彼女の名前はマリー・ロビン。22歳。
とある男爵令嬢に仕えていたレディーズメイドだ。
長閑な森の中の湖で、彼女はその生涯を終えた。
事件を捜査する刑事は、彼女の関係者に話を聞きに行く。
マリーが仕えていた男爵令嬢、マリーの婚約者、同僚、そして父親…。
しかし、何故か彼らはマリーの死を悲しんでいないように見えた。
彼女は彼らに虐げられていたのか?裏切られていたのか?
けれど、再び刑事が彼らの元を訪れると、様子が一変していた……。
マリー・ロビンとは、どういう女性だったのだろう。
彼らは本当に彼女を愛していなかったのだろうか?
彼女の"死"をきっかけに、暴かれた父の、婚約者の、友の本当の想い。
そして、刑事の選択は……。
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完結しました!ありがとうございました!
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