、カクヨムさん、エブリスタさんでも公開しています。

　ある日俺、日野新は、父の仕事に巻き込まれて命を失ってしまった。 　ふと目を覚ますと、俺は見知らぬ場所にいた。体は小さな女の子になっていて、動物の耳と尻尾が生えていた。 　そこは異世界だった。人々は魔法を用いて暮らし、俺はとある『家族』が住む家に転生していた。 　ある日の夜。俺は家を抜け出して、森の中を駆けていた。いるはずのない、視界に入るはずのない『もう一人の自分』の正体を確かめるために。 　そこで俺は、自分の正体を知った。俺は小さな女の子になったわけではなかった。 　俺は人狼だった。 　これは俺たちが世界から魔法を消し去るまでの物語。 　異世界に転生した俺が、再び命を失うまでの、とても長い物語だ。 (基本的には1話3000から5000文字でやっております。振れ幅大きいのはごめんなさい) (誤字や矛盾点など有ればご指摘ください) (読んでくださった方、ぜひ評価をお願いします) (定期的に全然更新できない時があります。リアル忙しい故で)

17年に渡る大戦が終わって20年以上が経ち、人々は平和な日々を過ごしていた。しかし、彼らの知らぬ所で、不安の影が動き始めていた。

　ラディルベ大陸には火の国、水の国、風の国、雷の国、鉄の国、氷の国、土の国、花の国、幻影の国、守護の国、治癒の国、優の国、そして竜の国が存在する。 　その名の通り、人々は自国の名前通りの能力（スキル）を操る事が出来た。 　ただ一つ、竜の国を除いては…。 　竜の国の人々には能力（スキル）が存在しない。故に過去に他国から迫害された過去をもつ。 　舞台はそんなラディルベ大陸の東に位置する島国、竜の国。　 　九割は山と険しい崖に覆われ、島の七割は竜、三割は人間が共に生きてた。 　能力（スキル）を持たない竜の国に住む人々にとって竜は生きていく上で必要不可欠な存在。 　竜と生涯共に生きる契約を果たし、厳しい訓練と試験を乗り越え竜使いになるのはこの国最大の誉れであり最大の目標。 　もちろんこの国に生まれ育ったラーシャも例外ではない。 　いつか、父と母のように竜使いとしてこの国から飛び出し世界を回りたい。 　その為にも最高の相棒となる竜と契約を果たさないと。 　そして、いつか相棒と一緒に夢を叶えられたら…。 　そんな少女のささやかな夢は、世界を混乱に陥れる事件に巻き込まれていく…。 ++++++++++++ ほぼ、毎朝6時更新中です！ よろしくお願いします！！ 2024.10.28 ネトコン12、一次選考通過しました。 応援していただいた皆様、本当にありがとうございしました！ これからもよろしくお願い申し上げます。

3人の少女がメインとなって紡ぎ出すストーリー。 3人の少女は各々ある『キョウキ』を持っていた。1人目の少女は誰かのために、2人目の少女は別の誰かのために、3人目の少女はまた別の誰かのためにそれを利用したのだ。しかし、全員が欲したものは共通していた。それは幸せだった。 結果、幸せになったのは＿_。

ミドラス随一の調教店（テイムショップ）【ハルヲンテイム】 ふとした一匹の白蛇との出会いから見習いとして働く事になったエレナ・イルヴァン。 親にも見放され、狭い世界で陰鬱と生きていた彼女の世界がひとつの出会いから劇的に変化していく。 店の仲間を中心に広がる世界と色づく日常、泣いたり、笑ったり、驚いたり。 お店や街で起こる刺激的な出来事。まさかこんな事になって行くなんて⋯⋯。 そんな日常の風景や出来事をつらつらと綴っていきましょう。 　ここは中央都市ミドラス随一の調教店（テイムショップ）。 　動物（モンスター）の事で何かお困りですか？ 　何でも相談承ります。 　皆様のご来訪、心よりお待ちしております。 カクヨムにも連載

2021年9月27日完結済み 『これは世界のためなら何度でも』のDルートのその先のお話。 ここは主人公、神成聖夜が生きた時代の300年前。 この世界は世界神の策略により魔力濃度が10倍に跳ね上がり、生物は独自の進化を遂げていた。 それが原因で全ての生物は独自の進化を遂げていった。 結果、その世界は最も危険な無法地帯となっていた。 その時代を未来の人間は『暗黒時代』、そう呼んだ。 聖夜達は元の世界に帰ろうとするがそこにさまざまな障害が待ち受ける。 世界神の側に使える10の王の名を冠する【王天使】達。 そして存在が災害と認定されるほどの力を持ち、自らを【神】と名乗る3体。 そして今は眠りし終焉をもたらす竜。 聖夜は運命（Desteny）を変えるため、仲間と共に障害を乗り越える。 『世界のためなら何度でも』の続編。 初めて読む人のためのあらすじもありますので前編を見なくても楽しめると思います。 続編『明けない夜に』は3の倍数の日の20時更新！！

2050年の日本には人間の世界の闇に紛れてヴァンパイアが存在していた。 高校生の伊純楓はある日の夜、焼けるような熱に襲われ、突然人間からヴァンパイアになった。昼は人間の姿をして、夜はヴァンパイアの姿という人間とヴァンパイアの混血である。その混血は不老不死になるという。 この世界では大半の人間はヴァンパイアの全滅を望み、大半のヴァンパイアは人間を食料としか思っていない。相反する思想を持つその２種は争いを続けてきた。 しかし、人間とヴァンパイアの共存を望み密かに組織内でそれを実現しているモラドという組織が存在する。 モラドの目的はこの世界で人間とヴァンパイアが共存し、世界の平和を手に入れること。　 そのモラドの目的に共感した楓は組織の一員になり。目的達成のために動くと決めた。 この世界で食うものと食われるものの共存を成し遂げるため混血、そして不死の伊純楓は困難に立ち向かう。 ※物語の都合上、吸血鬼について伝承とは多少異なる部分もあると思います ※拙い文ですいません。あと、好き勝手書いています

　人間の感情エネルギーを糧とする侵略性高次元存在から世界を守るために日夜戦う魔法少女『メインテイナー』。その一人であった現夢循は激しい戦いの中でその命を落としてしまう。 　エーテル体となった彼女は生前目を付けていた後継者候補の所へと向かうと、日奉虹にメインテイナーとしての役割を引き継いだ。いつもニコニコ笑顔で人を引き付ける才能のある彼女なら相応しいと信じて。しかし、循が想定していた以上の才能を持っていた虹は一癖も二癖もある人物だった。 　これは独特な人間である虹に振り回される事になってしまった循の、先人としての戦いの記録である。

人族の王と魔族の王のそれぞれ子供が生まれた。 数年経ち、二人の子供たちは知ることになる。 いずれ、人間と魔族との間に戦争が起き最悪の場合は死ぬことになると言う事を…。 「「そんなの、絶対イヤーーーー！！」」 互いに遠く離れた土地で叫んだ二人は同じ事を想った。 人間と魔族仲良くできたらいいのに…と。

高校1年生の高浦セイは、異世界へ勇者として召喚される。 しかし召喚の副作用で増えるはずの魔力がまさかのゼロ。 魔王の一柱を倒すのがセイのミッションだったが、それには魔王さえ超えるほどの魔力が不可欠。 ただ魔力が無いという、それだけの理由で、セイはいきなり奴隷へと堕とされた。 しかし自分がなって初めて気づく物も多い。 理不尽な差別。不平等な人権。無に等しい希望。 セイは決意する。 理不尽な世界で、全ての人類が平等な社会を創らなくては――と。