ブックマーク一覧 竜胆 全3件
短編
『お前は、俺の家来だからな!』 泣き虫ピュリアは、勇者様の一の家来。 魔王討伐に旅立つ彼のお供として、そのお世話に援護に余念が無い。 けれど、パーティーの仲間はそんな彼女を嫌い、次々に離脱してゆく。 全ては彼女が振るったその『力』に、原因があったのだ。 『おぞましい娘。穢れた女』 聖女様にすら見捨てられたピュリアを、それでも勇者は連れ歩く。 『光と闇が合わされば、それ最強じゃね? 勇者である俺の家来に、相応しい力だ!』 ピュリアの手を引き、勇者は笑う。 大好きな、大好きな、優しい勇者様。 だからピュリアは、彼の傍を離れない。彼を守る為なら、何でもするのだ。 例え、この身が、どうなろうとも。 ――ピュリアは、勇者様の家来なのだから。
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2023年02月27日
連載 完結済 7エピソード
 「我等が死んでも、彼等が居る! 我等が死んでも、竜眼の紋章旗は死なぬ!」  この作品はArcadia様にも投稿させていただいています。
作品情報
ノンジャンル[ノンジャンル] R15残酷な描写あり
最終更新日:2015年06月27日
連載 完結済 58エピソード
 「戦いを!   戦いに次ぐ戦いを!   俺達は猛き風! 俺達は真紅の太陽!   ならば、ただ与えられるのを待つ事は無い!   名誉と栄光を――勝ち取らん!!」  嘗て北部の風の中、攻め寄せる闇の軍勢の前に立ち塞がった男がいた。  血と泥。肉と骨。鋼の掟と、そして雄叫び。  並居るクラウグスの勇者達の中でも数少ない、戦士の中の戦士と評されたアッズワースの大英雄。  彼と彼の戦友達の戦いが神話と成り果て、黴臭い伝説として誰の心からも忘れ去られた時、闇は再び北の大地に蠢き始める。  ならば  ならば彼は眠らない。  ――伝説は蘇る。 2015年10月15日、『ティタン アッズワースの戦士隊』と言うタイトルで アース・スターノベルさんから出版させて頂きました。 拙作を応援くださった皆様の御蔭です。有り難う御座います。
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2016年10月19日